随分とお久しぶりですね。
ツイッター見てる方はそうでもないかもしれませんが
いよいよ最後の学生生活ということで、春休みをエンジョイしているところに、ブログ終了のお知らせを見てしまい・・・
久しぶりになんか書いてみるかというところで。
さてさて新横浜駅です。
ここからバスに揺られ、やってきたのはここ!!
みんな大好き 崎陽軒横浜工場!!!!!!
実は先日、予約サイトを見ていたところキャンセルか何かでたまたま空きがあり、滑り込んだのでした。
入館証をもらい、靴をスリッパに履き替えていざ潜入!
現金で働けない中学生をボランティアとして動かす時に、図書カードとシウマイ弁当もらって案内係とかやるのが好きでしたねーとかいう思い出があるのですが、
この工場では、シウマイと、シウマイ弁当の製造工程を見学することが出来ます。
工場が稼働していなかった時のために映像も用意されていました。
関東大震災の復興のなか、東京の隣という駅弁を買ってもらいにくい環境で横浜名物を作ろうと考えた創業者。
中華街で突き出しに出るシウマイを、干帆立貝柱で冷めてもおいしく、さらに揺れる列車でも食べれる一口サイズに進化させたのがシウマイなんだそう。
シウマイはシュウマイよりも中国語の発音に近いというのと、「ウマイ」という単語が入っているからそう呼んでいるんだとか。
工場はラインに関してあまり写真の採れるところが無いのですが・・・
奴がいた!!!!
シウマイの生産はオートメーション化されていて、肉の補給も自動!
グリーンピースを混ぜ込まれた肉がドンと入って、ものすごいスピードで包まれたシウマイが長い蒸し器で蒸され、真空パックやむかしながらのシウマイなど目的に合わせて梱包されるまでを見ることが出来ます。
いっぽう、シウマイ弁当の方はというと、こっちは鍋の回転やベルトコンベヤこそ自動なものの、ほとんどが人海戦術!!
ベルトコンベアに流れる弁当は連休などの繁忙期には複数の列で並んでいることもあるらしく、シウマイを詰めるところから昆布まで手や箸で詰めているし、具材も並べるとか混ぜるとか全部人がやってるそうです。
俵型のご飯が板チョコ状に成形され、それを粘度ヘラのような板ですくってはスポっと弁当箱に入れる技、ものすごく早くて的確でした。
梱包も紐かけ機がやっている一方で、ベテラン職人の方が早いのだとか
小ロットで幅広い製品を生産をするのであれば職人の方が優れているのかもしれませんね。
後、おじさんが作っているのかと思ったら結構女性がいっぱい働いているのも印象的でした。
さてさて、崎陽軒と言えば
しょうゆ入れのひょうちゃん!
昔はコルクで蓋をしていたそうですね。
一緒に行った祖母も昔は持っていたとか・・・
母は捨てるタイプの人なのでなかなか・・・
2代目になると結構ファンシーな絵柄になります。
現代は初代の柄を現代の構造にペイントしたものが使われています。
ちなみに形が違いますが、上の四角いのは15個入りのシウマイ用、下のひょうたん型は30個入りのひょうちゃんだそうです。
30個入りの方が顔が可愛いので欲しいと思っていたのですが・・・
ということで、シウマイは30個買おうね()
他にも記念の柄のひょうちゃんがずらっと並ぶ展示は壮観!
金ぴかとか、ファイナルファンタジーコラボとかもありました。
とにかくこの工場、ひょうちゃんだらけ
エレベータのじゅうたんもそう。
そして最後は・・・
記念撮影ブースとか
おなじみ80系湘南電車の前で売り子と記念撮影ができます。
ひょうちゃんやシウマイの箱を持って写真が撮れるという()
シウマイ娘の歴代衣装も展示。
ぜひ美少女絵描きを連れてきたいものですねぇ・・・(などと)
一番右が現行だと思うんですけど・・・右から二番目誰か描いてくれぇ・・・
からの・・・・・・
試食ターーーイム!!!!!!
レシピの変わらない昔ながらのシウマイ
贈答用にサイズを大きくし、貝柱を増量した特製シウマイ
分売希望者が多いと言われるシウマイ弁当のタケノコ
そしてアップルパイのクッキー版みたいなお菓子
という感じでした。
しかしこれ地味に色々考えられていて
駅弁にお手拭を付けたのは崎陽軒が発祥だとかで、ここにもお手拭が付いています。
そしてこのしょうゆと15個入り用ひょうちゃんはお土産として持ち帰れるのですが
なんと選んで取ることが出来るのだ・・・!!
しかしこれだけならんでいるので、顔や道具でお気に入りの一つを選ぶのもなかなか苦労する・・・
これで見学会は終わり。
ロビーの横には電車を模したプチミュージアムがあります。
ちょっと昔の電車っぽいようなアコモ改善のニオイがあるような
JRになってからの国鉄型電車の雰囲気があります。
この電車の座席、食券を買うと色々食べられます。
ヨルダンの首都はアンマンだけど アンマンにあんまん売ってない
あんまん買うなら横浜へ 肉まん買うなら横浜へ
ってアレです。
ここでもお手拭に感じるこだわり・・・
食べかけ失礼
タケノコの食感がゴロゴロしていてとてもおいしいです。
冷蔵で通販とかもやっているみたいなので是非とも。
とまぁこんな感じで、楽しい工場見学会でした。
3か月先までいっぱいで、行けないかもなって諦めていたんですが、やっぱりちょくちょくサイト覗いてみるものですね。
確かここの予約は0時打ちだったと思います。
くわしくは崎陽軒の公式サイトでお確かめください。
今回習ったこと
崎陽軒のシウマイは冷めても美味しいことがイノベーション
駅弁にお手拭を初めてつけたのが崎陽軒
30個入りのシウマイを買うと大きなひょうちゃんが入っている
シウマイ弁当はけっこうな工程が手作り
真空パックシウマイは日持ちのために粉末のからしが入っている。他は練りからし。
ということで今回来られなかった母には30個入りのシウマイをおねだりしよう・・・
それではまた、気が向いたところで。