十国丸に乗って箱根園に到着しました!
港と直結した総合レジャー施設というと凄いですね。
箱根園って名前を聞いててっきり山奥にあるもんだと思ってたんですよ。
”小田急グループの観光ガイドでは紹介しないから!!!!”
小田急グループでは箱根山のホテルに行く高速バスが立ち寄るくらいなので路線図にぽろっと載るだけ・・・。

きうじ所蔵、伊豆箱根鉄道発行の箱根スカイラインコースのカタログです。
箱根園が写っています。私がいま接岸した桟橋には当時最新鋭の双胴船が並びます。
当時は世界の民家を並べた国際村とか、キャンプ場とかがあったらしいです。
今はゴルフコースになっています。

こちらは箱根スカイラインコースの案内図です。
まるで駒ケ岳がメインで大涌谷がサブ観光地のように書かれていますが、
今やすっかり逆という印象。黒タマゴの力でしょうか。
今回は水色バスルートで大涌谷を回り、湖尻から船で箱根園へ、
そこからロープウェイで駒ヶ岳へ行って戻ってきます。

ちなみにこちらは箱根登山鉄道の案内。
箱根ロープウェイが出来る前の地図ですが、
十国峠や駒ヶ岳、箱根園といった西武系列の観光地に一切触れていないのがお分かりいただけるでしょうか。

桟橋にもう一隻船がやってきました。

元箱根〜箱根関所(海賊船の箱根町港)〜箱根園と、箱根園〜湖尻に系統分離され、湖尻は土日限定航路になっていました。

はこね丸という船です。
双胴船ならではの構造がわかりますね。

湖尻から元箱根方面に行く場合は、ここで乗り換えることになります。
さらに船がやってきたと思ったら、

ニンジャバスという水陸両用車でした!

ザーッと上がってきました!

どうやら短時間のクルーズをやっているらしいです。
また時間見つけて行かなきゃなぁ。

バスでありながら、小型船舶登録されているわけです。
自動車のナンバーもあるという面白い船。

リヤにスクリューがあります。
箱根登山ケーブルカーの混雑で昼食を食べ損ねたのでここで昼飯にしようと思ったのですが、
もう閉店の時間が迫っていたんですよね。
ラーメンとカレーの店、
どんぶり物の店、
レストラン、
プリンスのパン屋さん、
色々あって、ただサクッと食べれるかというとこで、ラーメンを食べます。

麦わらラーメンというものです。
なんで麦わらだったんだろう…?

さっそく駒ヶ岳ロープウェーへ。
混雑の関係で、20,40,00発だけでなく時折増便してました。
少し落ち着いたデザインになっていますが、
窓枠から滲み出る昭和レトロ感……

しかし自販機コーナーを覗いてみると、

三ツ矢サイダー バャリースオレンジ
あーこれは凄いものが残っているぞ。

きっぷうりばはリニューアルされています。
旅助けを持っている人はここで並ぶ必要はありません。

ここは圧倒的昭和です。

2005年に廃止となった箱根駒ヶ岳ケーブルカーの写真が飾られていました。
バスとケーブルカーとロープウェイを乗り継いで芦ノ湖に抜けることができたそう。
ここは国立公園なので、ケーブルカー線路跡はきれいに撤去したようで、現在は細い階段とキロポストが残るだけなんだとか。
アクセス道路も閉鎖されて使えなくなってるみたいです。

ロープウェイではお馴染みのケーブルのケーブル一覧です。

ロープウェイがやってきました。
タッチの差で影に入ってしまった…。

101人乗りの大型ゴンドラです。
日本全国で見かけるスイスCWA社製ですが、
1986年製ということで鋸山や箱根ロープウェイと比べると少しクラシカルですね。
かつては伊豆箱根バスと同じ西武ライオンズカラーを纏っていましたが、
現在ではプリンスホテル傘下ということで、こちらの搬器には箱根園のキャラクター、縁結びのエンちゃんが描かれていました。

搬器の中は天窓があって換気されています。

人をいっぱいのせて出発しました。

芦ノ湖には先程の十国丸と海賊船クイーン芦ノ湖が並走しています。

対向のゴンドラが来ました。
交走式なので、2つのゴンドラは繋がっていて中央部ですれ違うようになっています。

たわんでいる太いケーブルがゴンドラの走行路となる主索、細いケーブルのうち山頂側に付いているのが動力となる曳索、山麓側についているのが平衡索です。

こちらには箱根ジオパークのはこジ郎が描かれていますね・・・
主索に滑車が乗っかっているのがよくわかると思います。

反対側を見ると芦ノ湖と箱根園ゴルフコースが広がります。奥に見えるのは伊豆の天城山だそうです。

まもなく山頂駅に到着します。
ちょっとくたびれた印象を持ちますね……。

ゴンドラはこのような座席配置になっていました。

ホームの風化したコンクリートの向こうには富士がくっきり見えています。
お昼過ぎならもっときれいだったかな…。

動力室が思いっきりオープンしていました。
箱根登山ケーブルカーと同じような動力装置が取り付けられています。
上についている丸い部品はブロアーです。
自走する電車と違ってこういう機器で強制的に風を送ってやらないと冷却ができないんですね。
もともとこのシステムを作ったのは安全索道という会社らしいのですが、搬器の交換時に日本ケーブルが関わったそうで、そのあたりで交換されている?

初代の搬器が伊豆箱根鉄道発行のパンフレットに載っていました。

人員換算表とかあるのがロープウェイならではだなぁと思います。

芦ノ湖のひだまりを観光船が掻き乱していきます。

左から元箱根、箱根町方面です。
限られた平地に町があることがわかります。
少し半島みたいなところがありますが、その背後に箱根関所があります。
ここが東海道の切り通しになっていて、絶好の監視スポットだったということがわかります。

本当にいい天気。

そしてこれがロープウェイの駅舎
これ、現役ですw

駅前は草原になっていて、てっぺんには箱根元宮があります。

その昔はこの山頂に箱根駒ヶ岳スケートセンターというものがあったそうです。
ここそんなに雪が積もるところなんでしょうか。そういうイメージ無いのですが・・・。

こちらは相模湾。本当によく見えます。
街の白い景観と山の深い緑、落葉が始まっているのでしょうか。新緑の季節に訪れてみたいですね。

箱根元宮に参拝します。
人が多くてなかなか引いて撮れなかったんですが
ここから視界を遮るものが何もなく、まさに天空の社という印象です。
頂上の風景をもう少し楽しみます。

…ご覧ください!!この富士を……!
映画のワンシーンですかって感じの遮るもののない景色。
箱根園水族館が待っているので足早に降りてしまいましたが、もうちょっと満喫したかったなぁ……。

そびえ立つロープウェイの建物。
最上階は展望台か何かのように見えますが、
どうしてこんな廃墟みたいになってしまったんだろう・・・。

御手洗 お二階 TOILET
もう何でこんな看板が生きているんだと思うしアクリルキーホルダーにしたい看板ですねこれ。

ちょいと様子を見に行ってみます。

展望台が見える踊り場です……。

残念ながら2階から先の階段は封鎖されていて、本当にトイレだけの空間です。
建物は古いですが便器を新しくしたり、折り紙で装飾したりして頑張っているなぁと思ったり。
ケーブルカーに続く道路ない今、こういう設備もロープウェーで運ぶんでしょうか。

乗り場の看板はある程度おしゃれになっています。

出札口もきれいです。が。

見逃しません、レトロ看板……!

携帯品一時預り所、
撤去されていないということはまだ生きてるんですかねぇ。

プリントシール機もあります。
もうこういうの何年やってないだろうか……。

ご プ のフォントを見てくださいよ

どっからどう見ても雄大で美しい芦ノ湖。

エンちゃんのゴンドラで山を降ります。

ゴンドラ吊るす部分はこんな感じになっています。

天窓からロープウェイの滑車を見ることができました。
外側に2本のケーブルが通っていて、
これが主索といって、支柱で吊るされているケーブルです。
ここに滑車が乗っかっていて、その上をゴンドラは走行します。
内側のケーブルは画像左右に固定している部品があって、右が山頂の巻上機を介して対向の搬器とつながる曳索、左が麓の駅で滑車をとおして対向の搬器につながる支索です。
ケーブルカーが山上からつるべのように吊るされているのに対し、ロープウェイはベルトのようにケーブルが輪っかになっているのです。
7分間で山を降り、閉館時刻まで残り1時間となった箱根園水族館に急ぎました。
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