ハトヤホテルを離れ、伊東駅にやってきました。
東海バスがやってきます。
東伊豆は東急や小田急の勢力圏です。
郵便差出箱2号!珍しい!
付近には郵便差出箱1号もありました。
さすが、レトロ郵便ポストの宝庫ですね。
海に出てきました。
干物屋さんが並びます。
広いビーチです。
伊東温泉オレンジビーチというらしい。
歌碑もそうだけど明治乳業トラック珍しいなぁとか。
のどかな朝です。
漁港らしきところにきました。
スロープの周りにFRP船が並びます。
カラフルなマンホールです。
城ヶ崎の吊り橋でしょうか。
東海館をイメージしたマンホールです。
伊東温泉には古い旅館が残っています。
ほかにもこんな旅館があります。
登録有形文化財の旧旅館「いな葉」
現在は外国人向けゲストハウスになっていて、格安で宿泊できるようになっています。
その隣にあるのが、「東海館」です。
こちらは伊東市が観光施設として徹底的な改修をして再生した建物です。
喫茶、資料館、ギャラリー、日帰り入浴施設として使われています。
破風が美しい。
入るといきなり中庭があります!
太鼓橋をイメージしています。巨大な石も豪華です。
反対側に回ってみると雰囲気が変わります。
細い廊下を進みます。
まずは耐震補強などの工事の記録。
この建物、歩いても足元がミシミシ言わないので徹底的に改修されているようです。
隣の部屋は和室になっていました。
リバーサイドのシンプルな部屋です。
土壁に工夫がされています。
あの空間です。
広縁というらしい。
廊下がクネクネしているので奥行きがあります。
床の間の柱に富士山の障子、凄いですね。
広々とした部屋です。
この東海館は増築を繰り返しているので、中庭が二つあります。こちらは古くからある方の中庭のようです。
2階に登ると、数寄屋造りの客室が並びます。
複数の職人に競作させ同じ部屋がありません。
なぜか小窓がある部屋が多いです。お茶とかやりとりできるのでしょうか。
火鉢が置かれています。
冬をイメージしているのでしょうか。
ちゃぶ台です。
ここの障子は複雑な模様をしていました。
箪笥や鏡といった家具も一部の部屋に残されています。
植え込みに隠れていた川が上の階ではよく見えるようになります。
右の障子は所謂「雪吊り」か何かでしょうか。
木造建築は現在だと2階建くらいのものしか見る機会がないので圧巻です。
3階です。川がよく見えます。
2階のちゃぶ台とデザインが異なります。
伊東にゆかりのあった三浦按針や、東郷平八郎などの展示があります。
大河ドラマで時の人となる、伊東祐親の展示もありました。
小窓がありますね…。
おおおーー二次元。すごい。
木工細工のこだわりを感じる空間でした。
わかりますかね?客室の入口が段々になっていて、床の木目に対して通路が斜めになっています。面白い…。
照明や欄間など灯りもユニークなものが並びます。
シンプルな和の衣装ですが職人の力は素晴らしいです。
通路の脇にひっそりと置かれた椿油を量り売りするための道具たち。
絞り袋と計量器が並びます。
伊藤線や伊豆急線にまつわる資料も並んでいました。
ふたたび障子のユニークな客室です。
火鉢の上にはやかんが。
こちらは広縁に洋風の椅子がある部屋。
座椅子などわりと近代的な家具が並びます。障子もシンプルですね。
窓に曲がりくねった木が使われているのですが、
ライフルにみえたといわれて、なるほどなぁと。
さて、この建物には
階段を登ると…!
左に海、正面にはケイズハウス(旧いな葉)のドーム屋根が見えます。
反対側。トリスバーや伊藤園ホテルが見えます。
川の上流、奥の方に、ハトヤホテルが見えるのがお分かりいただけるでしょうか?
こちら中庭。川沿いの建物は廊下に対して少し曲がっていましたが、庇の形状からその構造が見て取れます。
後ろにも見学者が詰まっていたのでそそっと別の部屋へ。
広間にやってきました!
5月人形が並びます。
古いままのように見えてこういう設備はちゃんと入ってるわけです。
照明もハイカラな感じがしていいですね。
欄間には千鳥が舞います。
片手の座敷をイメージした人形です。
かつては団体旅行で大いに賑わったことでしょう。
帆掛船をイメージした障子。
ここは創業時の東海館の客室を再現した部屋。
かつてはこんな庶民的なお宿だったらしい。
入口の中庭に戻ってきました。
灯籠がいいですね。
近代の建物ですが、その頃は照明も常時点灯ではなかったようなので、中庭には採光の役割もあるようです。
この東海館、展示施設だけでなく、
喫茶室もあるのです!
ということでお邪魔しましょう……。
リバーサイドの座席をチョイス。
カフェというよりお昼ご飯として、ピラフセットをチョイス。
スープ付き。
食後にはコーヒーとバニラアイスという様式美。
そして抹茶ウィンナーも注文。
生クリームで甘くした苦い抹茶で一息。
まったりと次の伊豆急線の時間を調べます。
入口には杵ののような模様がありました。
入館料200円でめちゃくちゃ楽しめました。
ありがとうございました。
トリスバーとくるまやラーメン
少しあるいて川の方へ。
定番アングルです。美しい。
イベントで東海館前に仮設の能舞台と観客席を設置するようで、工事が行われていました。
伊東駅へ戻ります。
おや
ハトヤバスが走っていきました!
伊東駅から踊り子号で、伊豆急下田駅へ向かいます!
次の目的地は、下田海中水族館!
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