ここ数年、あまり江ノ電見に行けてないんですよね、
近すぎるがゆえに逆に行けてないみたいな
んでもって逆に学校に近い都電に乗る機会が増えていまして・・・
ここ半年くらいの都電の写真を・・・

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三ノ輪橋の梅沢写真会館。
1917年の建築。来年で90歳ですね。
一部には王子電気軌道の本社だったという記述がありますが、1942年発行の王子電気軌道30年史を読むと、本社は大正時代から巣鴨にあった事がわかります。
つまり、ここ本社ではなく駅前商業施設として作られたんですね・・・。

山手線周辺の電車を管理する東京市に対し、今の荒川線である王子電車は郊外電車として、戦時統制のはじまる1942年まで共存して走っていまして、このビルは市電と王電の停留所の間に立ち、駅ビルのはしりとなりました・・・。
なお、王電の主産業は電力事業だったそうです。だから巣鴨の本社も東電の大塚営業所になっています。


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モクレンとかいつの撮影だっけなぁ・・・

一球さん、こと6152です。
あらかわ遊園は王子電気軌道が収入アップのために開設した遊園地でした。
当時荒川では船を使ったレジャーなんかもやっていて、安近短のレジャー施設としてここは人気だったそうです。
荒川区の南千住図書館のところで王電に関する資料を売っているんですが、その写真では動物園があったり、竜宮城みたいな建物があったりしました。
ちなみに、動物園は現在も当時のまんまで残っているのでもっと驚きです。
ぜひ戦前の写真を持って再訪したいところであります。

また、園内には資料館があって、のぞみ会の会長さんが館長をやってる都電模型だらけの部屋があります。
たまたまいらっしゃって、おしゃべりに花が咲いてしまってw
江ノ島駅の待合室に館長さんの寄贈したタンコロの模型が飾ってあるのをご存知でしょうか。あれを作った時の裏話なんかも聞きました。
戦時中の思い出とか、むかしの電車の記憶なんかも聞けて、ぜひ大人にもお勧めしたい場所です。

なお、模型に関して気になる方へ。
模型の個人向け販売などはやっていないそうです。あと館長さんはネットの見方がわからないということで新聞を情報源としているそうで、模型について感想だとかある人はネットにあれこれ書くよりも実際会いに行った方が楽しいこともあるかもしれません。

あと、あらかわ遊園は荒川線の一日乗車券で無料入館できます。

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8900が入ったって聞いて撮りに行ったときのことですね

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7000形もカウントダウンですか・・・
しかし、7700形、江ノ電の304のような魔改造の仕方をしていますね・・・
車体更新をやって機器更新をやって、ついに当時の部品無くなっちゃったのでは???

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バラの中を走るのもこれで最後でしょうか


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行くたびにカラフルになっていて、まだまだ物足りなさが残る都電・・・
次の襲撃はいつにしようか・・・。

都電もなかも新作が出たとか聞くし・・・。