夏の18きっぷシーズンの話を今更やります。

8月中旬のある日、静岡県は清水に行ってきました。
閉館してしまうという東海大学海洋科学博物館を訪問するためです。

ちびまる子ちゃんの聖地としても有名な清水。
めちゃくちゃ巨大な駅でした。


しずてつバスです!

オリンピックメダリストの記念ポストがここにもありました。


アイボリーにブロック塗装のバスはなんだか普通のよりもちっとした印象を持ちます。

まる子マンホール

さて、東口に出ると都市の雰囲気は一転して石油タンクが聳え立つ工業地帯の雰囲気を醸します。

ガラス張りの建物を清掃している人を発見!

身延方面から富士に合流して静岡方面へ向かう373系ふじかわ号です。

清水港の漁協の建物です。渋くていいですね。

港にはたくさんの船が止まっていました。

漁船でいいんですかね?
そして駐車場が車がびっしり。

実は魚市場があってマグロが食べれるらしい。
しかし水族館の時間が迫っていることもあり、今回はパス。

水族館のある三保の松原まで船で行きます。

乗船券は建物の中にあります。
階段とかトイレのわかりづらいです。

江尻という桟橋が駅最寄りです。

三保は長い半島をぐるっと回った反対側にあり、船はそこを真っ直ぐショートカットします。しかし本数が1時間に一本なのでどうにもスケジュール上の無理が出ます。
具体的には、東海道線の熱海行きが30分に一本で、東京圏から電車で行こうとすると清水に着く時間が限られます。この到着時刻と船の時刻の接続が微妙で、極端に待つかギリギリかになってしまうのです。
バスで行ってもぐるっと回るし本数もそこそこでどちらにしても行きにくい立地だなぁと思いましたね。
18きっぷでここに行く方は寄り道をあまり考えずに三保まで行くことに集中した旅程を組むことをお勧めします。

コロナで船は減便されていました。

遠くから船が近づいてきます。

フェルケルと名付けられた船。
ドイツ語で「交通」「交際」を意味することから、港で開けた交易の歴史を展示する「フェルケール博物館」などの施設がある清水らしいネーミングと言えます。

可愛いキャラクターです。自転車も搭載できるのでしょうか。

船内は6列シートです。

浮き輪です。

89人乗りということで結構乗れます。
あとはクルーが1人かな。

さかなクン、こんなところでも大活躍です。

ニッスイの倉庫が見えます。

さらにははごろもフーズ。
ここはツナ缶の聖地ですね。
清水には缶詰博物館という施設もあるらしいです。今回は時間が取れませんが、いずれ行って見たいですね。

乗船券販売機が出港寸前に列を作ったみたいで少し遅れて離岸しました。フジツボがいっぱい。

遠くに船が見えます。
白くて船尾は何かを海中に入れる滑り台のような構造をしています。
漁船か海洋調査船でしょうか。
調べたところ、水産研究・教育機構の漁業実習船「俊鷹丸」であることがわかりました。

ほかにも油槽船ですかね、

小型の船。

漁船らしき船が並ぶ岸壁。

渋い倉庫や事務所が並ぶエリア。
うーん、港湾らしい景観が揃っていて大興奮です。

JAPAN TUNAという文字のタンク。素晴らしいですね。

岸壁がだんだん遠ざかります。

船の燃料タンクでしょうか?
模型資料にいい錆具合です。

だんだん遠ざかって眺めると、長屋建築のように並ぶビル。かつて築地界隈にもこんな感じのビルが所狭しと並んでいましたね。今はどうなっているのでしょうか。

巨大ニチレイの倉庫。きっと冷凍品を入れるために窓が小さくて断熱ができるのでしょうね。

巨大な石油タンクと小さい石油タンクと、
あとは漁船を持ち上げるためのレール。
港のジオラマに欲しい景観ですが望遠で撮ると圧縮効果もあってスケールの違いに迫力が増します。

右に油槽船。

左に漁業実習船。
巨大な漁港というのは沼津でも見ましたが、工業中心の京浜地区とは景観が異なりますね。

あれは穀物を保管するためのタンクでしょうか。

渋いビル、気になる……。

三角屋根の中にベルトコンベアが入っていきます。日本軽金属の清水工場です。

なにやら古そうな建物がたくさんありますね。

右に見えるアンローダと呼ばれるクレーンの仲間の機械で、金属の素材となる鉱石をあつめて、それを工場へコンベアで運び込んで溶かす、という感じでしょうかな。

清水の陸地に目を向けると観覧車が。
エスパルスドリームプラザといいます。
エスパルスドリームxx を名乗る法人が清水には色々ありますが、どういう資本関係がある企業なんでしょう。ちょっとググってもよくわからないんですよね。

穀物タンクも遠くから見ると立派にロゴとか書いてあるのが見えました。
JOYLミルズの施設のようですね。

謎のコンクリート構造物です。港湾で使うものでしょうか?

沖には貨物線が何隻か泊まっていました。

あれは三保造船所。
あまり馴染みがないかもしれませんが、大型漁船や漁業実習船を多数建造しているようです。

さて、美保に到着です。
ここは砂浜に浮いた桟橋で、あやうく浅瀬に乗り上げるんじゃないかと思いましたが水上バスは喫水が浅いんですね。

いい看板を見つけて撮っちゃいました。

マンホールたちです。


今回のお目当て、東海大学水族館恐竜の博物館はもうすぐ。

鯉とは限らない、魚のぼりが並んでいました。

右のおしゃれな建物が自然史博物館、
左のシンプルな建物が海洋科学博物館です。

礼拝堂かと思いますよね。

こちらは高度経済成長を感じるデザイン。

細長い水槽の中で波が造られていました。

この文字を見て欲しい。
昭和のレタリングは素晴らしい。
共通チケットを買って検温やら消毒やらやって、中に入ります。

設立者と思わしき銅像です。

"外に領土を求めず海洋に資源を開発しよう"
"戦争による拡大よりも平和な科学によって領土権なき資源の宝庫を征服しよう"
"科学によって人類の平和を拓かう"
資源問題によって始まった大戦に対する反省が科学教育を促したわけですね。

では、水族館に入ります。
色々水槽はあるのですが、まずは実験水槽の実演を眺めます。

これは津波実験水槽です。

金属製のはこをプレートに見立てて上げたり下げたりすると、プールに1/10スケールの大津波が発生します。

防波堤のない集落

防波堤のある集落

さらに防波堤に囲まれた工業地帯
などなどさまざまな条件の町の模型が並びます。

参考としてあげられているのがチリ地震の津波なのが時代を感じさせます。
しかし私はこのチリ地震が日本にもたらしたものを知りませんでした。
日本人なら誰もが知っていると思っていた東北の大津波も、いつか風化してしまうのでしょうかね。
実演の映像がありますのでご覧ください。
引き波の力の恐ろしさを実感します。
こんなものが流れてきたら僕たちは助からない。
これはもっといろんな人に見て欲しいですね。

だってこれ、まんま鎌倉の地形じゃないですか。いち早く高い建物の上に避難しないとですね。

津波実験水槽を眺めた後は、駆け足で水槽を眺めていきたいと思います。
現在11時。17時までに見終わる自信がありません!
コメント
コメント一覧
コメントありがとうございます。20代なもので、50年前は想像のつかない昔です。新清水駅前の通りが電車通りだったんですね。
初訪問の感想ですが、とくに三保の方は静かな街という印象を受けました。ただ魚市場は非常に活気があると感じました。そして三保を中心に回ったので今回は中心街には足を運べていないようなので、また 18きっぷシーズンに再訪できれば楽しいかなと思っております。