年明け早々に箱根に行き、金曜日に年明けの仕事を1日こなして、ささっと夕方に電車に飛び乗った私は、竹芝桟橋に来ておりました(震え声)

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数年前から度々登場するいつもの友達が、三原山に行きたいと言い、いよいよ自分でツアーチケットの予約までするようになりました。



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「添乗員同行 伊豆大島 三原神社 初詣ハイキング」というツアー。


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一般の船と路線バスに便乗するので、ツアータグはツアー客の目印。
そしてノベルティとしてはこぶね課ボールペンを頂きました。激レア……!

今回は特に発券トラブルもなく、乗船券が発行されました。

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コミケの釣り銭でガチャる図。みんなありがとう。




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では、乗船です!


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今回のツアーの特徴は、往路がさるびあ丸の特2等席ということ。

2等と特2等はもう別物です。

2等船室については昨年7月のツアー記録をご覧ください。


2等は1番安くて5000円くらいで島に行けるんですが、板張りにカーペット敷いたカチカチの床に雑魚寝する大部屋の船室で、背中にくるだけでなく相部屋ガチャで、しかも船のエンジン音や揺れをモロに感じる場所なもんでなかなかグッタリした記憶があります。まぁ、若いうちに一度経験しとけば?と思うような船室です。


一方こちらは特2等。

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しかもカーテン付きの寝台で、しかも消灯は各自のライトで出来るようになっています。

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シーツと枕があります。
ベッドはバスのシートのようにある程度のクッション性があります。
これが!寝るための空間ですよ!



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貴重品はロッカーに入れられるようになっています。
船内をぶらつくのであればここに入れると良いらしいです。
まぁ、貴重品と着替えとかは別のバッグにしておくのが身軽だと思います。突然何か買いたくなっちゃった時にここに財布入れてしまうと取りに戻ることになるので。


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はこぶね課の、さるびあ丸くんです。


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そしてこちらは、持ち主が東海汽船のヤバいオタクである証、セブンアイランド結のぬいぐるみ。

竹芝桟橋で売っててとうとう買ってしまった……。


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入口のマットも夜中の人が少ないうちに。




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レストランでジャンボエビフライカレー(1400円)を食べます。


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レインボーブリッジを眺める結。

食べ終わると東京の夜景は遥か遠くに。

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東京タワーとレインボーブリッジが見えます。

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この日は満月にかなり近い日。
月明かりが外を照らしとても明るい日でした。

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東京湾に面する、京浜工業地帯の街明かりが続きます。


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こちらは房総半島方面でしょうか。


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ファンネルに、透明なデッキの天井。屋根があることでデッキを全天候で利用できる分、若干の圧迫感も覚えます。


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ベンチに結を座らせてみる。


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後部は青い灯で照らされています。
これが良くも悪くもって感じなんですが、もうちょい白くならないかなと思ったりします。

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試しにべっこう寿司の写真をフラッシュで撮ったもの。

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ところがブルーライトだとこれ。
びっくりするほど美味しくなさそうなビジュなんですよ。

とはいえ、客船って海中転落がちょこちょこあるらしくてその対策なんですかね? 京急の駅ホームもブルーライトの場所がありますがそれと同じ理由というか。思い詰めないでくれというのは社会の一員として無責任ではあるのですが。


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しばらく進むと見慣れた夜景が見えてきます。
大島行きの船は、冬季の金・土曜日の便が途中横浜港に帰港します。東京行きは土・日曜日に横浜寄港します。



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鶴見には貨物船が浮かびます。

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毎時20〜30分、50分〜00分の間、ベイブリッジは青くライトアップされます。



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暗くてよくわかりませんが大黒埠頭でしょうか。自動車運搬船が見えます。


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だんだん近づく街の明かり。横浜は眩しいですね。


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ベイブリッジが近づいてきます。
時間が経って白くなりましたね。


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クルーズ船に乗ることで潜ることができますが、定期船ではあまり潜る機会のない橋です。



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ライトをオン。これは岸壁の状況を把握することと、作業の手元を明るくすることを目的についているライトのように見えます。


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マリンタワーが見えてきました。

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展開して、陸に背を向けて接岸します。

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ロイヤルウイングが停泊しています。



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ランドマークタワーです。


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ロイヤルウイングは運航終了していますが発電機が24時間稼働しています。
大さん橋のターミナルは閉鎖されていて「東海汽船利用者以外立入禁止」という札と共に限定的に開放された形をとっています。
なお、上のデッキはいつでも歩けます。


かなり人が並んでいて驚きました。


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接岸しました。

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氷川丸も静かに見守っています。


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下船した人が3人程度、そして35人程度が乗船すると、さっさと出港。


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地上係員が手を振ってくれています。


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ニューグランドの看板も明るいです。


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あっという間に離れました。船の加速力ってすごいです。

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見慣れた景色。

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でも引きで見るとだいぶ変わって見えますよねぇ。


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間も無く船は11:45をもって消灯時間となります。

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特2等船室は快適でした! コレぞ寝るための空間なのかと感動してしまいました。

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まぁ、金属製の寝台ゆえ船内Wi-Fiを含めほとんど電波は通じないと思っていいです。機内モードにしないと電池かなり食うと思いますのでご注意を。


さて、暫く寝ているうちに、東京湾を離れます。
久里浜の先を出ると、海を遮るものはなくなり、波も少し大きくなって、船が少し揺れ始めるんですよね。だいたいは大したことないんですけども、ゆーらゆーらするのでちょっと目が覚めまして。朝4時半には通路の照明もつくので、少しうろついてみます。


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満月が西の空に傾いていました。


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雲量も多いので明るいです。
月は雲に隠れては顔を出します。

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貨物船が通りかかります。お疲れ様です。

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海がキラキラしています。本当にいいタイミングで船に乗ったものです。


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少し雲が切れてきました。

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背後は真っ暗です。
こんな海をひたすら進み続けている船が、貨客船に限らず貨物船など、このあたりにはたくさんあります。日本の物流を支えている頼もしい存在です。

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いい感じです。船は大島の近海で速度を落とし、時間調整します。

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岡田港の明かりが見えてきました。


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ゆったりと向きを変えます。


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ずっと右舷を見ていましたが、いちど左舷に行ってみましょう。

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サーチライトが岡田港の岸壁先端にある灯台を照らしています。入港時の最初の障害物、ぶつかったら大変ですからね。

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次に照らしているのは岡田港の岸壁です。


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海が青白く光っています。

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陸地に背を向けて着岸するのでここで回頭します。

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この辺りにロープを張るのでしょうね。

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いよいよ着岸です!

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バタバタと下船します。

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船を降りるのが6時過ぎ。
これから陽が出てわっと明るくなります。


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東海汽船のグループ会社である大島バスが待っています。
時刻表には書いていないのですが、さるびあ丸の入港にあわせて、主要エリアへ向かう路線バスが運行されています。
行先は元町港、御神火温泉、波浮港、大島公園、大島温泉ホテルなどがありますが、下船客が一段落してしまうとバスは発車してしまうので注意が必要です。
我々のツアーは、大島温泉ホテルで朝食と朝風呂という旅程になっているので、三原山方面へのバスに乗ります。


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バスのドアに最近はこぶね課シールが貼られています。どたばたしているのは大漁。

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こちらは愛。
それでは三原山温泉に向かいましょう!