小樽経由札幌行きの特急ニセコを待ち構えます。
フォロワーも乗ってくるらしいとのことで。
まんべくんもいるスタンプ台です。
改札がはじまったので中に入りましょう。
折り返し駅なので清掃員の詰所があります。
しかしサボを廃止したりと合理化が進んでいます。
カニのマークの乗車位置。
15時34分発東室蘭行き。
15時23分着、東室蘭から来た長万部行きが3番線に到着します。
本当に鈍行が減りました。
どちらの列車も小幌駅に停車することから、この列車に豊浦方面から乗ることが、一番短期間で小幌駅を訪問できる列車となります。
ここが本当にあの長万部なのか目を疑ってしまいます。
側線が整理され、入換信号機がつきました。
普通列車が入庫します。
多分遅延してもいいようにこのような予備車が待機しているような形になっているんでしょうね。
ニセコ号がやってきました。
奴もやってきます。
半分逆光、ちょっぴりセクシー。
ポージングを変えて。
二階建てラウンジにも
ごあいさつ!
フォロワー氏にスマホを渡して、ツーショット撮ってもらおうと思いまして。
いきなり頭を掴まれる中の人
ぎゃ〜〜〜〜〜〜!!!
(※通常運転です)
まんべくんとツーショット撮るとほぼほぼ上手くいきません。というかご覧の通り仲良く戯れることとなります。
赤熊貨物がひっきりなしに走っていきます。
札ナホ。
駅名標で決めポーズ。
よくわかってます。
駅名標の下で乗客にもサービス。まるでアイドル。
北斗が遅延しているとのことで少し待ちます。
さっそくのお出迎えです。
あっ
HEAT281ではないか!
そしてお見送り。
ばいばーい。
行っちゃいました。
入換の函館行きヨンマルが入線。
ほんとうにメカメカしい車両です。
キハ281を描いた案内図……
おや、283が増結されています。
ここの駅員さん、けっこうツウな方いますよね。
ここで北斗に乗ります。
キハ281系のお名残乗車です。
デッキ扉。
モジャくんや萌黄色がこういうところにあります。
自由席に座ります。
北斗系統の車は、自由席車と指定席車で座席のグレードが違います。
281は試作車がその自由席に割り当てられた関係で割と厳密なんですが、
183は組み合わせの関係でバラバラなことがありました。
天井も豪華ですね。
長万部〜八雲というのは直線が多いのでそんなに振り子しませんが、しかしたまに車体が傾くのを味わうことができます。
曲線では左右に軽く揺れ、フワフワとした乗り心地で、加速時もそうですが全体的にショックの少ない車だなぁと感じます。
これが261だとガクンガクン揺れるので硬めだなぁと感じたり。
海岸線を通り、あっという間に八雲に到着です。
お見送りです。
危険物倉庫。
ここはサッポロビールが消されていますね。
改札口です。
電飾看板が残ります。
外にもベンチがありました。
長万部で見送ったキハ40です。まだ八雲で後続の北斗を待っていたんですね。
外に出てみます。
ちゃんと写真を撮っていませんが、食堂に旅館に、たくさん駅前に集まっていて驚きました。
隣の八雲の方が大きい町だ、なんて聞きますが本当ですね。
漁師町あるあるというか、日曜夕方ということで閑散としていますが、昼間はもっと活気があるのでしょうか。
もっと衝撃的なのは5号線沿いで、ダイソーやしまむら、ゲオ、マックスバリュにケーズデンキと全国チェーン店が軒を連ねます。ちなみにツタヤは潰れました。
そして航空自衛隊の基地まであり、滑走路が短いので輸送機くらいしか飛べないと思いますが、イベントでは千歳からリモートで展示飛行が行われたりしたようです。
長万部と比べ平地が広いので集落が広がりやすいのが強みでしょうね。なので5号線が海側へバイパス化されても、大型店を誘致してきっちり栄えることができたと。長万部には土地がなかったわけです。
五稜郭駅の五稜郭をホタテにしたような駅舎のデザインです。
徳川慶勝という尾張の人が八雲の遊楽部というところに住んだのだと。
八雲駅の自販機では、うららも買える!
方位を示している床タイルは点字ブロックに消されてしまいました。
ここで立ち話が終わるのを待っていたのですが、諦めて改札に向かいました。
透明なタイプのゴミ箱。
ステンレスだからかキレイですね。
設備投資も八雲の方が進んでいる気がしてしまいます。
跨線橋を渡って反対側へ向かいます。
古レールではないですが立派な鉄骨組です。
駅名標です。
鷲ノ巣駅が消されていますね。
この駅も新幹線が通れば新八雲駅に役目を譲り姿を消します。
新幹線が札幌まで開通する頃、八雲の町はどのようになっているのでしょうか。
261系北斗です。
なんだかんだ、初めての乗車。
いままで183系しか乗ってこなかった人間ですが、
いよいよ絶滅してしまったのかと改めて驚きます。
新潟トランシス
構造異性体みたいなのを思い出しちゃいますね。
ドアはしっかり萌黄色しています。
客室ドアはストレートでシンプルに。
貫通扉は楕円です。
車内は広々としています。
そしてエンジンのショックが結構大きくてゴトゴトと力強く走る感覚があります。
長万部に着きました。
お見送り。
懐かしいですね。
ここでトワイライトエクスプレスやカシオペアを待ち構え、
またある時は夜間に走るラッセル車を撮りに行ったものです。
光らなくなりましたが、おしゃまんべ温泉への案内も残ります。
徒歩10分だそうです。ほんとかなぁ……?
秋に入りかけて気温も下がったので虫が少なくてとても助かりました。
夏になるとこのガラス戸に蛾がびっしりくっついてるんです。
夜3時に札幌行きはまなすに乗ろうとするとこの蛾だらけの扉を開けて中に入る必要がありました。
二重扉なのでうまく仕切ればはいってこないんですけど、旅行者の団体がやってきて2つのドアを開放してですね。もう蛾が入ってきちゃって大変だったんですよねもう。町田リス園を見習って欲しいものです。
さぁ、ここから温泉街にある宿へ向かいます。
駅前銭湯、栄湯です。
ここも温泉だったらしいんですけどね、廃業していました。
まずは室蘭本線を踏切で渡ります。
1日4本しかない山線が来ました。
あーもうちょっと早ければ……。
温泉街の明かりが見えてきました。
徒歩10分と書いてありましたが、近道が消えてしまったので30分くらいかかってしまいましたね。
長万部温泉ホテルです。
車がいっぱいでした。
丸金旅館さんも車がいっぱい。
今日宿泊するのはこちら、右の建物。
ホテル四国屋さんです。
長万部温泉は車でいっぱい。
普段からこんなにいっぱいでしたっけ?
長万部温泉は赤提灯が魅力です。
千と千尋みたいだよね。
下足箱にしまうスタイル。
夕飯どうしようか悩みましたが、長万部は夜が早いうえ、近道がないので何処か行くにしても往復1時間。
幸い手元に食べ物はあったのでこのまま靴を仕舞ってもらい、早速客室へ。
おおおーー!!!
極上のおひとりさま部屋ですよ!!
(きうじは兄弟と部屋を共用しているのでホテルの1人部屋をみると興奮する習性がある)
長万部の寮も4人部屋でしたからねぇ。
床の間もしっかりついた和室です。
うーん、すばらしい。
載っているのはシーサーでしょうか?不思議な感じがしますね。
そして気になる冷蔵庫。
持ち手に型番を書いてありましたがカクッとしたモダンなフォント。しかしこの無骨さに拝み承る感じがプンプンしますよ。
冷凍個室ですか!はーーこれはユニーク。
早速浴衣に着替えて温泉へ行きましょう〜〜〜
スリッパもオリジナル!
ピクトグラムじゃない非常口看板に歴史を感じます。
長万部温泉は理科大の校舎に供給されているので毎日入っていました。学寮のお風呂で温泉ライフを過ごした結果、旅に温泉が不可欠となりました。それくらい私の人生を変えたのが長万部温泉です。
もとの温泉の温度が熱いので、寮では加水してぬるくするのですが、この蛇口が争奪戦になって、熱い派とぬるい派の時間を考えて入らないとあっという間にのぼせてしまった思い出があります。
四国屋さんのお風呂は熱い浴槽とぬるい浴槽に分かれていて、ぬるい方にじーっくり浸かって癒されました。
しかし湯冷め知らずの長万部温泉。無理な長湯は禁物です。一旦部屋に戻って水を飲んで冷ましてからリベンジ。あぁーーー気持ちがいい……すばらしい。
そして何よりお肌が綺麗になるのがこの温泉の良いところ。足の皮膚が一部ガサガサのパリパリになっていたのですが、後日ここが脱皮のようにボロボロっと落ちてスベスベになりました!
長万部観光のポスターが並びます。
すみっこに赤塚商会さんが印刷したことを示す表記がありました。長万部キャンパスのイベントを動画撮影して、長万部での一年をDVDにして記念に販売するようなこともしていました。商店街にもそこらじゅうに看板を見かけるのですが、ドローン撮影の広告を見かけて、もうそこまでやっているのかと、事業の手広さにびっくり。
長万部で赤塚商会さんを見ない日はありませんね……。
(普通に観光する分には全く気にならないかもしれませんが)
部屋に戻って夕食です。今回は予約の関係で朝食のみのプランにしました。
保冷バッグに入っていた食べ物。
まぁ昼しっかり食べたからこれくらいでしょうと。
そして戦利品を出してニンマリ。
インフォまんべで購入した赤い羽根共同募金のピンバッジです。
北海道の市町村ではご当地キャラクターを使ったピンバッジの販売をしているところがあります。販売価格と製作費の差額が寄付金になるやつです。
たとえば函館だとイカール星人とか、北斗市ならずーしーほっきーとか売ってるんです。
まんべくんは2014年からの発売。当時私は長万部町民だったものですからゲットしたのですが、人気過ぎて即完売しました。
今回は2016年だけ在庫がなかったのですが、残りは2022年まで手に入れることができました。止まっていた時計が動き出すようで、うれしいですね。
ホテルのアクリルキーです。素晴らしい。
あっという間に寝落ちして、朝になりました。
朝ご飯を食べます!
超豪華なおもてなしです!
ご飯は近くの蘭越町で作られた蘭越米だそう。
おひつに3杯分くらい入っていて、しっかり食べました。夜も少しでしたからねぇ。
そして箸置きがかわいい……イカ……。
温泉の前に長万部の古い写真があったので記録。
天然ガスが噴出し、そこから上がる炎。
そしてこの可燃ガスと共に湧き出した温泉に浸かる人々。火気厳禁の注意書き看板もありました。
長万部町の写真ってなかなか出てこないんですよね。きっと栄えていた頃はフィルム全盛期で、そんなにデジタルに上げられる写真も多くなかったのかもしれないなとか思ったり。
機関区全盛期とか、ドライブイン全盛期の写真とか、もっと見たいんですがねぇ……。
帰りは車で駅まで送りましょうか?と提案されたのですが、水柱を見たいと思っていたので歩いて駅まで行くことにしました。
四国屋さん、お世話になりました。
長万部温泉、ほんとにいいところです……。
長万部で宿泊するか、理科大に進学すると毎日このお湯が味わえます。あとは日帰りもできるので、たとえば北斗を2本、3時間の間に温泉に入るような、そんな感じでどうでしょう。きっとお肌が綺麗になりますよ。
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