続きです。
乗り物と生き物の画像は私がPCと戦闘中なので手が回りません。もう少しお待ちを・・・
E-4Bとか・・・あるんですが、ね。
ではでは、ドウゾ!
…三人は、広い草原へやって来ました。
柿 「何かカッチョイイ動物いないかなぁー?」
桃 「ねぇ、あれとかは…?」
『李も桃も桃のうち』が指差した草むらの奥には、何やらライオンのような動物が潜んでいました。
柿 「あ!!ライオンだ!お~い!!」
集 「馬鹿野郎っ!!
呼んでどうするつもりだ!?」
桃 「…こっち向いたわ…。」
集 「ヤベ!こ…こっち、来る…逃げろぉぉぉぉーっ!!」
> カツゼツ国物語
2010/休日自衛隊
柿 「ひいぃぃぃっ!!」
桃 「いやぁぁぁっ!!」
集 「…逃げてばかりじゃ駄目だ!!
…このまま逃げてちゃ、いずれ追い付かれる!迎え討つんだ…」
柿 「じゃあ、おぃ!言い出しっぺ!!行ってきてよ…剣貸すからさぁ…
One for all!」
…彼は偉人の真似をするかのように言いました。
…でもそんな事をしていたら、襲われてしまいます。
桃 「誰でもいいから早く!!」
柿 「じゃあ…お前が早く行けよ!!」
桃 「無理~っ!!」
柿 「こうなったら…『集中手術室早朝清掃消臭中』に決定!!はい!これ剣!!」
『となりの客はよく柿食う客』が投げた剣を『集中手術室早朝清掃消臭中』がキャッチしました。でも、彼は不服です。
集 「ふざけるな!!一生…いやあの世でも恨んでやる!!…っつうか、二生、三生あっても恨みきれない…
…で、
肝心のライオンは?」
…にゃあぁぁーっ!!…
襲ってきたライオンは、どちらかと言えば、猫ぐらいの大きさ。
集 「…あれ?
何か小っさ!!」
柿 「大変だ!!
ライオンの鬣が取れた!!」
桃 「この鬣…亀の子たわし?じゃあ、この子…
…もしかして猫!?
可愛いぃ~っ!!」
柿 「…っつうかコイツ、臭いよ!止めろよ。触ったら臭いが移る…」
桃 「肉球が泥んこ…
丁度いいわ。そのタワシで…」
(…ぼんっ!!)
集 「わっ!!」
桃 「きゃっ!!」
…猫は、一人の何ともセレブそうな男に姿を変えました。
猫 「ありがとうございます。私は、この国の国王候補、『畳と竹垣竹立て掛けた楯突くタテゴトアザラシ』です。
王様に仕える、悪い魔法使いに呪いをかけられて、亀の子タワシを鬣にした変なライオンっぽい何かに姿を変えられてしまったのです。」
集 「…呪われていたのはその魔法使いの方だと思う。」
柿 「戻してもらった謝礼は~♪」
桃 「…でも、なんで猫ちゃんに?」
猫 「ある日の事、国王は自分に反抗する人間を魔法で変な動物っぽいもの…そうですねぇ、例えばモアイとか、大きなバナナの皮…とかに姿を変えてしまったんです。」
桃 「ちっとも動物じゃないじゃない…!!」
猫 「私は、『畳と竹垣竹立て掛けた楯突くタテゴトアザラシはスケベである』という根も葉もないデマにより、『電車内での痴漢行為』という冤罪を着せられ、猫にされたのです。
この魔法を解く方法はたった1つ、
美しい姫に肉球を揉んでもらうこと。」
桃 「私って、お姫様!?」
猫 「はい。貴女こそ、私のプリンセス…」
柿 「…キモっ。
そのやり方は無いよ。
その根も葉もない噂って本当にスケベなんじゃねぇの?」
集 「そのやり方どこぞのオジサンに似てるし…」
桃 「もう!失礼ね!!」
「…ごめんなさい、『畳と竹垣竹立て掛けた楯突くタテゴトアザラシ』さん、どうお詫びしていいか…」
猫 「いえいえ、構いません。」
そう言うと、彼は左手を出しました。
「…ここ、揉んでくれれば。」
桃 「やっぱ、あんた達の言う通りね…」
柿 「もぅ、見る目がないなぁ…」
桃 「あんたに言われたくはないわよ!!」
猫 「…やだなぁ、冗談ですよ。お供にして下さい。いや、なります!!」
柿 「勝手に決めるなぁーっ!!」
(ボゴッ!!)
集 「…なってもらう位なら要らないし…」
…スケベな男をパーティーに加え、4人は冒険を続けるのでした。
続く
柿 「何かカッチョイイ動物いないかなぁー?」
桃 「ねぇ、あれとかは…?」
『李も桃も桃のうち』が指差した草むらの奥には、何やらライオンのような動物が潜んでいました。
柿 「あ!!ライオンだ!お~い!!」
集 「馬鹿野郎っ!!
呼んでどうするつもりだ!?」
桃 「…こっち向いたわ…。」
集 「ヤベ!こ…こっち、来る…逃げろぉぉぉぉーっ!!」
> カツゼツ国物語
2010/休日自衛隊
柿 「ひいぃぃぃっ!!」
桃 「いやぁぁぁっ!!」
集 「…逃げてばかりじゃ駄目だ!!
…このまま逃げてちゃ、いずれ追い付かれる!迎え討つんだ…」
柿 「じゃあ、おぃ!言い出しっぺ!!行ってきてよ…剣貸すからさぁ…
One for all!」
…彼は偉人の真似をするかのように言いました。
…でもそんな事をしていたら、襲われてしまいます。
桃 「誰でもいいから早く!!」
柿 「じゃあ…お前が早く行けよ!!」
桃 「無理~っ!!」
柿 「こうなったら…『集中手術室早朝清掃消臭中』に決定!!はい!これ剣!!」
『となりの客はよく柿食う客』が投げた剣を『集中手術室早朝清掃消臭中』がキャッチしました。でも、彼は不服です。
集 「ふざけるな!!一生…いやあの世でも恨んでやる!!…っつうか、二生、三生あっても恨みきれない…
…で、
肝心のライオンは?」
…にゃあぁぁーっ!!…
襲ってきたライオンは、どちらかと言えば、猫ぐらいの大きさ。
集 「…あれ?
何か小っさ!!」
柿 「大変だ!!
ライオンの鬣が取れた!!」
桃 「この鬣…亀の子たわし?じゃあ、この子…
…もしかして猫!?
可愛いぃ~っ!!」
柿 「…っつうかコイツ、臭いよ!止めろよ。触ったら臭いが移る…」
桃 「肉球が泥んこ…
丁度いいわ。そのタワシで…」
(…ぼんっ!!)
集 「わっ!!」
桃 「きゃっ!!」
…猫は、一人の何ともセレブそうな男に姿を変えました。
猫 「ありがとうございます。私は、この国の国王候補、『畳と竹垣竹立て掛けた楯突くタテゴトアザラシ』です。
王様に仕える、悪い魔法使いに呪いをかけられて、亀の子タワシを鬣にした変なライオンっぽい何かに姿を変えられてしまったのです。」
集 「…呪われていたのはその魔法使いの方だと思う。」
柿 「戻してもらった謝礼は~♪」
桃 「…でも、なんで猫ちゃんに?」
猫 「ある日の事、国王は自分に反抗する人間を魔法で変な動物っぽいもの…そうですねぇ、例えばモアイとか、大きなバナナの皮…とかに姿を変えてしまったんです。」
桃 「ちっとも動物じゃないじゃない…!!」
猫 「私は、『畳と竹垣竹立て掛けた楯突くタテゴトアザラシはスケベである』という根も葉もないデマにより、『電車内での痴漢行為』という冤罪を着せられ、猫にされたのです。
この魔法を解く方法はたった1つ、
美しい姫に肉球を揉んでもらうこと。」
桃 「私って、お姫様!?」
猫 「はい。貴女こそ、私のプリンセス…」
柿 「…キモっ。
そのやり方は無いよ。
その根も葉もない噂って本当にスケベなんじゃねぇの?」
集 「そのやり方どこぞのオジサンに似てるし…」
桃 「もう!失礼ね!!」
「…ごめんなさい、『畳と竹垣竹立て掛けた楯突くタテゴトアザラシ』さん、どうお詫びしていいか…」
猫 「いえいえ、構いません。」
そう言うと、彼は左手を出しました。
「…ここ、揉んでくれれば。」
桃 「やっぱ、あんた達の言う通りね…」
柿 「もぅ、見る目がないなぁ…」
桃 「あんたに言われたくはないわよ!!」
猫 「…やだなぁ、冗談ですよ。お供にして下さい。いや、なります!!」
柿 「勝手に決めるなぁーっ!!」
(ボゴッ!!)
集 「…なってもらう位なら要らないし…」
…スケベな男をパーティーに加え、4人は冒険を続けるのでした。
続く
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