えっ年明けに伊豆大島行ったんですよね??

と、家族にも友達にも言われる。
でも仕方ないじゃないですか。
今回は出発地も目的地も違う大島旅行なのですから!

2月1日〜2月2日、「江の島から行く!伊豆大島日帰りツアー」という臨時便ツアーが開催されました。



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江ノ島駅のくらげ水槽はまた掃除中。
その脇に見慣れないバス。


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朝のシャトルバスです。


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こまわりくんが片瀬江ノ島駅前にやってくるレアな機会です。


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かつて、鵠沼車庫があった頃はこまわりくんが江ノ島から走ってくることもあったらしいんですよね。今では貴重な光景です。


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10分間隔くらいで頻繁に来ているとのことだったんですが、見慣れないバスが一台…、


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それが駅前に来たんだから驚きました。

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198、鎌倉プリンスホテルなどの送迎に使われる車らしい。

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いやーすごい車に遭遇してしまいました。


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こまわりくんが戻ってきました。
今回は2台体制なんですね。驚きました。
そういえば、前回は新島行きツアー参加者が天候不良でまるっとキャンセルになったのでそもそも1台で捌けたんでしょうかね…。


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せっかくなので、このマイクロバスで江ノ島を目指します。

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滅多にお目にかかれない、美しい朝です。

ちょうどセブンアイランド結が入港してきました。

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客室の窓の奥にきらめく水面が透けていて回航だからこその見た目だなぁと思いました。


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ヨットハーバー前で下車。

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バスは一旦岸壁の方まで向かって行きました。


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今回の受付は友です。(前回は愛だったかなと。)

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団体券は記名不要スタイル。
ツアータグは1号車です。


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船に向かって移動しようとした矢先、

「おはようございまーす」と後ろから声が。

だれか隣の人に声掛けてるのかなと思ったら、ひょこっと目の前に現れたのは白いぬいぐるみ……
そのとき、私はその手の者が私に声をかけてきたことを悟ったのです。


はい、ツイッターのフォロワーさんでした()
マジかぁ……。
他にもこの江の島航路は結構地元の知人が乗っていることが多く、
「バスの写真を撮ってる人を見た」なんて目撃情報がちらほらと……あぁおそろしい。



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結に乗ります。
ほぼ満員って感じですかね。


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結にも出てきてもらいましょう。
フォロワーと合わせて、ゆいぐるみが2匹乗船します。



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朝日を浴びてきらりと輝く船体。

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見慣れた景色が美しく広がります。

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波も穏やかです。


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いざ、出航。


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防波堤を越えて、しばらくは艇走します。


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そして少し離れたところで、テイクオフ。


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ぐんぐんスピードを上がる結。
江ノ島の隣には富士山が見えています。


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左には城ヶ島大橋が見えました。




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伊豆大島を眺めながら穏やかな相模湾を進みます。


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東京宝島。

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朝日を受けてギラッギラですが穏やかです。


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遠くに貨物船が見えます。


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伊東の名所、大室山です。枯れ草で茶色いですが、野焼きをして夏には緑の山になります。


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南に行っても波は穏やか。こんな穏やかな日があったでしょうか。


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あっというまに大島へ到着。旋回して岡田港に入港します。


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到着してもあまり揺れなかったです。



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メーカーズプレート的なやつを回収しておきます。


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1番奥まったところに水中翼を上げています。
操船特性が変わるので避けていると聞いたことがありますが、今回は臨時便ということで、浅い場所に船を止める必要があったんでしょうね。


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バスに乗り換えます。
トイレ行列がすごいことになっていたので、みなさん江の島で行ける時に行っておきましょうね。
というか岡田港のトイレが船とバスのシビアな時間に対して少なすぎるのかもしれませんね。

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貸切バスがご用意されましたが、ピンクの貸切車ではなく黄色い路線車でした。繁忙期という感じ。

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我々がお世話になる車は西工ボディ。
エンジンはどこだろう、UDなんですかね?

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Aコースは椿まつり重視、
Bコースは波浮港と地層大断面、
Cコースはハイキングと登山、
Dコースは日帰りフリープラン

時期的にAを選択。1号車となりました。
さささささささ番号などの配置がいろいろミスがあったので、

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貸切に変更されています。


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旧東海汽船バス時代のカラーリングで活躍を続けるエアロバスが路線バスとして運行されていました。


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岡田港の坂道を上がる風景も見慣れたものです。

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三原山登山道路を走るのも見慣れましたが、今回の目的地は、ここ。


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椿花ガーデンです!
温泉ホテル行くとかは通り過ぎちゃうところです。


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椿・花ガーデン 国際優秀つばき園
バス停の形も椿です。

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社長が出迎えてくださりました。

ここの本業は大島名物である牛乳煎餅の製造販売なんですが、今日は定休日……。
椿花ガーデンは、社長が長年かけて作ってきた椿の花が楽しめる庭園です。
都営の大島公園椿園と異なり、完全なる民間資本。「金はないが、土地はたくさんある!」と豪語する社長。早くも名物の予感。

椿の品種についての話がたくさんありました。
平日にしかツアーができない関係上、ご高齢の方が多く、椿の品種について事前知識が豊富で、真剣に話を聞いている方が多かったです。

そもそも椿ってなんぞやくらいにしか思っていなかったのでとても勉強になりました。

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入り口にも椿が咲いています。
椿で有名なものといえば侘助というのがありますね?(マダム達はウンウンって頷くけど僕はよくわかってない)でも侘助と名付けていい品種には決まりがあってこの品種は厳密には違うんです!みたいな話から始まります。


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とりあえず入口の手書き看板これを見てほしい。
クラシカルーー!!



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中にはパターゴルフ場のようなレジャー設備もあります。
かつての江ノ島熱帯植物園を彷彿とさせる雰囲気もありますね。


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接木によって新たな品種の花を作り、さらに種を作る。それぞれうまくいかないこともあって、品種改良は長年続けて実らせる気の遠くなるような作業によって作られています。


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椿にはこのように花びらがカラフルなものや、


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大きく平たいもの、


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白くて小さく開くもの、などなど様々。

花の咲き方にも名前がありますが、海外では椿の咲き方を分類することはしないんだそう。

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とても小さな花です。
椿は花だけでなく葉の光沢も特徴なのだという話を聞いてみるところが変わりました。


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散った様子が綺麗な花もある、と言う話に驚き。なるほどそんな見方が。



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そうして園内を散策すると本当にたくさんの椿があるのだなとわかります。

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まだ蕾の花もたくさんありました。


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三原山登山道路の途中にある椿花ガーデンは、見晴らしの良さも魅力の一つ。

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富士と椿を眺められます。
この日は船旅の通り風がなく富士山はガスっていました。


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とても葉のツヤツヤした椿がありました!


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園内を走るゴーカートです。楽しそう。



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葉のツヤを意識しながら椿を撮ってみます。


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花びらがふりふりしていますね。


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園内にはこうした小屋がちらほらあります。
どうやらここ、かつては「リス村」を名乗っていたらしいんですよね。



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リスの餌付けに初めて成功した小屋なんだそうな。
椿花ガーデンに改名して10年なんですね。


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ベンチにもリスが大きく描かれていました。
色々調べてみると、ご時世的にタイワンリスの資格が難しくなってきたようですね。
そして椿が中心になったと。

しかし動物が完全にいなくなったわけではなく、ここには「うさぎの森」という施設があります。

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います、うさぎが、たくさん!

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ひょっこひょっことなめらかに飛び跳ね回るうさぎたち。
ツアーの人たちとても楽しそうでした。

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私は動物触れない人なので、遠目に……。


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うさぎの動きは眺めているととても面白い。
衝撃を感じないような全身バネみたいな動き。

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それがこの巨大なケージの中、そこらじゅうで動いているのです。

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そんな感じで見学時間いっぱいまで楽しみました。


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このあとは、バスで三原山山頂口へ向かいます。