千葉駅に来ました。

何やら不思議な建物がありますね。
千葉と言ったら千葉そごう。
内部の写真はありませんが、水の流れる空間に、ピヨピヨ鳥の鳴くエレベーターなど、かつて横浜そごうにあった豊かな空間が目の前にありました。
そして、建物のすれすれをモノレールが走っています。

こんな感じ!

手を伸ばせば届きそうな距離をモノレールが走っている、バブル景気が作ったとしか思えないような風景が作られています。

あちらは千葉みなと、京葉線方面へ向かいます。
もう少し待ってみます。

来ました!

反対側もどんどん来ます!


おおおお!!!

感動してしまいました…。

駅の方に行ってみましょう。

モノレール千葉駅は、千城台、県庁前とそれぞれの路線に分かれるため2面4線の大きな駅になっています。

駅の通路の上にモノレール。

迫力があります!!

行っちゃいましたね。

鉄ますがいました。
キャラクターの名前はモノちゃんです。

この懸垂式モノレールならではの、よくある感じ。(ない)
湘南モノレールを見慣れている人にはあーこの感じね!ってなると思います。

サインシステムなど、思ったよりモダンだなぁと思いました。

複々線のようになっているモノレール。

千葉みなと行きがやってきます。


今回は乗りつぶしを兼ねて、県庁前に行ってみることに。
千城台の方が距離があるのですが、戻ってくるまでに時間がかかってしまうので。

千城台行きは大混雑でした。
第二世代の0形、アーバンフライヤーです。

モノレールには広告もたくさん貼られています。

気迫の激しいところを走るのでよく目立ちますね。
もっと撮影してみたい。

県庁前行きが来たので乗ります。
湘南モノレールでいうと5000よりも新しくて、どちらかというと同じ三菱の交通システムであるゆりかもめなどの方が車内空間の設計としては近いかなと感じます。

県庁前に向かう路線は架線の上を走っています。
ドイツにある世界最古の懸垂モノレールと言われる路線も川の上を走っていますが、まさか千葉にそんな区間があるとは。

県庁前です。

本数が少ないので着発です。

解放的な駅舎です。
この先は今のところありません。
どうやら利用者数が芳しくないようで、まぁこの距離なら安いバスとか使うよねって感じなんですよ。これがモノレールの未来を狭めてしまったんですかね。

帰りも川の上のモノレールを撮ろうとしましたが、親子が駆け込んできたのでまぁ譲ることにしました。
1000形と並走もしたのですが…。

先発だそうで、千城台からのやつに乗り換えます。
混んでいて写真はありませんが、なんというか抵抗制御っぽい動きを堪能できました。
湘南モノレールでも500の技術面にもっと触れて乗っておけばよかったですね。
路線の感想として、あえて湘南モノレールと比較すると、「遅い」と感じる面はあります。
あの湘南モノレールは、千葉都市モノレールを売り込む上で、高速性能や坂道、カーブの性能を売り込むために、意図的に変な線形を強引に走り抜けるスタイルなので……。
ただし、路線構造として決定的に違うところがあります。それはカーブです。
もともと自動車専用道路の直上に建設された湘南モノレールと違い、都市部の道路上、もしくは水路上に建設された千葉都市モノレールは、路面電車のごとく急曲線を曲がります。十分に減速し、連結部がぐっと動く様子はダイナミックです。こういう光景は湘南にはないですね。
とはいえ、これはモノレールの都市部としての側面で、この千葉都市モノレールも郊外に向かうとスピードを出す区間があるらしいんですよね。インターアーバン的なものという感じでしょうか。
そして千葉駅の上を乗り越えていく様子は、まさに空中都市というような印象を受けるスケールの大きさに驚きます。これくらい景気のいい日本がずっと続けば良かったのに…と思います。
千葉みなとで人が降りたので色々観察。

モノちゃんのマナーシールです。

別パターン。

懸垂型モノレールの延長では世界最大らしいですが、中国も建設しているのであっという間に追い抜かれそうな気がしています。

消化器がど真ん中にあるのもユニークです。

運転台の様子。ワンハンドルのようですね
ポッポの丘にも保存されているので覗くことができます。

千葉みなと駅の駅名標です。

自動車関係の広告車になっていました。

後続の0形がやってきました。

折り返していきます。

やはりここにもある!
冷房のドレン水を垂れ流さないよう、駅で流すためのピットです。
連結面に配置しているんですね。

京葉線が見えました。乗り換えましょう。

なんかキャラいましたね。

千葉みなと駅、近くにある割には、ちょっと階段を降りたり登ったりします。

クソデカ文字看板と東横インです。

ばばーーん。
千葉ポートタワーとか、千葉港クルーズとか、いろいろあるみたいなので、ここだけ散策してみるのも良いかなと思いました。

京葉線はサインの交換がまだ完全にはされていなくて、国鉄っぽいものも残っています。

良い文字です。

これはJR初期っぽい感じですよね。
お手洗のインパクトもありますが。

この辺も古そうです。


サインシステムが定まる前の試行錯誤の結果でしょうか。

おり口


モノレールが走っていきます。
京葉線を待っている間も楽しいですね。

特急が通過していきました。

あっ!209系なんてまだ走っているんですね。

E233系で海浜幕張へ。

さっそく出迎えるのは、神奈川でも湘南台などで一般的な存在になった連接バス、ベンツ製のシターロです。

そしてハイブリッドのバスですかね?
私の知ってる京成バスはもっと落ち着いた、いかにも電鉄バスって感じの色をしていますが、この辺の海沿いの京成バスはこのカラーリングのイメージです。

他にもみたことないバスが走っていました。

この日のお目当ては、ホテルスプリングス幕張というホテルにある、カーメルというレストラン。
ホテルということでなんとなくお気付きでしょう。

館内に水が流れているのです。
グランドピアノはイベントで演奏される日もあるそう。
予約なしでも行けましたが、水の見える良い席を取ろうとすると予約した方が良いらしい。

金属製の椰子の木のモニュメント。

ホテルでディナーをいただきます。

デザートもしっかり。
そして水景を眺めます。

エスカレーターの下にジャバジャバと水が湧く光景。

こちらは仕切りから水が流れる光景。

メタリックなエスカレーターもいい味を出しています。

とても良い空間だなぁと思いました。
今度ぜひ宿泊もしてみたいと思います。
たとえば新木場経由で国際展示場とかも…?

またまた見かけた、今度は武蔵野線の209系。

というか、武蔵野線ってまだ205が走ってるイメージで、京葉線から転入した209がちょこちょこ入ってた印象だったんです。
だからこんなに簡単に見れると思ってなくて。

どうやら、総武緩行線にいた209と231が武蔵野線に転入してきているらしく。秋葉原の高架でよくみていたあいつら、てっきりお役御免になったと思いきやここに再就職していたのか…とちょっと驚いていました。

今回の次のターゲット、255系わかしおです。

651系スーパーひたち、
253系成田エクスプレス、
あのJR東日本の特急世代の最後の生き残りとなるのでしょうか。デザインも特に変わらず走り続けています。

Boso view express

きっと公衆電話が置かれていたであろう場所。

編成図もなんともクラシカル。

7セグメント時計に、指定席/自由席の札はデザインこそ新しくも機構は国鉄特急と変わらないという転換期のデザインです。

グリーン車を利用します。

ど真ん中を予約したら、謎の仕切りがありました。

Twitterで尋ねたら、かつて禁煙席と喫煙席をわけていた頃の名残らしい。
なるほどーー!!JR初期は電車の中でタバコが吸えたんですね。

後ろから。

横から。
床の形もユニークです。

倒してみます。

水回りも観察してみます。

この辺は国鉄そのまんまって感じですね、自動水栓にはなってるけど。

こちらは小用。

おっ!あおい!
E217系の初期車のグリーン車の手洗場がこんな色でしたね。

よくみたらトップナンバーでした。

E257系通勤特急らしく雑誌を捨てる用のゴミ箱がありましたが、この車にはないですね。

東京駅に到着。

この車も海沿いを走っている以上は塩に弱いはずで、いつまで残るんでしょうかね。

なんとなくくたびれも感じます。

モハのトプナンも記録。

折り返しまで時間があるようなので、ある程度のところで切り上げました。
前半は団体で和気藹々と、後半は1人でみっちり調査という、充実感ある旅行ができたと思います。
千葉県にはまだまだ知らない土地がたくさんあるので。頑張ってあちこち調査に行ければと思います。
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