熱帯野生ラン温室です。
まずは謎オブジェから始まります。
この白い像、各地にあるんですよね。
順路から外れますが、奥は少し広場になっています。
昭和天皇行幸記念とありました。
なるほど記念植樹ですね、めちゃくちゃ大事な空間じゃないですか。
さすがみどりの日の元になっただけあります。
やはり12月23日は「ハゼの日」として祝日にしなくてはならない……。
早速温室へ。手書き看板が良いですね。
デンドロビウムってなんか強そうな名前ですよね。実際は儚そうな花なんだなぁと。
ランというと鉢植えを思い浮かべますが、
地生種(地面に生える)と着生種(木に根を張る、宿主から栄養を奪うわけではないので寄生ではない)の2種類に分かれるらしい。
ここにはランがたくさん吊るされていました。着生種というやつなのでしょう。
いきなり水槽が置かれています。
仲は良く見えませんが、なんか動いてます。
んんーー??
何がいるんだろう……。
まず来館者を出迎えるのが、
オオオニバスの池です。
巨大なハスが並びます。
この上に乗れるイベントもあるそうですよ。
体重の関係で子どもだけみたいですけど。
早速横に巨大なランが吊るされています。
オニバスというのは葉の隅のギザギザからきているのですね。100キロまで大丈夫な葉があれば乗ってみたいのですが、一年草となるとなかなか育てるのが難しそうな気もします。
すみには小さな葉が並びます。
なんかグッピーみたいな魚が泳いでいたような。
インド・ヒマラヤ方面のラン。
もうたくさん並んでいてどれがなんだかよくわかりませんがすごく種類があるということはわかりました。
バニラの木があります!
最近花が咲いたみたいですね。
金網の向こうにたくさんの蘭。
面白い赤い実を作る植物です。
枝から実が垂れ下がっています。
バナナの花と同じような垂れ方をしていますね。
ランのことはあまりよくわかりませんが手書き看板がとても味わい深くひたすらこれ撮影しておりました。
地図もしっかり手書きです。素晴らしい。
ここには地生ランの展示もありました。
もっと勉強して見にいけばよかったなぁと思います。
温室の外にも、小屋があって、ランがたくさん育っています。
温室の中に温室もあります。
その他各地のラン。
もうすごい数でよくわかりませんが、この数がすごいんでしょうね……。
ここは植物詳しい人と行くといいかも。
うーん、心当たりが……。
巨大なランです。
これ植物なんですね。やはり地上を埋め尽くす覇者は植物なのだなぁと感じます。
温室の向こう側に大島が。
スイレン温室に戻ってきました。
水の中から白い花が開くの、やはり面白い。
池の底が見えますが、これ泥水の中だと花はどうなるのでしょうか?
ちょっとバックヤードが気になって、覗いてみました。
温室から伸びる階段を登るとトイレがあります。
まぁ、昭和スタイルです。
この先は立ち入り禁止エリアです。
なにやら池があって、そこに何か魚が泳いでいるのが見えました。コイですかね? いやなんか違う魚だよね……。
何やら植物が段々に伸びています。年次が違うんでしょうか?
変わった名前の植物がある温室に戻ってきました。
ライオンゴロシという花。
こんな花なら昔から拷問具にでも使われていそうですが、どうなんでしょう。手の器用な生き物には通用しないのでしょうか。
仏教にまつわる植物についての解説。
雑学みたいな感じですが、真面目にきっちり解説する文化。今のローコンテクストな解説系コンテンツには見られない引き算の美だと思います。
苔にもしっかり名前を展示する美。
チョコレートボールジンジャーという植物。
マジでチョコレートボールというか飴細工ですね。
ヨッパライノキ。という看板。
木を見てみるとなるほどと。
これ、ウソッキーじゃないすかw
たしかに酔っ払いに見えるかもしれませんね。
エレベーター乗り場に戻ってきました。
見晴らしの良いところです。
旧公式キャラ? すごく気に入ってます。
ばにおもなかなか絶妙な雰囲気がエモさにつながってると思いますが、この可愛すぎず、でも気持ち悪くもないセンスが現代には出せないなぁと。
エレベーターを降りたところに電飾看板がありました。
これもいつ頃から貼られているんですかね。
味わい深い……。
そこからランの温室がもう一つあるので向かいましょう。
こちらは胡蝶蘭ですね。
そして唐突に横たわるチュウゴクオオサンショウウオ。
インコもいます。
どうしてここに??みたいなことが多々ありますが、なんというかこう文脈にない展示がパッと出てくるのは伊豆のテーマパークあるあるなんでしょうかね?(伊東のあやしい博物館を思い出しながら)
ウクレレか何かをポロロンと弾く像。
親戚の葬儀の時、遺影の周りに胡蝶蘭が並んでいたなぁと思って、ちょっと思い出しちゃいましたw
ランの棚の下にはだぁぁぁっと水が流れているんですが、
よく見ると魚のような影を見ることができるんですよね。
えっ、魚飼ってるの?と。
展示解説は一切なし!!己の目と勘で展示物を探し出せ!!
もともとここは胡蝶蘭温室ではなくて、何か違う魚などを飼育する施設だったのでしょうか?
だとしたら魚を飼ったまま上にランの棚を増設したのも理解できます。
まさか……ここでワニ飼ってたわけじゃないよね??
出口看板はもう味わい深くて本当に好きすぎるんです。アクリルスタンドにしてバナナワニ園売店で売って欲しいくらい。
なんなら試作して商談にいこうかしらってくらい欲しい。
そしてトイレに寄ったらこんな張り紙が。
あーーーこれは面白い。
ガビアルは口の細長さがわかってきたなぁと思いますが、クロコダイルとアリゲーターの違いは難しいなと思いました。
そしてワニ園へ戻ります。
これもアクスタほしい看板ですね。
さて、ワニ園にも入口に喫茶カウンターがあります。
フルーツパーラーがしっかりパフェをある一方、こちらはバナナのアイスやカレーなどの軽食を簡単に取り扱っています。
フルーツパーラーは混むのでささっと食べたい時はこっちがおすすめです。
バナナソフトクリームでーーす!
ほかにもチョコバナナソフトクリームなど色々ありますが、今回はシンプルに健康志向です。
熱川ばにおクッキーは新しい柄が出ていたので売店で買いました。
そしていくつかお土産を買って出たところ……
んん??お前は……?!
だめだよワニを……そんな……!!
そんな感じで、熱川をあとにします。
See you later alligator!!
伊豆熱川駅の待合室にはマッサージ機が設置されていまして。
電車が来るまでの間100円でブルブルされながら寝落ちしていました。
リラックスしに来たはずで、初日はわりかしうまく行っていた気がするんですが、結局平日より疲れてしまうのなんなんでしょうねーーw
8000系が来ました。
最近、Twitterやらなにやらで伊豆急のオタクから色々入れ知恵を受けてるんですけど、
かなり個体差の強い電車なんですねこれ。
沼にハマったらおしまいだからあんまり深入りする気はないですが…ちょっと意識して記録してみるかなぁとか。
伊東駅に戻ると、なんと日産クルータクシーが。
まだ現役なんですね……!
ここから伊東行きの電車に乗ります。
接続が良すぎるあまり、寄り道すると致命的に時間が溶けるのが伊豆。
わたしたちのような優柔不断な旅行ならば、本当は車のほうが便利なのかもしれませんね。
いずきゅんのヘッドマークでした。
さて、今回もかっ飛ばしていきましたが、
旅館もホテルもワニも素晴らしかったですね。
横浜や鎌倉が失ってしまった昭和な観光文化をいまに残す地、伊豆。
この光景を残していくためには、常に経済の流れが詰まらず流れていく必要があります。
夏休みも一段落して涼しい季節に、伊豆に行ってみてはいかがでしょう。
個性的な観光スポットと熱い温泉が、あなたを待っています。
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