切通しを戻り、桟橋方面へ戻ります。
弾薬庫
隣の小穴が中身を見るための通路です。
ガイドツアーの時のような人だかりがないのでじっくり観察できますね。
発電所まで戻ってきました。
石炭発電所はディーゼル発電機に換装されながら発電所として現役のものです。
かつて明治時代には、江ノ電も片瀬に発電所を持っていたのですが、関東大震災で崩壊してしまいました。
この発電所はその頃の作りを今に伝える重要なものです。
片瀬発電所の図面ってあまり綺麗な形で出版されていないのですが、もうちょっと綺麗な画像が出てきたらこういうの再現したいなぁとか。
中を覗いてみると、構造レンガがよく見えます!
外はモルタルで固めているのでしょうか?
謎のレンガ管。
水とかを通していたのでしょうか。
向かって右が発電機、ドアの前にボイラー、
左の出っ張りは石炭置き場だったそうな。
効率的ですね。
いやぁ、いろんなアングルから撮っちゃう。
すてきすてき。
島の入り口には、ウェルカムセンターがあります。
案内所、レストラン、トイレ、といったインフラは基本的にここだけにあり、あとは自然の姿が残されているという感じです。
土木遺産のプレートと、
旧軍の出土品の数々。
レンガの解説とか。
発電所の中!!!!
1894年、江ノ電片瀬発電所よりも古いですね。
オーシャンズキッチンでお昼ご飯(14時)
肉そばと、
猿島揚げという薩摩揚げ。
トンビがいるのでかなり注意がいります。
彼らには背後を見せないのがいいです。
デッキの周りは船を待っている人が多いので、
出港時刻になるとさーっと人が減ってトンビがこちらを見てくるようになります。
時間帯を見計らってサクッと食べるが吉。
猿島仙人杖というのを貸し出しているらしい。
コロ助のために貸出は停止。
海軍港 のモニュメント
横須賀軍港の範囲を決めるためのものだそうで、
ちかくにある隣の杭までの距離を示しているんだとか。
現代的なポールだなぁと思いましたが、どうやら破損した石碑を補強しているみたいですね。
防波堤は石積みで、すこし形が崩れてきています。
正面に見えるがウェルカムセンター、
1階はレストランの厨房やバーベキュー用品のお店があります。
2階はテラス、案内所、トイレ
3階は事務所、資料室と、おそらく団体で食事を取れるようにするためのテーブル席があります。
背後に発電所の煙突が見えます。
目立たないでしょ?
貝が穴を開けた石が転がっています。
あと砂が黒いですね。
ひょっとして…磁石とか…
遠くの海には護衛艦の姿が。
ちょっと艦番号がわかりませんが…ヘリコプター乗せられるタイプなのかな
ロービジってすごいですね
シーフレンド1で三笠桟橋に戻ります。
1時間に1本ですが、積み残しが出ると30分間隔に臨時便が増便されます。
並走するのは補給艦?
燃料や弾薬、食料などを抱える船です。
三笠桟橋にもどってまいりましたー!
しゅるしゅるっともやいを結びます。
いかにもクルーザーって感じですね。
幸浦のアウトレットにあったような。
152人も乗れちゃうらしい。
三笠ターミナルでお土産を物色し、
2階に行くと、第二海堡の模型が。
どうやら上陸クルーズもやっているらしい。
長らく立入禁止だった軍の要塞。
すごい。行ってみたい。
砲台の模型もありました。
その後は三笠を眺めます。
広角で入りきらない…
音楽を流しながら動く音楽噴水です。
コンピュータ制御で動くというのが
なんとも昔の人間のコンピュータに対するこう期待を感じてしまいますね。
横須賀学院と米海軍病院に囲まれ、これだけ広いのにどん詰まりという三笠公園。
周辺には三笠の名をつけた建物もあります。
船の名前が町の名前になってるの、面白いですよね。
からの手書き看板
さいか屋がチラッと見えたので、寄ることに。
閉店って噂だったし。
クラシカルな歩道橋で渡ります。
藤沢市民にはめちゃくちゃ見慣れた看板も
横須賀で見ると新鮮です。
デパートの向かいにはこんな古そうな宿が残ってるんだから横須賀ってすごい街ですね。
豊島屋の鳩人!!
藤沢店とは違う横須賀オリジナルですね。
建物は結構あたらしめ。
なんと!道路の上の連絡通路です!
上野松坂屋や日本橋高島屋とかを思い出しますが、
かつては3つの建物を連絡通路で繋ぐ巨大商業施設だったらしいですね。
隣の建物のテナントはすでに多くが撤退していました。
人だからができている入り口。
ガラスが軽快な印象を与える、平成って感じの豪華な建物です。
エントランスは装飾がいっぱい。
入り口は回転ドアがあります!
2004年に六本木ヒルズで起きた事故をきっかけに、回転ドアの撤去痕が目立つようになりましたが、
現在では挟まれそうになると扉の先が折れ曲がって空間ができるようになっていたりと対策が進んでいるようです。
このドアって気密性が高いので外気が入らないので、東京ドームみたいな空気圧が必要な建物では有能な機能だったりして。
しかもこのご時世、ドアに触れずに建物に入れるってのは大きいですなぁ…もしかして復権するかしら?
閉店まで残り9日
その後はテナントビルとして再開する予定とのこと。
さいか屋のロゴマークの由来になった白鳥の飾りがありました。
いやーなんかすげぇお宝っぽいけど扱い…!!
捨てられちゃうってことはないと願いたいけど、藤沢店で展示されないかなぁこれ。
残念ながら屋上は閉鎖されていました。
店内では、さいか屋を取り巻く横須賀の歴史写真や、雑賀屋呉服店にはじまる社史の原稿などの展示が。
建物の写真や歴代の包紙に大興奮するオタクと元百貨店員で話に花が咲く咲く!!!
そうしたら、声を掛けられて。
騒ぎすぎちゃったかなぁと思ったんですが
「毎○新聞の記者でして、地域の声を取材したいなと思ってるんですが」
なんと新聞記者の取材でした!
ところが
「地元の方ですか?」
「あー…いや、地元ではなくて…」
「お買い物でいらしたんですか?」
「あ、いや、猿島観光のついでに、なくなるって聞いたので…見てみたいなって思ったんです」
「あー……よく利用されてた、とか?」
「えっと…横須賀は今日が初めてで……藤沢店はよく行くんですけど」
「あ、そうなんですか……横須賀はどうですか?」
「横須賀店って大きいんですね!藤沢はこんなに大きくないので驚きました!」
「あー……どうもありがとうございます……」
僕は記事になるような一般人ではなく、記者の頭にハテナがたくさん浮かんでいるのが見えた……
その時我々は完全なる不審人物だったのだ…。
そんなこんなで飯にいきましょうと。
ちょっと洒落た近代建築っぽい電気屋さん
三笠ビル
街路整備のときに作ったという、防火建築です。
時計の上には黒船が。
かつてはカラクリ時計だったのでしょうか。
横須賀にはこのような、防火建築というか長屋スタイルの商業建築が多いなぁと感じてしまう。
人がいないという驚き。
なによりどぶ板通りが閑古鳥なのが驚きました。
しかし私みたいな気弱な人間には、アメリカムードなお店は、事前情報なしだとちょっと入りにくい…というのもあり…日本人が群がってたらまだ気軽に入れるんですが。ウェルカムされなかったらどうしようみたいな。
なんとなく境界を感じてしまったり。こういう時どう接するのが正解なんでしょうねぇ。
旧ダイエーの海軍カレー本舗へ。
素敵なテーブルです。
ここはバイキングで4種類のカレーが食べられます。というか、飲めます。
ということで、
ドリンクバーです。
しらせソフトクリームまでいただきました。
ベルトを緩めましたがひさびさに胃袋が触ってわかる感じに。
食べたらすぐ眠くなるという……年取ったものです。
ちびりゅう枕とスカレーちゃん
ここで売ってるみたいです。
特務艦はしだてを眺めます。
後日ドック入りしたそうですよ。
むらさめを眺め
横須賀駅へ。
なんか天井こんなにあかるかったっけ?
というのと、券売機の壁のところこんなにシンプルだったっけ?と。
ここにもスカレーちゃん。
鏡を置く駅、クラシカルだよねぇ。
錆びてきている百選。
235広告を初めて見ました!
ホームの古レールです。
さて、横須賀、実はまだまだ見るもの食べるもの、
いろいろあるのかもしれません。
先日の逗子もそうですが、三浦半島、まだまだ見るものたくさんありそうです!
それでは、また。
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