東海大学海洋科学博物館の続きです。
ここまで駿河湾の自然を感じる大小さまざまな水槽を眺めてきました。

 
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ここからは、くまのみ水族館と呼ばれるエリア。
なんとこの博物館、世界で初めてカクレクマノミを孵化させ飼育することに成功し、多種多様なクマノミを卵から飼育しているのです。
そんなクマノミで有名だなんて知らなかった……。


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早速カクレクマノミの登場です。


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機械仕掛けのクマノミのフィギュアがありました。


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カクレクマノミは、多くの魚にとって有毒となるイソギンチャクの中に身を隠して住んでいます。一方でクマノミはナワバリに侵入するイソギンチャクの天敵を追い払っています。

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ニモだ!という子供たちの声がよく聞こえます。こんなに有名な魚になるとはねぇ。


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無数にクマノミが居るドーナツ型の水槽で、おそらく子供が中に入って記念撮影できたのでしょう。中には入らなくなっていました。


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黒っぽいクマノミ



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オレンジから黒へグラデーションになっているクマノミ

世界にはいろんなクマノミがいるんですね。

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床に水槽があって魚が泳いでいます!
子供にはめちゃくちゃウケそう

でも真下に魚はいませんね……。


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水の中をふわふわユラユラと泳いでいます。
オレンジ色でよく目立ちます。

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ここまで網羅的に解説してくれるところもなかなかないと思います。


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大きめのイソギンチャクなのでしょうか。それとも海藻なのでしょうか。隠れています。


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シンプルなオレンジ色です。


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白がほとんどないクマノミ。

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よくよく見ると、オレンジと白だけじゃなくて黒い模様も大事なんですね。
かなり装飾性が強い模様ですよね。こういう模様が遺伝されていって残りにくいものが淘汰されて、残った結果なのだと思いますが、ペンギンの模様といいよくこんなデザインを自然界は作るものです。


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この先にはクマノミの子どもがいるとのこと。
行ってみましょう。


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解説版を眺めながら進むと、バックヤードにやってきました。

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水族館の3つのじ、掃除、調餌、給餌が書かれています。
そして病気の調査と治療、新しい生き物の受け入れ準備、えさの研究、飼育方法の研究、うーん。ここはやはり大学の海洋学部って感じの文言ですね。


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窓の向こうには建て付けのコンクリート水槽と、後から設置されたであろうプラスチックの水槽があります。

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繁殖賞の紹介です。クマノミやスズメダイの飼育実績が盛んなようです。


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クマノミの子どもの水槽がありました。
生後1ヶ月程度の様子。


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ちっちゃーーい!!!

でももう模様があるように見えますね。


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次はレッドアンドブラック・アネモネフィッシュという種類。生後1ヶ月。

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おおおーーーまた小さい!
ごま粒みたいなサイズの魚が泳いでます。
こんなところから始まるんだなぁ。

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奥の水槽はクマノミ水槽の一部です。

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繁殖のためにはカップリングが不可欠。
しかしペアになっても卵を産まないこともある。

どこの世界もシビアだ……。


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クラウンアネモネフィッシュ。生後3ヶ月。
もう、小さい魚ですね。


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新鮮な海水を送るというのは酸素を供給するためなんでしょうか。分業なんですね。


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カクレクマノミ、生後5ヶ月。
やっぱりまだ小さいなぁと感じます。
チョロチョロと動き回っています。

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1歳から3ヶ月くらいまでがバラバラになっていますが、魚の成長の早いこと早いこと。


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スケッチが凄いですね…。



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クマノミ水槽と深海水槽の一部です。


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クマノミの餌のプランクトンもここでは培養しています。

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むかし学校でミジンコ育ててたクラスがありましたがそれに似たものを感じます。


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油壺マリンパークもこんな感じだったなぁ、向こうが1968年だから世代的にはかなり近いと思うんですよね。

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えさについての説明。文字がいいですね。

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大きな魚だとアジとサバ、

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イワシ、オキアミ、アサリ、
さらにプランクトンや人工飼料などがあるようです。
川崎水族館で、自然界の餌を冷凍すると栄養が落ちるために人工飼料に慣らす必要があると聞いたことがありますが、ここは海も近いですし鮮魚を使えるのでしょうかね?


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向こうには駿河湾の魚たちがたくさんいるはず…バックヤードツアーとかあったら参加してみたいなぁ。


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この水槽何なんでしょうね。

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ヒトデがいますね。
ここは予備水槽なのか、カゴの中に分けられた生き物が色々います。



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あーーーーあの向こうが気になる。


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水族館の仕組みを展示する場所もありました。



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なんと、圧力式濾過槽を展示しています。


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かなりタンクがたくさんあります。
濾過水の量が多い場合、特に大水槽を持つ場合は必須となる装置です。


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後ろ髪を引かれる思いでこのエリアを抜けます。

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クマノミの稚魚全景。


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さらに展示室は2階へ。


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マリンサイエンスホールと機械水族館?があります。

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おひょうという大型のカレイの標本がありました。人の身長くらいあります。

デカすぎる……。海の中であまり出くわしたくないなぁと思いましたが、えんがわってこの魚を食べているらしい、と聞くと見る目が変わりますね。

次はマリンサイエンスホールを紹介します。
こっから水族館から博物館テイストをしてきます。
水族館に癒しを求める方はここまで楽しい空間かなと思いますが、ディープスポットを求める方はここから。平成の科学館の貴重な生き残りです。