いまから1か月前のこと。
入生田の箱根登山鉄道の車両基地であったモハ1 103-107のさよならイベント
あまり鉄オタという生き物の集まりが好きではない僕ですが、
行かない後悔より行ってする後悔、ということで、
昔のサボを展示みたいな話を聞いてきていたので楽しみにしていたのですが、
正直昔過ぎて僕にはわからない年代だった・・・
ちなみに僕が一番みたかったサボはこれ↓
ずっとこのサボを下げて走る登山電車にあこがれていたんですけど、
僕が箱根行くといっつもリバイバルとか記念とかの前サボを付けて走っているので、
なんてことない普通のサボってのが実は一番撮れていなかったりする・・・
江ノ電が広告車ばかりで一般塗装が逆にレアになっていたのと近いものがありますね。
旧型ラストイヤーということでアツい箱根。
悔いのない一年を過ごしたいものです。
新型(新型とは言っていない)のカラーリングも今後どうなるか注目です。
江ノ電1000同様、だいぶ更新の手が加えられてきているので・・・。
僕のあこがれた90年代の鉄道風景は、いよいよ手の届かないものになりつつあるようです。
さて、
さよならイベントの会場の出口で鈴廣が割引券配ってまして。
こんど107を保存するって話がもう出ていたので、ちょっと課金しにいくかと風祭へ。
ここが鈴廣かまぼこの里
なんというか、高速道路の物産館をすべてかまぼこにしたような空間
ここ、道路に面して様々な建物がならんでおりまして
その中で僕が前から言ってみたかったのがかまぼこミュージアム。
人がいっぱいいたので館内の写真は撮っていないんですけど、
館内ではかまぼこ製作体験とか、あとはかまぼこの解説とかありました。
魚の身をかまぼこなどのすり身にする過程をたんぱく質の観点から説明していたり、
魚の種類を剥製で展示したり、道具を展示したり・・・
化学とか生物とかちょっとかじってると面白い。
そんでそのあと、かまぼこを販売しているコーナーの一角にある、
かまぼこバーというカウンターを発見
https://www.kamaboko.com/sato/shisetsu/kamabokobar.html
前からうわさに聞いていておもしろそうだと思ってたんですが、
かまぼこソムリエがかまぼこを提供するというスタイル。
飲み物にはお酒も選べて500円なので、飲める人にはオイシイかもしれません。
今回は3つのかまぼこ。
すべて手作業で作った特選かまぼこ
機械と手作業をあわせて作った特上かまぼこ
一番おいしい時期に収穫した魚を冷凍して使っている謹上かまぼこ
と、同じに見えてかかっている手間が違うらしい。
確かに食べ比べてみると、触感というか、もっちりと跳ね返る弾力が違うと感じます。
そしてここのかまぼこソムリエ、僕の担当をしてくれた方は基礎研究をやっているそうで、
塩加減とか職人が感でやっていることが、科学的にも理にかなっているみたいな話をしていて、
ニワカ学生なのでちゃんと詳しいことを聞けなかったんですけど、奥深い世界なんだなぁと。
とくにかまぼこは魚の身のたんぱく質だけを使うので、混ざってしまうと同じに見えますが、
材料の選定、配合、製法、それぞれにいろいろな苦労があるらしい。
あと、最近はかまぼこを醤油じゃなくてオリーブ油で食べる、
という食べ方の普及もしているらしい。
醤油のような辛みがないのであっさりします。ただどれくらいかけるのか、適量の見極めが難しいというところでしょうか。
さて、いよいよ来月には107号のカフェもオープンするそうで
103が日本工業大学に行くって話も最近聞いたんですけど、
とりあえず行先が決まってよかったですね!
箱根の山登りをずっと支えてきた電車が箱根に残るというのはうれしいことです。
そしてそれを支えていくのは僕たち鉄オタ観光客であることを忘れないようにしないといけません。
うちは魚介アレルギーがいるので、持ち帰らずに現地でかまぼこを食べれるといいなぁとか。
あとかまぼこバーで割引券使い損ねたので、失効する前に使いたいなぁ・・・
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