三保にあるもう一つの博物館が、東海大学自然史博物館です。
訪問からだいぶ時間が経っていたのと、水族館と比べて私の勉強不足があってなかなかうまくレポートできていませんが、記録として……。




入るといきなり恐竜の発掘現場の模型が展示されています。



トリケラトプスでしょうか。



最初は日本というより静岡の歴史から始まります。




森の中を再現したジオラマです。





シカやクマといった大型動物のほか、昆虫なども再現されている空間です。




落ち葉とかも集めたのでしょう。すごい標本です。




こちらは里山の風景ですね。
水田があって人の暮らしがあって、そこに山があるような感じのところです。





たくさんの蝶の標本が並んでいました。



川魚と川の石の資料がありました。





貝の化石がたくさん入った砂の石。




古代のサメの展示。
現代に生きる生物は海洋科学博物館ですが、太古に絶滅していると自然史博物館の管轄になるの面白いですね。




この石も貝殻がたくさんあります。




サメの歯の化石がたくさん見つかっていたり。



そして唐突に恐竜。




綺麗な鉱石の展示。天然でこれが取れるとしてこれだけ集めてくるのは大変だったことでしょう。




ここからエスカレーターで3階へ登ります。




亀の子マーク！
日立エスカレーンってやつでしょうか。




いざ！
このエスカレーターで大昔へタイムスリップ！




3階は太古の時代から始まります。




植物の化石。
シダ植物っぽい感じの模様が見えますが、発掘者はよくこんなのを探してこれますよね。



こちらは魚の化石です。
しっかり魚の形をしていますね。







ドーム状の建物の中に恐竜がたくさんいます。




背中が特徴的なステゴサウルス。








トリケラトプス。



とその再現模型。




小さなやつから



大きなやつまでたくさんいます。



さらに卵の再現までありました。




卵の化石ってのも残ってるんですね。
生き物が分解されずに地中の圧力で石になってしまったわけですが、ある時から歩みを止めてしまった生き物たち



ほかにも知らない名前の恐竜がたくさんいました。陸上生物の勉強が足りませんでした……。



プロトケラトプスって名前的にトリケラトプスの先祖なんでしょうか。



いろんな卵の化石。









脚の化石。この辺は超マニアック。




恐竜の足跡の再現なんかもありました。







パキケファロサウルスの頭の骨です！
いつぞやここにガチャカプセルが入っているとかいう嘘の展示を見た覚えがありますが…

こうやってたくさんの恐竜を見た後に眺めると、ほんとに個性的な頭蓋骨ですね。




翼竜の化石や始祖鳥の化石などがありました。
レプリカとのことですが展示のためにこれだけ取り揃えたというのは先人の熱意を感じます。



アンモナイトの系統ですね。
クラシカルな図が気に入りました。



首長竜というのは恐竜とはまた違うところに展示されていました。



昔の海洋生物ですが、まぁなんとなーくクジラに近い形をしているように見えますね。




古めかしいピクトグラム！



可愛い恐竜。




シーラカンスの化石。シーラカンスは総称だって話は沼津に行くと学べますね。




イカの化石。イカの形ですね。





海老の化石。
やめられない、とまらない。ってやつに出てくるような絵に描いたように海老です。
そんなに昔から変わっていないんですね彼らは。




さらにはカニなんてのも。
甲羅のある生き物は残りやすいんでしょうか。




こちらはゾウの歯の化石。
ゾウの臼歯って模様の違いで種が判別できたりするんですよね。



これが頭骨。
大きいです。





サイみたいな動物の頭骨
ひたすら骨です。




こちらはゾウのアゴと牙ですね。



またいいフォントに出会いました。
ここで出迎えてくれるのはマンモスの骨格標本です！




でかい！
とくに牙ですね。ゾウは下向きに大きなものですがマンモスは上向に沿っている牙が特徴的だなぁと思います。これも歯が進化したものです。




絶滅した動物が並びます。
サーベルタイガーです。



顎の骨が細長い……。





迫力の牙を正面から。




生きていた頃の想像図を見ると割と普通にゾウのように見えるんですけどね。



さらにはオオツノジカ
ヘラジカよりも大きな角が特徴的。そして寒いせいもあってかデカい。



こちらは人間によって滅ぼされたカイギュウの骨。



見た目からして愛らしさが窺えますね。
マナティに近いけど、まんまるなマナティにくらべ体格が大きいように見えます。




そんな感じで駆け足で展示を眺めて1時間以内に博物館を出ることができました。




恐竜が豊富ですが全然わからないことだらけで難しかったですね。これをちゃんと覚えている恐竜少年たちの熱意と知識量には驚かされますね。