9月も終わりのこと。
神奈川県立歴史博物館と、横浜マリンタワーに行ってきました。

みなとみらい線で馬車道駅へ。

透明ベンチ。

傘のレンタルサービス。えむえむさんとカエルたち。

神奈川県立歴史博物館。旧横浜正金銀行の本店で、
キング(神奈川県庁)、クイーン(横浜税関)、ジャック(開港資料館)、の横浜三塔に並ぶ4つ目の塔「エースのドーム」という愛称がついています。

地図最前線という展示を見てきました。
浮世絵からデジタルデータまで続く地図の歴史を辿るものでした。

横浜の絵地図は開国以来目まぐるしく変わってきました。
これは埋め立てた鉄道用地を馬車道として仮使用していた頃の地図です。

いまの桜木町駅前に鉄橋がかかっていて、これが非常に珍しいためかこの頃はここだけ分けて絵があります。

そして面白いのは街道を歩く人の姿。
大名行列のような馬から駕籠まで様々です。
そして見たかったのはこれ。

吉田初三郎が描いた絵図を片っ端から展示しているものです。壮観です。
図録は小さくて見比べができなかったので買いませんでした。

一番の見どころはこの巨大な絵図。神奈川県を描いています。

横浜はまだ船がひしめき合い、根岸には競馬場が置かれていた昭和初期の姿。野毛山の公園も華やかです。

根岸線はなく、桜木町止まり。汽車道も現役の線路です。

江ノ電は若宮大路まで走っています。
地名は皆手書き。昔の人は字が綺麗でないとやっていなかったのは勿論なのですが、手先の器用さに驚きます。

江の島のゴツゴツした地形も見事に鳥瞰図で再現しています。

大山方面にはいちど線路を剥がされてしまったケーブルカーがあります。

さらに遠くへ。相模川を上流へと登っていきます。

小田原です。
箱根登山鉄道小田原市内線が城下を通り、
湯本まで路面電車を使っています。

これが印刷物になるとこんなに小さくなってしまう、その原図とのギャップと、ここまで原図を大きく書く裏側の仕事の難しさにビビっていました。
そのあとは併設の「喫茶ともしび」へ。

いわゆる就労支援的な喫茶店です。

ナポリタンをチョイス。

はい、チーズ。

コーヒーフロートのコースターには、ジャパンパンチのキャラクターが書かれています。
一息ついたら、常設展を見学。

横浜の量時間が並ぶジオラマが好きです。

いつかCGとかで作ってみたいおしゃれ建築たちです。

倉庫も可愛らしいですね。
他に家電の展示が興味深行くというか目を引くというか。

東芝科学未来館から寄贈を受けたという電気冷蔵庫。

こちらはデスクトップの日本語ワープロ1号機。
※コメントいただき訂正しました。
東芝科学未来館が展示物を手放して寄贈という形で博物館に移設されていることに喜びと切なさを感じたり。
そしてもう一つの観光名所が。

リニューアルオープンしたマリンタワーです!
2019年から、たぶん2020年の五輪を見越してかリニューアル工事を1年かけて行う予定でしたが、
どうやら深刻な問題が見つかったようで3年がかりの大規模な修繕となりました。
海沿いの鉄骨建築ということで老朽化が深刻なようで、
これ以上は修理できないのではないかといううわさも聞きます。
折角ですから見に行きましょう。

みなとみらい線で元町・中華街駅に向かいます。
ちょうど出口のところに広告が。

ありましたーー!!
17時で一旦入場を打ち切り、18時から夜の部としてちょっと値上げして入場開始するスタイルです。ちょっと待ち時間があります。

中に入るとロビーには大きな壁画。

かつてマリンタワーが灯台として使われていたときのレンズです。


銘板もきっちり残ってます。

こちらは花火。
さらに2階をぐるっと回ってみます。

椅子が色々並ぶスペース。

飛行機のエンジンカウルのようなラッチ台のような何か。

こちらが入場券。スマホで買っても最終的には発券することとなります。

裏面は昼と夜の2デザイン。

さぁ、時間になったので上に登りましょう。

エレベータは2機ありますが、1機点検中のためか、この日は1機でまわしてました。

それにしても変わったエレベータです。

一枚片開きドアです。

ドアが開くとともに照明がつきます。

乗り込んで天井を眺めます。ドアが閉まると……、

青いライトになりました。

鉄骨組みのタワーの中心をゆっくり登っていくエレベーター。

タワー内側はエレベーターの配線類がびっしり張られているので、外側に目を向けます。

最初はタワーを囲っている割と見慣れたビル群が少しずつ高くなっていく感じで、
あまり新鮮味がありませんが、建物の高さを抜くと急に視界が開けます。

海の方も視界が開けてきました。

展望フロア、29階に到着です!
30階に登ってエレベータで帰るようになっています。

おおおーーー!!

氷川丸がよく見えます。
山下公園シーバス桟橋は工事中。工事が終わったらここにマリーンルージュなんかも集まることでしょう。

こちらはホテルニューグランド。
本館と構造がなんとなくわかるような気がします。

ベイブリッジ方面を望みます。
江ノ電の高速バスが走るルートですので是非とも撮影してみたいものです。
時間が読めないのが難点。

足元を覗くコーナーもあります。タワーの定番ですね。

ちょっといただけないのが、デジタルサイネージの存在。
けっこうベスポジに写り込むんですよね。
だから結構ガラスに密着して写り込みを防ぐ必要があります。

これ、タワーの2階でやっている展示の説明なんですが、、
もうちょっと照度を落とすとか向きを工夫するとかしてくれないかなと思いました。

では30階へ行きます。
階段には、ここで結婚式を挙げたカップルのプレートが並んでいました。
いやぁ…目立つなぁ、なんて話をしながら階段を上がります。

おおおおお

タワーの窓枠に沿って光が並び、
さらにガラスには謎の模様が。

万華鏡のように輝きます。

真ん中に立ってヨーヨーとか回したらウケそう
あとパラパラ踊ってみるとか。
でも写真を撮ってみると、真ん中は暗いので地味に難しい。
真ん中から後光さす教祖様写真が撮れると思ったんですけど。

ガンダムが動く様子が見れました。
かなりぬるぬる動くんですね、アレ。

ロイヤルウィングが待つ大さん橋。
また客船が戻ってきてほしいものです。

ピア赤れんがにはマリーンルージュ。
そういえば、冬なのでさるびあ丸が横浜に寄港していますね。

エレベーターで降ります。
30階から降りますが、エレベーターはメートル表記で階数を表示します。
だからこれは80mの高さということです。

降りてきました。
壁面が緑化されていました。

色もカラフルに変わります。LEDって便利ですね。

鉄骨は8角形でしょうか。そしてそれぞれに筋交いがついています。

てっぺんの覗けるコーナーが下からも見えます。

エレベーターの他階段もあり、イベントで解放されたこともあるようです。
一度自分の足で登ってみるのも楽しそうですね。

リベット溶接の陰影が浮き上がります。
(ずっと撮ってるなこいつ)

中はオレンジ、外は紫。

そして明かりが消えてチカチカと点滅する明かり。
これがルーティーンしているみたいですね。

また白く光り始めます。

最終便の赤い幕のあかいくつをやりすごし、
普通の横浜市営バスで横浜駅へ。
東海道線民にとって、ルミネの脇でおろしてくれる横浜駅改札口前バス停は最強です。

ブルーリボンシティでした。

この車もいつまで見られるでしょうねぇ。
マリンタワー、上ってみて思ったのは立地の良さと適度な高さ。
60年前に建てただけあって、当時ロケーションの良いところに建てたのでしょうね。
マリンタワーやベイブリッジなど主要な港湾施設を見ることができ、
さらに周りの建物も低いので基本的に周りが良く見えます。
ランドマークタワーは高いですが周りの建物も高く、身近な建物は屋根しか見えないんですよね。
その点、マリンタワーは適度に見下ろすアングルになっているのも、港を見るという点では魅力かなと思いました。
夜は夜でアートとかに力入れて盛り上がってますが、
ぜひ今度は昼にゆったり見てみたいなと思います。



コメント
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東芝未来科学館のサイトで紹介されている国産第一号電気冷蔵庫の写真は塗装がきれいにされており上部のラジエーターがトウモロコシの様に見えるのに対して、マリンタワー内のものは塗装ハガレや汚れが酷くラジエーターにカバーがついている様に見えます。実際に使われていた感じですが、右上に乗っている写真パネルらしき物は何でしょう。
想像ですが、東芝は未来科学館で展示中の筐体とは別にどこかで稼働していたぼろぼろの筐体を手に入れて倉庫にストックしていたが、もう使う事はないと判断してマリンタワーへ寄贈したのではないでしょうか。私はこちらの使い込んだ感じが好きですが。
次のデスクトップの計算機ですが、計算機には違いないけれどもこれは日本語ワープロ第一号ですね。こちらも東芝未来科学館で展示が続いているので、部品取り用か何かの筐体を寄贈したのかなと思います。右奥のプリンタ部の妙なプラスチックカバーは何でしょうか、ホコリ避けとしたら一部が開く様になっているのは不思議です…
それでは。
毎度お世話になっております。東芝に物凄くお詳しいんですね。
博物館の名前と機械名を間違えておりました。訂正します。
なるほど確かにバックヤードに閉じ込めておくくらいなら、横浜で展示してもらったほうが意義があるのかもしれませんね。
大学生の頃だったか、モノレールの資料がないかとか、あとはちょうど田中久重に興味があって訪問したことがあるのですが、以来すっかり足を運んでおりませんので、近く再訪してまた調べてみたいと思います。
これらの機械は使い方がもうよくわからないので、使ったことのある方のお話とか聞いてみたいですね。
私は東芝に詳しい訳ではなく、たまたま興味を持ったネタが東芝関連だったという訳です。なお冷蔵庫と日本語ワープロはマリンタワー内ではなく歴史博物館内でしたね、失礼致しました。
「国産第一号冷蔵庫」の写真は色々な所で紹介されており何回も見た事があるのですが、こちらの使用感あふれた筐体写真は初めて見ました。
「日本語ワープロ」は写真のJW-10よりも数年後の型番不明のOASYS(富士通製)を大学で使った事があります。私はOASYS特有の「親指シフト」に慣れる事ができず手書きの方が早い始末でしたが、8インチフロッピーディスクを入れてシステムを立ち上げてひらがなと漢字の画面表示を見ると、パソコンとは違う「高尚な」感じがしました。