5月連休は熱海へ行ってきました。
もはやすっかり見慣れたビルです。
みんなもっと熱海に行くといいよ。近いし。
湯ー湯ーバスに乗ります。
いたって普通のバスでした。
バスはサンビーチから錦ヶ浦へ向かうとのこと。
狭い道を走り、
ホテルニューアカオの前を通過。
7月から営業再開。
もう新しいロゴになっていました。
新しいと言っても伝統的なロゴですね。
庭園へ向かう入り口。
ホテルのロビーのある最上階。
白く美しい建物ですね。
熱海城が見えてきましたが、坂道を登って降りてを繰り返します。
ただの観光周遊バスだと思ってましたが、
めちゃくちゃアクロバティックなバスです。
錦ヶ浦の展望台はとても綺麗です。
これこそが東洋のモナコ熱海の景観です。
バスを見送って、
最初は外の喫茶でメロンソフトを食べます。
ではでは早速入城。
いきなり金鯱がお出迎え。
エレベーターも金ピカという豪華仕様。
ここ熱海城は北条氏が城を建てたかった場所に建った観光展望台。
上にはプリクラやプライズが並びます。
次のバスが来ていますね。
真鶴半島とか色々観光案内もあります。
肝心の他の眺望は大興奮するあまり撮り忘れてしまいました。
さっきソフトクリームを食べた喫茶店のテラスと、その下には崖にへばりついたニューアカオの建物があります。
かつてはロイヤルウイングと呼ばれていましたが、現在はホライゾン・ウイングと呼ばれています。本館はオーシャン・ウイング館と名前を変えています。
伊豆半島方面を眺めると、建物の多いこと。
別荘地だとかホテルだとか、リッチな施設が並びます。
熱海城の隣にはトリックアート館があります。
エレベーター機械室の隣にバリアフリートイレがあるんですねぇ、面白い。
ガチャガチャもあり、展望台への出入り口には内側に破風があるという。
こういう演出、観光用というムードがムンムンでだいすき。
おみくじとか、ストレスチェックとか、こういうのに何故か100円をつっこんでしまう、それが豊かさなのだと思うんですよ。
記念メダルはサクッと購入。
下のフロアにだんだんおりていくコースです。
階段に立つと城感が全然なくて好きです。
けど、この踊場の窓から外を見ると…
ほら!エモい!
ピクトサインではない非常階段ロゴが時代を感じさせます。
エレベータで移動することもできます。
階数表示の数字がきれい。
江戸時代の文化を体験するコーナーになっています。駕籠の中に入って記念写真を撮るとか。
4階はなぞ絵遊び絵展。
この絵は人が戸の影にいる、ということで、とかげを描いています。
こちらは茶釜、
こういうのを見て遊ぶ展示です。
クイズもあって、正解するとエモい熱海城グッズが貰えますよ!
今回は3階はスルーします。はい。
あのー、まぁ、まぁ、昔の絵にモザイクという概念はないんですが、なんともシチュエーションの多様さには驚きます。ご先祖様ってやっぱ、凄いんですよ。
エレベーターで降りてみます。
キンキラキン2台目。
こっちの方が落ち着いた印象を受けます。
操作版もキンキラキン。操作盤は更新されているようで、マニア的にはこっちの方が重要かな。
2階は浮世絵が並ぶほか、
顔出し記念撮影ゾーンも完備。
なんか会津若松とかでもみた記憶がありますよ。
日本城郭資料館という資料館まで完備しています。いきなり渋いですねーー!!
地図には城の場所や天守閣の写真が貼られています。
壁一面に地図が並ぶ様には久留里城天守が思い出されます。
そしてマッチ棒で作られた城の模型が並びます。執念を感じます。
こんな看板なかなか作れないですよ今。
安土城も立体化されています。
姫路城
さらに巨大な城郭模型。
熱海城本丸の模型もしっかりあります。
駕籠の展示がここにもありました。
そしてたくさんの城郭絵画たち。
この絵の凄いところは、戦前から終戦直後まで城の絵を描き続けていることにあります。
太平洋戦争によって多くの天守閣が焼け、戦前に復興された大阪城などを除いて、現存するものは国内に12箇所のみとなりました。現在では復興された城もありますが、熱海城が作られたのは1959年。小田原城天守閣が復興されたのが1960年と、まだまだ復興の最中に、このような博物館を残して城の歴史を後世に残そうとしたのだとしたら立派なことです。
この展示は、そうした戦後の歴史保存への熱意を今に伝える大切な博物館といえます。ぜひこのまま後世に引き継がれてほしいと思いました。
最後は大名行列。
他にも豪華な神輿など様々な展示物があります。
地下一階のゲームコーナーは無料で遊び倒せるので、歴史とか興味ない人は春画とげーむこーなーに預けて楽しむこともできますね。
最後のバスが終わってしまいましたが、外に出ると見覚えのある船が。
大島からのセブンアイランド愛です。
東洋のモナコ。素敵ですね…
錦ヶ浦からバスに乗って熱海銀座方面へ向かいます。
コメント