東海大学海洋科学博物館と、
東海大学自然史博物館、
この2館をまわりきりましたーー!
12時に来て16時に終わりましたから、17時の閉館までカツカツでした。危ない危ない。
建築のユニークさがいいよなぁと思って。こういう建物アドオン欲しいよなぁとかも思いました。
さて、博物館を出ようとした矢先。
とんでもないものが目の前に現れました。
ご覧ください!
屋根の上の「コーヒー」の文字!
そして一階の大きなテント!
ドライブインとか茶屋とか言われる感じの昭和の香りがしますよ。
ここがかつてレジャー施設として賑わいを伝える建物じゃあありませんか!
その名も「喫茶 レストラン サンビーチ」
趣センサーがビンビンのフォントですねぇ!
早速2階に行ってみることに……
と思ったら、1階で営業中とのこと。
早速一階に行ってみると静かでした。
でも、ソフトクリーム売り場の方に声をかけたら営業しているとのこと。
実はきょう、昼飯抜きでずっとここまで水族館を見ていたんです。
やったね!これでごはんにありつけるーー!!
お座敷に座るとメニューを眺めるのですが、やはりこういうところはお好み食堂テイストがあって、メニューがたくさんあって幸せな悩みに溢れています。
清水の名産品は「黒はんぺん」という練り物らしく、黒はんぺんの定食があったのでチョイス。
ところがこの飯が意外性たっぷりで、
どんっと現れたのがこれ。
これ1人前??
1000円ランチなんだが……???
俺、今日は好きなだけごはん食っていいんか……?
色々ツッコミどころがあって、
炭水化物がそばとご飯、マカロニサラダ……
そしてきんぴらにサラダと野菜ももりだくさん!
断食水族館巡りの後にこれはまさに福音。うれしい……!
そしてこちらが黒ハンペンのフライです。
もちっ、じゅわっと油が染み込んでいて、カラシを塗って食べるともうご飯が進む進む。
ガッツリ食った後はアイスコーヒーで一休み。
だいぶ日が傾いておりましたが。
実はもう、水族館が閉まってしまうと水上バスも来ないし、ここから出るバスってもうないんですよね。
三保ってどうやらマイカーで行く観光地らしくて、公共交通で行く人間はそういう、レジャー施設がしまったら買える手段がないことをある程度想像して帰らないといけないんですが……しかし水族館を無限に見たかったのだからしょうがない。
近くの車庫に来るバスの時間にあたりをつけて、歩くことにしました。
出口にはレストランのメニューが。手書きです!美しい…!
そして今どき見かけなくなったフジカラーのベンチ。
ここから先、向かったのがしずてつバスの三保車庫前というバス停。
そこまでは一応道路があるのですが、歩道が草ぼうぼうになっていて歩くのもなかなか厳しい感じ。いかに歩行者がいないか、日常生活的に道路を利用している人がいないかが浮き彫りになったかなと思います。
まぁ、清水には静岡鉄道という自動車販売会社が幅を利かせているので、そういうことなのでしょう。
歩いているとMC-4Pが。
しかも受話器に音量アップボタンがついた亜種ですね。
MC4PN-1という機種らしい。初めて聞きました。
清水エスパルスって名前は聞いたことありますけどサッカーチームなんですかね?練習場がありました。
鈴与ってすごい会社なんだなぁと。
マンホールも清水エスパルスですかね?サッカー仕様でした。
さて、三保車庫前に到着。
これが車庫?車庫とは…?
地理院地図で調べてみると、1960年代には確かに車庫らしき建屋があったらしい。しかし今は操車場というか転回用地といった印象。
奥にあるクレーンは三保造船所のもの。
漁船などの建造で有名です。
ほんとはこの先に鉄道が伸びていて、スイッチャーが保存展示されていたらしい。
おいーー素通りしちまったじゃーーん。
バスが来て、しばし小休止。
車庫前というだけあって転回用の敷地内にバス停はなく、目の前のバスがやってくるのを待ちます。
静鉄のバスはしずてつジャストラインという会社が運行していて、バスのことをジャストラインと呼んでいる案内放送もあったりしてユニークです。
この辺りひたすら爆睡して、新清水駅へ。
いつの間にかバスは満員でした。
大きな通りに出ましたが、ここはかつて静鉄清水市内線が走っていたところなのだそう。駅の立地はなんというか北陸鉄道とかとも近いものを感じますね。
新清水駅から静岡鉄道線に乗ります。
黄色いサスティナをみおくります。
電車はすぐくるので、ペットボトルの水を買い、さらに駅構内を観察。
頭端式ホーム2線を交互に使っているようですね。
きました。銀色の電車です。
なんかついてますね。
おおおお????
ちびまる子ちゃんじゃないですか。
清水のPRをする電車なんですね。
清水の名産品を踊りながらアピールしているらしいですね。
吊革は初めてみる形。
この電車、金沢八景の東急車輌で作られたので江ノ電とかと同じメーカーなのに中身は全然違うから驚きます。
広い貫通路です。
総合車両製作所のステンレス車体、サスティナです。
電車は早速鉄橋を渡って東海道線に沿って走ります。巴川という橋らしいです。
かなり海抜の低いところを走っているんだなぁという印象を受けました。
しばらくは東海道線に沿って進みますが、東海道線の電車に追い抜かれるところも見なかったので、電車と汽車という役割分けがしっかりされているのでしょう。
2両編成の高頻度運転で、前線複線。交換待ちを気にしないせいか、さっと駅に着いてさっと発車していくさまは相鉄の西横浜とかと錯覚しそうな感覚です。
途中、東海道線を私鉄が跨ぐという場所もあります。
長沼車庫にやってきました。
旧型車両が並んでいます。
A3000形はカラフルなんですが、従来型もぜひ乗ってみたいところ。
なんというか東急テイストがしますが、どちらも自社発注車。
そしてここには車籍のない電動貨車なども居ます。
うつらうつらして外は真っ暗。
新静岡駅に到着です。
ここも静岡駅とはちょっと離れています。
ここにも静岡市内線という路面電車があったらしいのです。
A3000形のロゴです。
まるちゃんの静岡音頭号を見送ります。
待合室には電車グッズと、A3000形の模型が。
これだけカラフルなのに加えてラッピング車があるのです。ただの小私鉄とは思えません。
ブルーの車両がやってきました。
ホームには竹灯篭が並びます。
ちょっとクラシカルな精算機は運用していないみたい。
グッズはガチャの世界です。低コストに実用的なグッズを売る……商売上手ですね。
運賃表も撮影しておきます。
静岡市のまるちゃんマンホールです。
サンローゼという建物。ロゴがいいですね。
東急スクエアがあって、本当に東急カラーの強い町だなぁと思いました。
しずてつジャストラインです。
こちらもジャストライン。
LuLuCaはご当地ICカードらしい。
知らないカードがいきなり広告で出てくるとやっぱり目をひきますね。
痔 END 気に入ってしまった。
しずてつのバスはブレーキランプがユニークですね。
消火栓には富士山と三保の松原が。
静岡駅前では花火を見ることができました。
しかしなんの花火なのかは分からず。
大きなロータリーを地下道で抜けます。香ばしいけど意匠からしてバブル期ですかね?
立派な噴水広場があったり。
プラモのまち静岡!
公衆電話もプラモデルです!
こちら本物。
MC-D8ですね。
どうやら本物の筐体と同じものを分解して取り付けているみたいでボタンも押した感覚があるしよくできているディスプレーだなと思いました。
近くには郵便ポストもあるらしいですが、もう夜遅くて疲れ果てていたのでパスしました。
静岡からは313系で帰ります。
ボックスシートの車です。
東海道線ってロングのイメージがあるんですが、身延線とか御殿場線で使ってる車ですよね。なんか送り込み運用とかで入るんでしょうか。
もう完全にここから先は記憶にないんですよね。
なんとか18きっぷを使って清水で遊ぶことができました。清水市街地の方も港湾関係の史跡や博物館などあって面白いと聞くのでまた18きっぷシーズンに再訪したいですね。
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