10月は7日のこと。
東海道線で西に。

天気はイマイチ。
でもワクワクしています。
岳南電車のクラウドファウンディングの返礼品、車両基地見学会の日なのですから!!

ちょっと海を写してみたり。

やってきたのは熱海駅。


OA機器・カメラ
リコー
TOKYO-GINZA San-ai
とあります。
銀座にある円筒形の三愛ビルにリコーの広告がついていますよね。
リコー創業者が掲げる「人を愛し、国を愛し、勤めを愛する」三愛精神というのもをもとに
三愛、リコーと名のついた関連会社が多数作られたのだそうな。
三愛会のサイトとか見てみたんですが、やはりちょっとよくわからない・・・。
しかし北海道からサッポロビールの看板が消える昨今、
熱海駅にこんなホーローの広告が残っているのは凄いですね。
というか、乗降促進音スイッチの下にあって取れないというだけなのでしょうか。

ここからこの211系に乗ってさらに西へ進みます。
JR東海の臭いがムンムンしてきましたよ!

静シスという表記も湘南ではなかなか見かけません。

この211系は窓が大きく前面展望がよく楽しめるように作られています。
名鉄に対抗したものでしょうか?

発車を待っていると、リゾート21「黒船電車」がやってきました!
展望室付きの電車はやはり素敵です。
バブルの遺産でしょうか。本当に素敵なものを昔の日本は作ったなと思います。

丹那トンネルを抜けると、そこは実りの季節ですね。

三島でいずっぱこを眺めます。

三津シーパラダイスに油壺のアザラシが向かったとのこと。
行かねば……。

沼津駅で途中下車します。
ポストを見に行こうとしたのですが。

沼津と熱海を比べたら熱海の方がクラシックだと思っていたんです。
まさかの沼津の方がクラシック……。

そば屋が開いてれば食べたのになぁ。

自販機コーナーが並びます。
岩見沢駅を思い出します。

自販機コーナー
ビール・飲み物・たばこ
と書かれていたようですね。
そして、沼津駅のホーム構造がめちゃくゃ個性的であることに気づいた私。

さて、階段を降りて反対のホームも含めあれこれ観察してみることに。

まずは東海道線下り、1〜2番線から。

見事な木骨ホームです。

東海道線ですが、列車を待つ人の姿はなく閑散としたホームに、
整然と並ぶ木組みの柱。
詳細は分かりませんが、相当古いものなのでしょう。

そこに211が走っていきます。
国鉄の匂いがムンムンしますね。
国鉄時代、生まれてないけど。
お次は3〜4番線。

屋根に飾りあるのわかります?
これ蒸気機関車のススがホームの中に入らないように作られるものらしいんですが…
博物館にしかないものだと思ってました…こんなところにあるなんて。
5〜6番ホームは御殿場線ホーム。

ここは古レールを使った鉄骨です。

なめらかなY字を描く美しい構造です。
いやーこんなものをいきなりみたら
おかしくなっちゃいますよ…。

沼津駅の改札を出たんですが、なんともう駅舎で頭がいっぱいになりポスト調査のために下車したことを忘れる始末。

駅前に出て、ラブライブの匂いを感じつつ、

モニュメントだけ撮ってなんか満足して電車に乗ります。
なんのために降りたんだっけーとすら思ってた()

跨線橋も廃レール利用の立派なもの。
JR東海はこう言う構造物をしっかり維持管理してるんですね。

211系が止まっていました。

311系など頻繁に電車が来ます。
私が乗った電車も313系でした。

静かな電車だなぁと言うのが感想ですね。
211系も多分MGじゃなくてSIVがついてるのなんか音の違和感がすごくて…185みたいなうるさい走りは見れないみたいですね。
吉原駅に到着。
地図で見た時はただの駅でしたが、
実際に降りてみると側線の数に驚きます。
ここがかつて貨物列車の一拠点であったことを窺わせますね。

改札を出ると岳南鉄道線の案内看板が。
岳南鉄道は2013年に岳南電車という子会社に事業を移管。正式には岳南電車岳南線と呼ばれるようですが、
まぁ岳南鉄道ってそのまんまだからそっちの方が通りがいいよねと言う気がします。
(社名変更しても愛称が浸透しすぎて結局正式名もそれに合わせたどこかノ島電鉄が頭をよぎる)
JR東海の案内は岳南鉄道のままみたいですね。
こういうの、代々木の会社ならすぐ変えそうなんですが、国鉄テイストな看板が各所に残っていてノスタルジックです。

こんな新しい看板は岳南電車ロゴ。
キャラクターの「岳ちゃん」が描かれています。

これが吉原駅舎。質実剛健という感じ。
今時貴重なデザインだと思いますよ。
看板の指示に従って歩きます。
流鉄流山駅や小湊鉄道五井駅も近いような連絡駅なのですが、
しかしほんとうにここは貨物第一の鉄道だったのか、ホームがしっかり離れています。

途中地下道を発見。

こういうの全国にあるよね。
ここだけじゃないと思う。

JRのホームから連絡改札があると言うことを知らずに回り込んできてしまいましたが、まぁ良いでしょう。

ここが岳南電車の吉原駅です!

模型のレイアウトとか置いてありました。

掲示板が置かれています。
使われてはなさそうですが…年季が入っていますね。

券売機はなんとキャッシュレス対応というギャップです!
まぁ、バスみたいにワンマン精算するので他の駅には券売機そのものがなかったりするわけですが。

ススキが飾られていたりと、人の手を感じます。

ホームはアーチ屋根で、これは岳南電車全体的な特徴になっています。

顔出しパネルもお手製。
今回、クラファンの返礼品として一日乗車券を10枚いただきました。
今回は1枚だけ日付けを入れてもらいます。

岳南電車は30分間隔の運転で、
こっちのインターアーバンみたいな路線とは少し趣が違います。
しばし電車をボンヤリと待ってみます。

謎の駅 ジヤトコ前 とは?!
名前の通り、ジヤトコという日産系の自動車部品メーカーの工場がある駅で、
かつては日産前という名前だったらしい。
ホーローをイメージした看板、フォントの丸みがほどよくいい感じですね。

岳南電車は、すべての駅から富士山が見えるというのを売りにしています。

このように、各駅のホームに富士山が見える場所を書いているのです。
しかし天気まで操れない…これは次のチャレンジですね。
とりあえず電車が来るまでだいぶ時間があります。

モーターカー?
あまり見ない形ですね。

保守用車なんかを眺めてます。
次回は電車で岳南富士岡駅に向かいます。
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