熱川バナナワニ園の分園は、本園、植物園に対して離れたところにあります。
なので、このようにマイクロバスがピストン輸送をしています。
分園には「熱川熱帯果樹研究所」という表札が掲示されていて、ここがただの観光施設でないことを匂わせますが、
では研究所の論文は上がっているのか……?あれれ
入園券売場
文字が素敵なバナナワニ園
この建物の裏にはinstituteという看板もありましたからどうやら本当に研究施設らしい。
この建物の一階が展示室になっていて中を見ることができます。
中には「バナナのすべて」というバナナワニ園らしい展示があります。
農業の歴史はバナナから始まったといわれ(要出典)
一万年前からバナナが人の手で栽培されていたとされる遺跡があるらしい。
ただ今では2万年前に麦を栽培していた説があるとかで。正しいかはともかく昭和の思い切りの良い解説板で素晴らしいと思います。
バナナ栽培の推移を描いた地図ですが、これも手書きです。
昔の人おそろしい……。
こちらは世界最大の花、ラフレシアの標本。
すっかりホルマリンが変色してビンの中は真っ黒です
熱帯果樹の標本がずらっと並ぶ棚です。
ここにもホウシャガメが居ました。
香辛料の栽培もおこなっているので、色々とありました。
ここにもワニやレッサーパンダがいます。
順路の関係で前半で見ておかないとみる機会がないので、先に見てから温室に行くことをお勧めします。
ここであとでワニを見ようってことにしたら、結局見ないまま出口にたどり着いてしまいましたw
豪雨で屋外展示はほぼ見れなかったので、まぁしょうがない。
なんというかゴミ箱もクラシカル
音質に入ります。
なんというか、温室の中は草花がたくさんあって、なんというか雑然としています。
花が並んでいます。
曇っている窓の向こうに大量の鉢植えが。
なんというか、研究所であって植物が主、人間は二の次……みたいな雰囲気。
見てくださいよこれ。
手書き看板です。
レッサーパンダも手描きですよ!!
そしてワニの絵のギャップ。
ここで左に曲がらないと、ワニを見ないまま出口に向かってしまいます。
ここからは少し華やかになってきます。
紫色の花が咲いていました。
初めて開花させたらしい。
温室の中で育つサボテン。サボテンが育つのって砂漠だけじゃないんだよと。知らなかった……。
けっこう優雅な名前が多いですね。
サボテンというと丸いイメージがありますが平く広がっています。
それでも多肉植物というかぷっくり厚みがあって可愛らしいですね。
お次は熱川名物バナナ温室でございます。
バナナも手描き。看板職人にはほんと尊敬します。
先程の花ですら若干雑然としていた温室。
期待と不安いっぱいのバナナ温室です。
うわーーー!!!
一面葉っぱだぁぁぁーーー!!!
御覧下さいの覧の字が好き。これぞ手描きタイプのいいところ。
しかしこれ葉が僕らに当たってきますよ()
バナナの中でも甘いバナナが栽培されているらしい。
このように温室の2本の通路の左右にバナナの木が無限に生えています。圧巻です。
このバナナの一生を説明する看板、とても分かりやすくてよかったです。
驚くべきことに、バナナは一年草。花を咲かせ実を作ったら枯れてしまうんです。
そして地下茎で増えていきます。
ここにはたくさんのバナナがあって常に生えたり咲いたり実ったり枯れたりしているので、
バナナの一生を見ることができるのです。
まず、木の周りに若い木が生えてきます。
さながらタケノコです。
これが!!バナナの花!!
バナナの底の黒いところは花があったところなんですね。
そしてこれがバナナの実!
だんだん黄色くなってきたものをスタッフが収穫しているのだそう。
輸入バナナは青い状態で収穫して、国内で熟成して黄色くしますが、
国産バナナは黄色く熟してから収穫できるってことですよね。
そんな感じでバナナだらけな温室です。
というか、この施設を考えた人は凄いですよね。
基本的に植物園として栽培しているのはみんな食べれるもの。
観光業でうまくいかなくても、最悪の場合バナナ農園にすればいいわけで。
というか公式サイトを見たら、
もともと珍しいバナナを展示する園のつもりで、
でもそれだけだと客寄せが足りないからワニを飼育するようにした、という経緯が書かれていて、
だから昔の人はバナナを憧れのフルーツとして眺めていたのかと今更気が付く。
今は裕福な時代になったんだなと改めて感じました。
つづいて熱帯果樹温室。
するとこちらも高級品が並んでいるんですかね。
脇にはティラピアなどが澄む池がありますが、
土砂降りで何も見えません。
傘で覆うと底に何か動いているのは見える……。
熱帯果樹園。またここも鬱蒼としています。
手書き看板に興奮する私。
聞いたことのない植物ばかりでした。
みんな「おいしい」果実らしい。花より団子ってやつだ……。
コーヒー豆が結実中。
そしてカカオの実もなっていました。
意外と大きいんですよね。
お次はパパイヤと香辛料の温室。
とても背が高いパパイヤ!
枝のつきかたが不安になるくらいのカーブです。
そして幹の中心から放射状に枝が伸びて葉が出ています。
こうして日光に当たる面積を増やしているんですね。
パパイヤはフルーツパーラーで飲むことができるらしい。
残念ながらこの雨で混んでいてパス。次回、味わいに行きます。
セクシー大根に似てると言われたらそれにしか見えない根っこ。
出口に行く前に……抜け出して
鳥が居るので見に行きます。
フラミンゴが居ます。あとクロトキという鳥もいます。
トキってペリカンの仲間なんですね。知らなかった……。
そして隣にはゾウガメ舎。
手書きの味わいある看板です。
でっかいカメです。甲羅は陥没してしまっているように見えますが平気なんですかね。
ワニ柄の柵を発見。
元の温室に戻ります。
香辛料の温室です。
小さな豆のような植物がたくさんありました。
不思議な出っ張りのある花。
粒粒がいっぱいある植物ですね。
展望台らしき場所。大雨。
このあとバスで植物園に向かいます。
車内では、公式キャラクターの「熱川ばにお」の音声が流れていました。
ワニ園・植物園の紹介をしてくれているのですが、
おっとりした声、どうやら声優の立花理香さんが演じているらしい。
なぜこんなところで……やばいわよ……。
時間がなかったのと、雨に濡れていたのとで、じっくり回れませんでした。
夏休みに絶対リベンジするぞ!
……今年は夏休み、あるかなぁ?w
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