箱根フリーパスと箱根旅助けの二刀流で挑む、箱根乗りつぶしの旅、2日目です!

早速国府津で途中下車してました。
青バスのレインボーです。

日野のオリジナルってこの辺が最後でしたっけか
日野の車ってツーンカツーンって音が特徴って聞きますけど、あれなんの音で、なぜ日野の車しか鳴らないんでしょうね。


駅長、庶務、すごい看板ですね。

踊り子の通過待ちをしておりました。
3月からすっかり変わっちゃいましたね。

相模湾は穏やかです。

熱海駅にやってきました!


フルヤレストランは12時オープン。
ちょっと間に合わない。

少しアーケードをふらついたり。

そして駅前ビルにレストランがあると聞き、行って見ることに。

カフェレストランがありました。
しかし海鮮丼があります。
地アジの定食と悩んだけど、海鮮丼をチョイス。

カウンターにはケーキとか並んでるんですけど、
海鮮丼と味噌汁、きんぴら……。

海老も乗っかってゴージャス!
並と上があってこれは上でした。
少し会話したお客さんは熱海旅行に来る時に寄る常連さんなのだとか。
年1で常連が来るっていうのも温泉街ならではの考え方なんですかね。面白い……。

11:56発のバスで十国峠を目指します。
今時日産ディーゼルのツーステップ車が現役って首都圏じゃほとんどないわけで……どんだけ物持ちがいいんだこの会社……。
西工車体も含めると往年の江ノ電を思い出すUD天国です。
コロナによる減便で午前中の便を30分間隔から1時間間隔にしているようですが、
どうやら終バスが15時とか16時とかなのは普段と変わらないらしい。
ということで、十国峠を楽しめる時間ってそんなに長くないんですよね。

しかしこの中型レトロなバスのオンパレードってすごいな……。

バスは熱海の市街地を海側にぐるっと回って、来宮神社から山道に入ります。向こうに伊豆大島が見えますね。

海を眺めながらジグザグの登山道を登ります。
熱海駅からの所要時間は40分、うち来宮神社までの移動に20分かかっていて、もうちょっと市街地の移動早くできないもんかなと思ったり。

静岡県が管理する有料道路、伊豆スカイラインの入り口です。
ここから伊豆高原方面まで繋がっています。

箱根旅助けは今話題の温泉むすめコラボデザインです。
通常版は将棋の駒みたいな形をしています。

十国峠登り口に到着です!
左手には富士山が見えます。
登り口だけでもすでにいい見晴らしです。

バスを見送ります。
ケーブルカー乗り場だけでなくレストハウスがあるのが西武グループを感じます。

ドライブインの1階が土産物や軽食のお店、
2階がケーブルカー乗り場になっています。

十国峠の由来や山頂の紹介がされていました。
休憩ついでに上に登ってみるの、いいと思いますよ。とても見晴らしがいいです。

あるあるなフォトスポットです!
イケイケなビジュアルではないので写真撮らなかったですが…。
左にさりげなく置いてある「桜えびせんべい」の顔出しパネル、めっちゃコンテンツ力高い……!
2階に上がります。

ケーブルカーの仕組みを説明した模型が展示されていました。

電動で動くようになっていました。
伊豆箱根鉄道など西武グループの乗り物が纏うレオカラーです!
いやーもっとちょっと写真撮ってくればよかった。

そして無造作に置かれたファミコンコーナーの味わいを見て欲しい。
ご自由にどうぞとあって、本当に電源入れると遊べるようになっているという。

マリオ3、ゼビウスなどが並んでいて、
ついついグラディウスに手を出す……。
2面のトンネル通り抜けられなくていつも死ぬんですわ……。
START ↑↑↓↓←→←→BA START って押せばよかった……最強だもんそしたら。
箱根旅助けで無料ですが、
乗り場でバックヤードツアーの申込みをします。
よく思えば、伊豆箱根鉄道の乗車券を購入しておくべきだったなぁと。
集合時間までありますが、まぁ登りましょう。

最初におどろくのは、運転席が麓側にあるということ!
電話も黒電話ですよ……。
多分これは、加悦鉄道記念館にあったような、ジリリと回す回数で誰宛の電話かを見分けるタイプの電話……
この近代的なコンソールには似つかわしくない電話がなぜ……

乗るのは赤い十国号です。

車両基地のないケーブルカーでは下はピットになっています。これは大体どこでも同じですね。

ケーブルカーの特徴である左右の車輪の違いが見えるケーブルカーですね。

十国峠ケーブルカーは日本で一番営業距離が短いと言われています。
遮るものもなく、山頂駅も目と鼻の先ですね。

車内は昭和クラシックという趣。
階段だらけの急な車体、パイプ座席……。
昔の大山ケーブルカーもこんな雰囲気でしたよね。

下の車掌台を眺めます。

最大乗車隊員は96名。

あれもこれも禁止してます。
楕円の日立ロゴ、相鉄でも見たことない気がするんだけどケーブルカーの他にあるのかな……。

客扉は折戸です。急坂でも戸袋を作らなくていいのが魅力。
係員がやってきます。
足踏み式の非常ブレーキペダルは取り外し式になっていて、出発の時に嵌めます。

十国峠ケーブルカーは日本で2例だけの1435m m軌間の路線。
同じ伊豆箱根鉄道が運行していた駒ヶ岳ケーブルは1067mmだったそうです。

青い日金号とすれ違い。
日金山は十国峠の別名だそうです。

十国峠駅に到着です。

この日はお客さんは少なかったので、静かなホームの風景が楽しめました。まぁ、伊豆箱根バスとのタイミングもそう良くはないのでねぇ……。

駒ヶ岳ロープウェイの時も感じましたが、
なんだかちょっと古臭いんですよね…。
今時貴重ともなった、飾らない昭和レトロがあります。

見てください、この太いフォント!

お手洗も、いい文字。

駅は3層構造になっていて、半地下になっているホームから階段を登ると、1階にはカフェ、2階には展望室があります。
1階には、10月に迎えたケーブルカー65周年記念イベントのくす玉と歴史年表の展示がありました。伊豆箱根鉄道としても最後の周年イベントでしょうし気合が入っていたのでしょう。

十国峠の歴史
伊豆箱根鉄道としては、前身である駿豆鉄道による自動車専用道路を十国峠開発のきっかけとするのでしょう。
かつて航空機の航法支援のための航空灯台という施設が山の上に建設され、1946年まで使用されたそうです。

1938年に完成した十国峠展望台、
ケーブルカーは戦後、1956年の開業です。
1985年に自動運転化が完成して、下から運転操作する構造になったようです。

1986年にはライオンズカラーに塗装変更、
車輪交換や索条交換など細かく書いているのが面白いです。

開通から50年経つと、車両位置検出装置など安全装置の交換の年が来ます。

2017年からちょこちょこと車体塗装を更新してきたみたいです。

ドッグランの顔出しパネルなんかもあります。
2階に登ってみます。

十国峠展望ギャラリーとあります。
なんかちょっとゆるキャンチックな映える空間を作っているように見えます。
芝のようなマットが敷かれ、土足禁止になっていました。

ショーケースの中に旗や切符などのケーブルカーグッズが並んでいました。

駿豆線の路線案内

ケーブルカーのケーブル

かつての記念乗車券や絵葉書

5縄前は硬券出してたんですね……
65周年は…会社が変わると売れなくなっちゃうもんな……

伊豆箱根鉄道のロゴマークが赤青とありますが、どうやら分離を前に取り外されたようですね。

そしてプラレール。なぜか通常じゃない製品ばかり。。。

なぜか信号機が展望室の外にあります。

すれ違い場は架線があるのでよく見えませんが、架線があるケーブルカーも貴重になると思うのでこれはいいことです。

これが駅舎の外観です。

奥の斜面にホームがあります。乗車ホームは左側で、こちらは独立した入口があるのです。

2階にあった信号機です。

十国峠のTwitterアカウントでおなじみのオブジェです。
午前中の光線がいいようです。

この日はやや雲が出てしまって富士山は隠れてしまっていました。
しかし空が澄む冬、トワイライト運行なども行われるそうなので楽しみですよ。
十国峠の名前は、十国を見下ろす見晴らしに由来します。

湯河原の町と相模湾、そして遠くには房総半島も臨めるそう。

そして山梨方面の山々。

まもなくバックヤードツアーがはじまります。
13:50発のケーブルカーが上に上がってきて、14時スタートとなっていました。
機械室の中身は、次回ご紹介しましょう!
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