今回、翌朝の特急ニセコに間に合わせるために札幌前泊という方法をとりましたが、
それなら前日に札幌観光しようかと思っていたのです。
しかし、JRも今は大変なので、何か乗っておきたいものです。
ということで、札幌駅に深夜に到着するオホーツクに乗ってみようと思いました。
まずはカムイで岩見沢に行きます。
特急で隣の駅ですが、30分くらいかかる場所です。
789系1000番台です。
扉位置案内が非常に多いですが皆さんしっかり整列されています。
プロですね。
これで岩見沢まで行きます。
発車を見送りました。
階段を示す誘導音の音にJR北海道を感じます。
函館本線を走る721系が集まっています。
ここも光らない看板になっていますね。
全道に設置されていたサッポロビール看板もスポンサー終了で撤去が進んでいます。
ここは残存。
DE15でしょうか。変わったカラーリングですが、夏にノロッコ号を牽引するカマでしょうかね。
岩見沢運転所の建物です。
かつて岩見沢には蒸気機関車の拠点であった岩見沢機関区があり、道内の鉄道の一大拠点として栄えていました。
現在はひっそりとしています。
木造跨線橋です。建て替えの準備が進んでいました。
駅舎は既に新しいものになっています。
立派でしょ。
1時間何もすることがないので少し徘徊します。
定休日と書きながら多分ご近所さんかご常連さんと楽しくお酒を飲む声が聞こえたり。
楽しそうな声が聞こえる土曜日の夜です。
建物も2階建てが中心でアーケードがあり、近代的な印象を受けます
花火関係のお店が多いようで看板も
靴屋さんでしょうか。手書き看板に味わいを感じます。
いい文字です。
そうこうしている間に汽車の時間が近づいてきました。
函館本線のこちらがわに赤熊の貨物列車が走ってくるとは驚きました。
さて、今度は駅の隣にある連絡通路から運転区を眺めます。
凸がよく見えませんが、車庫の中にキハ150が見えますね。
このキハ150は、岩見沢〜苫小牧を走る室蘭本線の普通列車に使われます。
かつては長万部〜苫小牧や長万部〜小樽で活躍した車が転職しているんですねぇ。
キタカのエゾモモンガです。
改札が始まりました。オホーツクはアルファベットで書くとOkhotskなので、昔はトレインマークがOKでした。
建て替えが進む木造跨線橋を眺めます。
レールの塗料が一部消されて刻印が見えるようになっています。やはり古レールで作られていましたか。
降ります。
モジャくんです。
何箇所かやはり刻印があるようですがきちんと探せませんでした。
木彫りの馬がいます。
ゴミ箱は錆びています。雪国ゆえでしょうね。
フララベンも今は261になったらしいですね。
きました。キハ183系オホーツクです。
復刻塗装車が話題ですが、これで良いのです。
今回はハイデッカーグリーン車に乗りました。
長万部時代乗れなかったので。
悔いのないように。
ハイデッカーといいながら網棚がきっちりあるのが意外でしたね。
国鉄車らしいドアをしています。
洗面台関係は割と古い国鉄車そのものって感じです。
業務用室は使用停止中。
いわゆる車販準備室でしょうか?
旅客専務車掌の名札とか185系にはありますよね。
隣のキハ183のドアですね。
キロ182-7553
キロ182-2553のエンジンを261と同等のものに交換した車で、五稜郭車両所が改造した車です。
五稜郭もなくなってしまいます。さみしい。
寝台列車の椅子席を匂わせる座席。
廃車の14系とかから外してとりつけたんですかね?
わりと謎装備です。
これはキハ182-502かな。
車内はこんな感じ。
この車、エンジンがN北斗のオリジナルで結構うるさいので好きなんですよね。
サロベツで使われていた車ですね。
キハ183-1501に行きましょう。
洗面所は更新された感じ。
トイレも新しくなっています。
先頭のかぶりつき席が指定席化されました。
座席は赤です。
その他、車内を色々と見て回りました。
車掌スペースが広いの、面白いですよね。
あっという間に札幌着。座席はフカフカで大変心地の良いものでした。
はい、502の音を楽しみましょう。
回送にしないでおいてくれるの嬉しいですね。
オホーツクも昔のカタカナロゴになりました。
後を追って走っていた、稚内発の宗谷が入線してきました。
所定では261-100番台ですが、この時期ははまなす編成が使われているようですな。
札幌駅1番線の脇を北海道新幹線が通るため、夜は列車を止めて夜間工事が行われています。
さぁ、回送列車が苗穂運転所へ引き上げます。
キハ182-502のガリガリとしたエンジン音を楽しみます!
261の音が混じってしまってますなぁ。
実はこのとき、8年前に長万部でオフ会をしたフォロワーさんが乗り合わせてまして。
お菓子いただいちゃいました!
差し入れありがとうございます!
いやー8年も経つと大人になりますねぇ、としみじみ。
このあとから列車のことをちょっと教えてもらいました。うっかりそのままホテルに戻るところでしたよ。ありがたい……!
ということで、見に行きます。
キハ143系がやってきました。
この車は室蘭本線の電化区間で電車の代わりに走っているのですが、苗穂に入場するためか、東室蘭〜札幌で送り込みを兼ねた長距離普通列車があります。
私も昔、早朝に143に乗って室蘭工大の学祭に行きました。懐かしいですねぇ。
車体は満身創痍という感じです。
こんど札幌圏には737系という新型電車が導入されることになっています。
間違いなくこいつを置き換えるための車です。
余った客車に高性能エンジンを取り付けた、通称PDC。北海道の闇の一面が少しずつ確実に消えていきますね。
ということで、お宿に行きます。
来夏閉鎖予定のエスタです。
ロゴがいいですよね、ここ。
ほんとは建物もじっくり観察したいぞーーー!!
お宿に来ました。
いつもなんでこんなにチェックイン遅いんですかね(すっとぼけ)。
広くて快適な感じで、さらに窓の外には
サツエキーーー!!!
綺麗です。
個人的にポイント高いなと思ったのは、冷蔵庫に入っているミネラルウォーターのサービス。
黒松内の水です。
我々の住む南アルプスとか富士山の天然水が有名かと思いますが、
北海道では大雪山とか羊蹄山とかの水が売られているわけです。
黒松内町は長万部町の隣にある町です。ブナの木が生育できる北限と言われていて、観光アピールに使われています。
早速道南を感じていきましょう。
そしてコンビニを徘徊します。
しかし24時でセイコーマートは閉まってしまうので、24時間営業のローソンへ。
ソフトカツゲンとようかんツイストを買いました。
カツゲンは説明不要ですね。特有の発酵臭がすることでお馴染み、北海道の乳酸菌飲料です。
まぁ、あまりにも物産展で出回るのでツウはヨーグルッペに流れてしまったかもしれませんが……。
全国に点在すると言われるようかんパン。
北海道のパンはねじったパンに羊羹を塗り、切り込みに生クリームが詰まっています。
翌朝の朝食のつもりでしたが、夜に食べてしまいました……あぁ。
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