大多喜駅から急行列車に乗ります。
急行券を買おうとするも、今日は券はいらないとのこと。

待っていたのは、いすみ350形。

あれっ?キハ52じゃないの?
と思ったら、キハ52は土曜日だけの運行で、その時は急行券を別途購入する必要があるらしい。

急行の札付き。

車内はロングシートでした。
あれれ、昨日の普通列車の方が豪華な気がしたが…。

車掌さんに入鋏してもらいます。
江ノ電江ノ島駅と同じ形のものですね。

反対側から来る普通列車を待って発車します。

先頭車が顔を合わせるように並ぶのは、タブレット交換をしていた頃の名残りでしょうか。

ローカル線の走る街ということで甘く見ていたのですが、大多喜は私が思っていた以上に大きな街でした。
勝浦へ向かう国道の通過点としてロードサイドは栄えていたのです。誰も列車を使わないだけ。

立派な建物が並ぶ街並みを抜けていきます。

次の駅は城見ヶ丘駅。

確かに城が見えますね。

緑豊かな田園地帯を行きます。

綺麗な景色をエアコンの効いた車内から眺めます。
NDCのいいところはここです。
エアコンほんとよく効いてます。
この酷暑でキハ52とか乗ってたらどうなっちゃってたかともちょっと思ったりはします。

野菜畑ですかね?

こちらは酪農でしょうか。

立派な破風のある格式高そうなお宅。

アップダウンの激しい路線ですがかなり高規格に築堤などで乗り切る場面も見られます。

なにやらローカルコンビニの気配。

茂みの中を抜けて一面の田園風景の中に繰り出します。

千葉県有数の米所であるこの一帯。

どこかで食べる機会があるといいですが。

国吉駅に到着です。

ここで小休止。
あまりに暑いので飲み物を買います。

たこめしを売っていたので買いました!

ここには運用に入っていない車両たちが留置されています。
久留里線で活躍していたキハ30はかつてJR木原線と呼ばれていた頃の主力車両です。

キハ28はJR西日本で活躍していた車で、原型エンジンで走る貴重な個体でしたがとうとう定期運用を離脱することとなりました。

そして開業時から活躍していたいすみ200形です。

少し高い針葉樹林です。

また山が迫ってきたという印象を覚えます。

大原が近づいていきます。

大多喜の人たちに、五井より大原の方が近いよと言われましたが、本当にその通りだなと感じましたね。

水田に踏切一つ。

開けた風景です。

大原駅は外房線との接続駅。かつて同じ国鉄路線だったこともあって近くで並走します。

おつかれさまでした。

銘板を撮影。

顔はクラシカルでいいですね。
この顔が三セクの標準になってくれるといいんですが。

ステキな看板です。こういう看板を作れる職人が昭和の末期にはまだいたんですね。

反対側は"ようこそいすみ鉄道へ"となっています。

ここから外房線に乗って帰りたいと思います。
が、本数がないので少し時間を潰しましょう。

ここが大原駅ロータリー。
近くにジェラートを売っている店があるとのことで寄ってみます。

いすみ港のアイスクリーム。
店内飲食はできないとのことなので、駅で食べます。

ブルーベリーの質感、冷凍してクラッシュしたものを食べているような瑞々しい感じのジェラートでした。

駅舎もいすみ鉄道の部分が同じ建屋に独立して立っているような構造になっています。

振り向いてこっちがJR大原駅。
ちなみに木原線という路線名ですが、もともと木更津〜大原で木原線のはずが、延伸できなかったゆえにこんな名前になっているようです。

伊豆で見かけた209系です。
というか、学生時代は根岸線で毎日のように使っていた電車。まだまだ縮小されながら頑張っています。

で、きた電車がこれ。
まさかの2両編成でドン引きでした。
しかもこの車、千鳥配置のセミクロスシートなんです。周りの観光客がドア前から奥にいってくれなくてもう大変。
外房線はまだ未乗車区間がありますが、鈍行はなるべく乗りたくないなぁって思いました。
日光線でも問題になってましたが、最近のJRはこんな車いれて大丈夫なんですかね?

上総一ノ宮で解放されました。
さっきまでドア前に詰めていた人たちは笑先に降りようと押してくるんですよね……とにもかくにもE131系の評価がダダ下がり……。

サーフボードをイメージした駅のベンチがありました。

タコ飯を食べましょう!

タコ飯は弾力があって、さらに香ばしい味付け。
魚のバーグが入っていて、海の幸がふんだんに使われています。バランスの良いお弁当でした。

209系が連結作業をしているので眺めます。

眺めていますがこの電車には乗れません。

懐かしい看板がありました。

乗る電車が来ました。
こんどこそ209系です!

やっとやっと来ましたよー。うれしい。
ほかに京葉線からの直通列車なども入線してきて、ここら辺は賑やかです。

もう一度サーフボードを。

窓際の席に座って、ひたすら流れる田園風景を眺めていましたが、
気がついたらうつらうつらしていて、千葉駅にいました……。
次回が最終回、千葉のバブリーな一面を楽しむ時間となります。
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