6月。この日は小田原へ。


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三の丸ミニミニ読書席 と名付けられたベンチを発見。
密封ボックスの中に文庫本が入っているというユニークな空間。

だれかが維持管理を頑張ってるんだろうなぁ。




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時を超えて、オレ、登城。

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二の丸観光案内所。
1933年に図書館として開館した建物は、
入母屋に破風付きという、洋風建築ながらも和風テイストという面白い建物。
城の堀を保存した小田原の街。櫓や天守閣を失っても城のアイデンティティに対する美意識があったのでしょうか。洒落てますねぇ。

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さて、この通り小田原城が城らしく整備されているのは、
実は割と最近になってのことで、明治に入ってから小田原城は荒廃していて、
そこに公共施設や文化施設がたくさん並ぶこととなりました。

その後、1960年に天守閣の復興、1971年に常盤木門の復興、
1997年の銅門復元など、小田原城址公園を城郭として復元する事業が進みます。
その中で、かつて場内にあった公共施設はその姿を消していくことを運命づけられました。



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小田原市郷土文化館
まだ履修できておりません・・・。

民俗資料や歴史資料を収集・公開している場所らしいです。


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あじさいの季節でした。


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こちらにあるのは小田原市立図書館


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の旧館です。
現在はミナカ小田原に移転しました。

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シンプルでありながら、3階はとても窓の大きなつくりをしています。



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児童室もあったようですが、がらんとして静かな雰囲気。
近くを通った子供がそそくさと走り抜けていきます。

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さよなら装飾が残ります。

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L字型の角に入口がありました。
3階の開放感、配管のディテール、なかなか作ろうと思って作れるものではありません。




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立派な文字です。


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中を覗き込んでみましたがあまりよく見えず。
どのようになっていたのでしょうか・・・。

図書館という場所がら、内装資料はないのかもしれませんね。

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星崎記念館の文字。


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この建物は1955年、星崎定五郎という実業家の木府で建設されたんだそうな。
星崎記念館についての知識がここに詰まっています。

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かなり配管が外側に張り出していますが、これは後付けされたものなのでしょうか。




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少し登って天守閣の裏へ。

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ここには児童遊園があるのですが、
それについては後程別の記事で紹介したいと思います。


こちらは商工会議所。

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1971年落成というビルです。
この張り出した建物がとても立派。


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2021年2月に本部機能は移転しているそう。

現在はワクチン集団接種会場として利用されているようですが、
小田原市の借地の上に経っていることもあって、今後の利用方法は協議中なんだとか。


小田原城の周辺だけでもなかなかこだわりを感じるビルを眺めることが出来ました。
やはり歴史文化溢れる都市。モダンな建物や古風な建築が多々あるようで、もう少し山登りも必要見たいです。

色々見ていきたいですね。
それでは。