2024年3月30日、江ノ電バス撮影会が開催されました。というのを今更ながらレポートします。
前のイベントは抽選に外れたので参加できませんでしたが、今回はきちっとチケットを入手できまして。
今回の主賓は鎌倉営業所の251号車でした。

鎌倉営業所は横浜市栄区にあって、この251号車も戸塚エリアを走っている大型車です。
そのため藤沢市にやってくるのはとってもレア。ようこそ藤沢市へ。
あまり熱心ではないので迎撃は藤沢駅から。
市役所の下を通って南口のバスロータリーへ向かいます。

湘南営業所の車と並びます。

4枚折戸の大きなドアは鎌倉営業所の特徴といえます。

藤沢駅南口に到着。
ルートを間違えて先回りに失敗しましたが…まぁ良いでしょう。

空港線がいないのでしばし小休止。

そして再開発で変わりゆく藤沢駅の駅舎とともに。

そして北口からF9鵠沼車庫前行きのルートへ。
F9は乗る専で撮影経験が乏しく、苦しい一枚に。
鵠沼車庫の撮影は、一番のネックが時間です。
今回の撮影はフォトランと言っても、バスが撮影者の方へ走るタイプではなく、「バスに合わせて人間が走るほうのフォトラン」と言えます。
個人貸切だと「ここから猛ダッシュで向かうこと」とか明言してありますが今回は公式なので手段が限られるところとか記載されている程度です。
ということで、鵠沼車庫は諦め、そのあと江ノ島海岸へ。

ここは回送バスと、東海汽船のジェット船の送迎バスなど限られた車が来るエリア。
F35をここで撮らなかったのは失敗だったなぁと思います。
夏の早朝だとギリギリ順光だったり。
今はちょっと厳しいですね。

砂浜へダッシュ。

ちょっと潮位が……

江ノ電バスとえのんバスがすれ違います。

江の島に行ったら、今度は鎌倉方面に向かうとのこと。
あんまりムキになって追いかけても大変なので、七里ヶ浜でどっかり。

305とえのんバスが並びました!

交通量が多いです。

なんとか七里ヶ浜で小休止。

江ノ電と並びが見れました。
後続の七里ヶ浜循環が来てしまうので、すぐに離脱となります。

続いてやってきたのは長谷。

きました。

ここから湘南車庫へ向かうとのことでゆっくり行きます。

湘南車庫にはバスが3台。

真ん中にいるのは最近導入された電気バス。
左はフルカラーLEDの132号車。

3台並べて撮影会となりました。

251だけ鎌倉なので出せる幕が違います。


マニアな方達は幕を撮りに来た勢と車両を取りに来た勢にパッキリ分裂してしまい、ライトつけるとか色々あったところで、バスの位置を変えることに。

上永谷駅にはもうこないので貴重な幕です。

深夜バスの鵠沼車庫前、まだ入れているんですね。

こちらも。

七里ヶ浜東台は廃止路線ながらいまだに幕を作ってあるんですね。

横浜駅も乗り入れがなくなりました。
戦後、モータリゼーション前の江ノ電バスの繁栄を象徴する路線と言えるでしょう。
他社のテリトリーに路線を拡張していった江ノ電バスは江ノ電グループを支える立派な事業に発展しました。その努力も相当なものだったでしょう。

電気バスが離脱しました。

バスフェスタの時の幕です。

これもイベント用の幕。

フルカラーって便利ですね。

急行江ノ島、こんなのあるんですね。
江ノ島がデザインされています。

電気バスが再登場。

反対側に回ってもらい、えのんを見ます。

反対側はこんな感じ。
フットサル大好きな5歳児のえのんくんは……
嵐電との姉妹提携によるデビューから15年、いつのまにかえのんのプロフィールサイトから5歳設定もフットサル設定も消えちゃいましたね……。

波乗りエンジョイして湘南ボーイになってしもて…。

釣りもやってみてます。

車内も見学させてもらいました。

低床バスです。スロープは折りたたみ式ということでしょうか。

車内はフルフラット!
驚きました。
中国BYD製、なんか色々言われていましたがこうも商品力を持っていると、日系メーカーからこういう車が出てこないことになんというか、中国恐ろしいというか日本が負けているというか……ここまで来たか、という感覚がありますね。

こちら運転席です。

タイヤハウスの上には1人掛けシート。

折り畳める車椅子エリアのシートです。

ブルーのえのん並び。

バスを並び替えます。

251を眺めます。
なかなか戸塚のロータリーは狭くて見えないんですよね。だからこういう開けたところではよく見えます。


"鉄道代行"並び。

次にサプライズで蔵出ししてもらったのが、
ナンバーの切れた最後の西工、806。

最後のキンコンウィンカー装備車…はなぜか復活した264になりましたが、当時からついていたのはこれが最後ではないでしょうか。

色々幕を出してもらったのにSSを間違える痛恨のミス。


新車も入ったのに空港線は長いこと運休中。

最後にバスがずらりと並ぶ休日日中のバス置き場を眺めます。

江ノ電が京急有料道路だった小袋谷跨線橋を回避するために横須賀線のガードを潜る必要があり用意された自家用ベースの特注車もこれで絶滅です。京急車とともに道南バスに引き取られ高速バスとして活躍している個体がいるようです。いつか見てみたいですね。

湘南てエアロスターいる印象あまりないんですけど、前乗り路線はエアロスターが主流なんですかね?
つぎは第二部です。写真まとめ中ですが。
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