北海道に行きたい。
コロナ前からずっと思っていた。
北海道に行きたい。
函館に行きたい札幌に行きたい長万部に行きたい
ヨンマル撮りたいノスレ撮りたい281撮りたい
ラッピ食べたいスパカツ食べたいマロンコロン食べたい
しかしコロナがずっと阻んできた。
しかしとうとうノスレの引退も近づき、
北海道新幹線の工事も着々と進む。
そして、とうとう大事件が起こる。
長万部巨大水柱の出現。
変わりゆく道南の景色をこの目に収めたいと、ついになけなしの金を叩いて渡道することに決めたのです。
ということで、怒涛の2泊3日をレポートしたいと思います。
行きは江ノ電の空港バスに初めて乗りました。
おだきゅう湘南GATEの前から発車します。
かなり最近発売された三菱ふそうのエアロクイーンかなにかでしょうか?
夜行バスなき今、貴重な高速バスです。
乗客は5人程度。
シートはこんな感じです。黄色と黒という、江ノ電っぽくないようなスタイル。
USBコンセントから充電も可能です。
私のiPhoneの充電ケーブルはtypeCなので、蚊帳の外でした。
wi-fiもついていて、今時のバスは至れり尽くせりです。
大船駅まで移動するのですが、藤沢駅を脱出するところと深沢あたりで渋滞に巻き込まれました。
そこから柏尾川に沿って大船へ。
湘南車庫の前を通ります。
西工ってもうないんですかね?
お隣はJR鎌倉車両センターです。
富士見町で信号待ち。モノレールがちょうどやってきました。
車高が高いので小袋谷の線路もよく見えます。
大船駅の乗客が大きて驚きました。
高齢者や足の不自由な人にとってここから出発ロビーまで進んでくれるバスは便利なのでしょう。
10分遅れで出発です。
神奈中バスのエリアに単身割り込む江ノ電バス。
そして横浜横須賀道路を保土ヶ谷方面へ進み、湾岸線へ。
リニューアル完了したマリンタワーが見えました。
みなとみらい21がよく見えます。
ベイブリッジと山下埠頭です。
ハイデッカーなので景色がよく見えます。
お昼なので逆光です。朝だといい景色が見れます。
特に今は大さん橋に客船が集まっているのも魅力。
横浜第一火力発電所の煙突です。
鶴見つばさ橋方面へ向かいます。
落下物によって渋滞していました。
気をつけないといけませんね。
JFEスチール東日本製鉄所です。
鉄粉にまみれた赤茶色い感じ、製鉄所って感じですね。
バスは第一、第二ターミナルの出発ロビー階に到着します。
第1ターミナル到着放送の前には、「好きです江ノ電」のAメロが、
第2ターミナル到着放送の前には、フルコーラスが流れます。
第2ターミナルにつきました!
80〜90分かかるとのところ、実測では103分でした。
スカイアーチとともに。
さて、バスの到着にはある程度余裕を持ったつもりですが、
飛行機の出発まで2時間あります!!
展望デッキに登ると、
A350が飛んでいきました。
なんかシグナスっぽい姿もあります。
本当にB787が増えました。
長さの違う機体がいくつかあるらしいんですが、判別方法がよくわからない…。
このタイプのいかにも重機って感じのトーイングカー
GSEがたくさん並んでいますが、
普段からこんなに並んでましたっけ?
トリプルセブンが降りてきました。
エアドゥの737です。
トリプル
787のプッシュバックからの、エンジンスタート。エンジンの音がとても静かで驚きました。
エアポートリムジンのマイクロバスがいました。
何に使う車なんでしょうね?
コンテナドーリー。だいすき。
カートみたいな牽引車ではなく、
トラックに引かせるタイプです。
どういう背景でこういう特殊車両が出るのか、
体系的なGSE図鑑とか、同人でもないかなぁ。
デルタ航空のA330です。
国際線も戻ってきていますね。
手前の787が出発準備を開始。
767がやってきました。
767も777も当たり前にいた飛行機でしたが、すっかり数を減らして驚きます。
新旧中型機の並び。
プッシュバック完了。
ソラシドエアの737です。
私が羽田をふらついていた頃はスカイネットアジア航空という名前でした。便名のSNAに名前を残していますね。
幅広ランプバスです!空港ならではという感じ。シビレますねぇ。
例の牽引車、エルフっぽいですね。
お手振りです。
こちらはA321。
ANAからは一度退役して、新たに購入された飛行機です。
JALのA350が出ていきます。
日系エアライン、一時期エアバス機を駆逐するかの勢いで787を買っていましたが、エアバス回帰が進んでるんですかね。350も321も乗ってみたいです。
長いです。
機体にA350って書いてた時代はもう過去なんですね。
スカイツリーと。
A321もプッシュバック完了。
先に787が離陸していきます。
お手振り。やはり胴体が長いです。
着陸した767がエプロンにやってきました。
エンジンのキーンとした響きは私からしたらこれぞ飛行機のエンジンといった感じの音。
A320がプッシュバック中。
昔のA320など小型エアバス機にはウィングチップフェンスという部品がついていたのですが、ウィングレットばかりになりましたね。
さて、そろそろ保安手続きをしてしまいましょう。
下に行くとサンリオ、ディズニー、ポケモンなどの自販機などが並び、
羽田のロビーもショッピングモールのような感じに。
公衆電話置き場をフリースペースにしていました。
案内ロボットがかわいいです。
ご当地名産品の自販機。
ほんと自販機だらけ。
16:00発、新千歳に向かうNH 71版です。
ANAはいま鬼滅ジェットをやっているらしい。
ピカ夏サマーバケーションとか思い出して泣いてしまう人。
羽田といえばポンジュースという人、かなり羽田に通っている方ではないでしょうか。
スタアラカラーの767がいました。
このエリアは展望デッキからはよく見えないので、嬉しいですね。
ご飯食べてなかったので、
ANA FESTAでうどんを食べます。ANA系列のうどん屋があってびっくりしました。しかもマイルも貯まる。10ポイント単位で国内ツアーで利用できるらしいのでとりあえず青組にも入っておくかと。
4年前に乗ったときの赤組のは、多分もう失効してるかな。
新幹線から姿を消したテレホンカード自販機がここでは現役です。
今回はラウンジに入ってみようと思います。
北ウィングのエスカレーターで上に上がり、
やってきたのはパワーラウンジ。
エポスゴールドカードを持っているので無料で入れます。
飛行機は見えそうで見えません。
机にスマホ充電できるコンセントがあるので助かります。
熱いコーヒーを飲んでいると、登場案内のお知らせ。
20分前までに保安検査を受けてくださいとは言われましたが……
そうか10分前までに飛行機に乗ってくださいと言われてたけどつまり30分前から待ってろって意味か……!
熱いコーヒーを入れてしまったので、フーフーしながら3分で飲み干して、慌てて下のフロアへ。
動く歩道で乗る飛行機を撮影しておきます。
あぶなかったーー
最終のご案内をしてました。
お名前呼ばれてダッシュされちゃうところでした。
エアポートリムジンを眺めます。
いわゆるゲテノンと呼ばれるタイプでしょうか。
787-9というタイプの機体です。
ワクワクドキドキ、小学生以来のANAの空の旅です。
その後も8年前、4年前と何度か飛行機には乗っていたんですが、いずれも赤組だったもので。
翼の脇を選んだんですが、
思ったより翼の真上でした。
なるべく重心にいれば酔わないという算段。
あと、なぜかシートピッチと窓割りが一致しませんね。
国際線機材を国内線シートピッチにしたんですかね?よくわかりませんが。
さぁ、出発の合図です!
「業務連絡 セットスライドバー」(ガチャ)
たまにTwitterで見かけるこれが聞けたのめっちゃうれしい。
ドアを開けたときにスライド(滑り台)が自動で出てくるようにする設定にすることを示すANA用語です。
ちなみにJALでは「ドアモードをオートマチックモードに変更し、相互確認してください。」となるらしい。
プッシュバックが始まります。
A321が先に出発準備を済ませタキシングしていきます。
油圧で動いてるんだと思いますが、結構作動音が大きいなと感じました。
あと、ギアアップとかも駆動音が分かりやすくて驚きました。機内が静かだから目立つのかな。
復路の767ではあまりそういうイメージ無かったんですがねぇ。
2タミの南側にあるエンジンメンテナンスエリア。
白く塗られて売却を待つ767と、
日本国政府専用機、自衛隊の777がいました!
初めて本物見ました。
アンチコリジョンライトがついているので、
千歳基地に帰るのかもしれませんね。
窓の外があまりよく見えませんが
おおおーーーー
京浜島の倉庫群ですかね。
あれは中央防波堤埋立地といわれる人工島。
廃棄物最終処分場として使われています。
この橋と奥の新木場方面を繋いでいるのが東京ゲートブリッジなんですが、このアングルだとあの巨大さがわからないですね。
そして機体は右旋回。
羽田空港の全貌が見えました。
あっという間に小さくなっていきます。
どんどん高度を上げる飛行機。
東京の地面は白いのです。
中央の川が江戸川っぽいですから小岩の辺りですね。手前は新中川です。
翼の脇に京成線と総武本線が並走して千葉方面に伸びているのがお分かりいただけるでしょうか。大きな建物があるのが市川駅です。
水平飛行になるともうなんも見えないのですが、キョロキョロはします。
そして787の特徴である、電子シェードです。
787にはカーテンがないんです。
そのかわり、ボタンを押すとこのように窓が青く暗くなっていくのです。
ちょっとわかりにくいですね。
時間をかけるとしっかり光を通さなくなります。
透明な液晶の時計とかあるじゃないですか、多分理屈は全く同じで、物質の向きが電気的に揃うと特定の光を通せんぼしてしまうような構造なのだと思います。
秋の雲です。
ドリンクは鬼滅コップです。
ねずこ。
炭治郎。
僕はこれから水柱を見に行くのでまさにぴったりなアイテムと写真を撮っていたら、
CAさんが新しいコップに飴を詰めてプレゼントしてくれました。
飛行機に乗るのが久しぶりだという話をしたら、フライトログとポストカードもくれました。
帰省するときに飛行機のおもちゃ貰ってキャッキャしてた小学生時代を思い出します……いまああいうオモチャもう配ってないんですかね。
飛行機は東北地方の空をあっという間に駆け抜けていきます。
787は外から聞いたエンジン音も含めてキャビン内が本当に静かで、さらに耳ガツンとしにくいという噂でしたが本当ですね。アルミ製の飛行機よりも炭素繊維の機体は剛性にすぐれているのでしょうか。
さて、そろそろ日高山脈が見えてくる頃と思います。今は機内でWi-Fiが使えるので自分がどこにいるかすぐにスマホで確かめることができます。昔はキャビンの前にある高いモニターに目を凝らさなければ行けなかった時代とかありました。便利な時代になったものです。
スポイラーを上げて空気抵抗を作って減速します。少し引っ張られるような感覚を覚えました。
下はもう憧れた、北海道の大地です。
逆噴射の際のスポイラーの動きをご覧ください。これ大好きなんです。
スポット8が空くのを待ちます。ピーチとか羽田では見ない飛行機がひっきりなしに飛んでいました。
ということで、新千歳に到着しました!
座席で記念写真も撮ってもらっちゃいました。
お隣はエアドゥの767ですが、なんか描いてあります。
ポケモンのロコンです。
北海道とポケモンのタイアップで、ロコンが観光大使になっているらしい。ルールルー
さっそく札幌へ急ぎましょう。
新千歳空港駅は開業30周年だそうです。
内地の民に現実を見せる壁画。
なんと!フォトスポット化しておりました。
新千歳空港駅30周年のやつもありましたね。
だいぶ雰囲気変わったなぁ。
さて、今回は
Uシート、ご利用しちゃいます。
初体験です。
これでゆったり札幌まで向かいました。
思ったより乗客が少なかったですね。
大橋俊夫さんのアナウンスを聞いて北海道を耳から感じる……気が狂うほどうれしい。
ついにやってきた、北海道。
夕方のマジックタイムを列車の窓から眺めつつ、もう興奮と期待でいっぱいで、車内のことはあまり記憶に残っていません……。
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