夕方の長万部駅です。

函館に向かうキハ40が2両で出て行きます。

長万部駅のベンチ。
北斗に乗った人が描いたのか、雪にハートマーク。
こういうところに人の存在を感じます。

札幌行き北斗がやってきました。
所定5両のところ、堂々の8両編成です。
新幹線開業ラッシュの時は10両編成で走っていたという北斗。
私が長万部にいた頃は寄せ集めの4両編成が走っていましたね。
これから10両編成が復活する日は来るのでしょうか。

みごとな編成美です。

吹雪の多い北海道は、跨線橋にベンチがあってそこで列車を待てるようになっています。
除雪車のライトがついているので、そろそろだよなぁと思いながら。
さて、機関車が動き出しました!

意外と柱が多くてカツカツです。

雪もなく単機ということでエンジンをカラカラ鳴らして颯爽と登場。

まずは本戦に出るために一番先までいきます。

一時停止。
このうちに跨線橋を越えておきます。

きましたーーー
正面は綺麗ですね。

素晴らしい!

前は19時半とかだったんで真っ暗だったんですが、今は明るい時間に走っているんですねぇ。あの頃に比べて交換の山線の本数も減便されましたし、その影響でしょうか。

ライトピカーッ!

かっこいい…んだけどそれを写し取る技量がない。

空が明るいということは、車だけ暗いとも言える。
こう、鈍い輝きみたいなのは難しい。

けっこうツヤッとしてるラッセルヘッドの側面。
複線型だから、というのもあるんですかね。
単線型は宗谷本線が有名ですが、車なしであれ見に行けるもんなんだろうか…。

長万部らしさってなんだ
かつては国鉄そのまんまだったサインもみんな新しくなりした。

出発!
旭川所属の車はみんな自動車用のクラクションで走るので音がショボいってのはよく言われる話。

いっちゃいました。

北斗を見送って、宿に向かいます。

キラッキラのイルミネーション。
あやしいムードが漂います。

遅くまで撮影するつもりだったんですけど、ちょっともう寒くって。
宿に電話を入れてみます。
チェックイン早くしたいんですが…どうぞどうぞとのことなので向かうことに。

だいたい漁師町というのは朝が早く、夜も早いのです。

話題となった飯生神社(いいなり)。

神社の脇にあるのが、長万部町営スキー場です。
夜も営業していたのでしょうか。人はいませんでしたが。
前に町民の方から聞いた話では、町民総出で準備して初すべりをするらしいですよ。

ワクワクしてくる赤提灯。
今回のお宿、長万部温泉ホテルです。

タオル!

袋!
みんな名入りですごい豪華です。
とりあえずもう寒かったのでお部屋でゆっくりするとしましょう。

お部屋です!

おふとん!
電灯に祖父母の家を感じます。

暖房はガスストーブです。
ひょっとしてこれは長万部町営ガス…?
物理室にあるようなガス栓がコンセントのように部屋についている光景、初めて見ました。

お茶を淹れて一休みしたら、温泉へレッツゴー。
長万部温泉ホテルは大衆浴場として作られた経緯があって、ホテルと浴場は玄関から分離されています。
しかし、実は2階に宿泊者専用の浴場もあるのです。今回はこちらに行ってみることにします。

殿 浴場 姫
看板と暖簾が美しい字ですね。
実はこのお風呂、貸切風呂になっています。
もう少しいうと、この2つのドアは裏で繋がっていて一つの脱衣所に繋がっているんですよね。
ということで殿として入っても姫の方に鍵をかけとく必要があるわけです。
良いとか悪いとかではなく、扉が一つではない理由が気になってしまう……もともと壁とかカーテンとかあったんでしょうか。そんな形跡はなかったですし。気になって夜しか眠れない……。
さて、そんなこんなでじっくりと温泉に浸かります。
理科大の学生寮も温泉が引かれていたのでよくこのお湯にはお世話になりました。一番良い温泉。
この後は泥のように眠って気がつけば朝ごはんの時間。
ちょっと宴会もできそうな舞台付きの広間がありました。
帰る時に女将さんからノベルティのライト付きボールペンをいただきました。
まんべの夜道はマジで暗いので役に立つかも。
お世話になりました。またいつか遊びに来ます!
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