最終日の朝。

宿を離れて湯の川へ。

いつも気になる雨宮館のタワー。

8000が来ました。

車体更新車も更新が進んでいます。
系統板、いつのまにが亡くなっていて寂しい。

本日のお目当て、39号ハイカラ號です。

530とかは今日はお休みみたいですね。

奥の方には710形がちらほら。


さぁ、動き出しました。

除雪車に改造された車両を札幌交通機械で往時の姿に復元した電車です。

ビル鏡にうつる39号。

二軸車ゆえにガタガタ揺れて車内は跳ね回ります。

すごい電車です。

しかし途中降雨があって駒場に引き返すことになってしまいました。残念。

入荷シーンをご覧ください。

せめて写真だけでも、と入庫前に車庫の見やすいところに置いてくれました。

ブリルの台車が見れたから、いいか。

3000などいろいろ見ますが、不完全燃焼。


とりあえず湯の川へ行きます。

湯倉神社へ訪問。

そのあとバスで花園町へ。

やってきたのは花園温泉という公衆浴場。

ネオンが良い味出してるでしょ?

なんと建物の中に水が流れていて、立派な鯉が泳いでいます!

みんな向こうの池にいましたけどね。
この温泉は非常に熱いことで知られていますが、
露天風呂もあって、さらに露天と内湯が湯船も繋がってて、浸かったまま扉を開けて内外を出入りできるというユニークな構造になっていて面白いです。中の写真はないのでぜひその目で確かめてみてほしいです。

パーラーが隣接しています。

フルーツパフェ。グラスもキンキンに冷えていて、こだわりを感じる逸品。
季節の美味しいフルーツ盛りだくさんながら値段も高くなくて素晴らしいなと思いました。
北海道のパフェってクオリティ高いですよね。

鯉に別れを告げます。こっちにはきてくれないのね。

本当に立派な鯉です。

では、花園町から湯の川に戻ります。
このバスの本数すごく少ないのでよく注意して帰りましょう!

すっかり綺麗な空になりました。

函館空港に降りる…あれはエンブラエルですかね?

駒場に戻ってきました。

812点検中です。

函館浪漫号は大型バスになったんですね。
前はボンネットバスだったり、京急のりんどう号だったりしたのですが。

ハイカラ号は庫内で休んでいました。

でもこの天気ならいけるはず。
ベイエリアに向かいます。

7001に乗って末広町に来ました。

旧金森洋物店、博物館になっているので見学します。

そとはモダンながら中には昔ながらの帳場があります。

電車がガタガタと走って行きます。

かつての雰囲気を再現したジオラマです。

商業で財をなし、棒二森屋百貨店の母体となります。

いろんな人々がいるので見ていて面白いです。

箱館奉行所の模型。

2階から見上げた建物の天井は木組です。でもおそらくは漆喰で耐火構造になっているのでしょう。

2階からさっきの7001が折り返して行くのを見ます。

近代建築ランプシェード!
旧丸井今井百貨店が個人的にツボです。

さぁ、向かいは旧棒二森屋百貨店を模して作られたウイニングホテル
……だったんですが、看板もなくなってどうなってしまったのやら。
北島三郎記念館という博物館もあるのですが、休館中ということになっています。どうなってしまったんでしょう。

巨大な建物です。
冷房化された8101美鈴号が通ります。

そして来ました、39号。
本当はもっと早い時間に来たかった!!!

撮ったらすぐ乗ります。

函館どつく前まで乗り、再び折り返しに乗ります。

古い路面電車ならではの救助網。

トロリーポールはダミーで2本ついています。
その昔はレールの通電がイマイチで、こうやってプラスマイナスに分かれていたんでふ。

運転台です。超シンプル。
手ブレーキはダミーなんでしょうか。

松風町まで乗って、見送りました。

赤い車体が目立ちます。
動画でお楽しみください。
大町〜箱館どつく前、函館駅前〜松風町です。
前後方向の揺れ(ピッチング)がすごいんですよ。二軸車がなぜ廃れたのかよくわかる部分だなと思います。

対向電車がなんと812。

乗ってまた戻ります。

新旧が混在する景色です。

2系統なので、とりあえず十字街で下車。

見送りました。

まちづくりセンターです。

また末広町界隈に戻ってきました。

奥の四角い建物が、道立北方民族資料館。
旧日本銀行函館支店です。

館内には、建物の紹介もあります。


末広町には銀行建築がたくさんあります。
函館大火まではここが北海道の経済の中心だったのです。
この建物はアイヌの歴史や文化を紹介しているのですが、それだけでなく建物自体もユニークです。

文字がちょっと気になる。

エレベーターも大きなものがあります。

配電盤なども銀行建築らしく重厚な雰囲気があります。
そしてなにより


トイレが珍しい(結局そこかい)

こちらがその中の様子。
手洗器の丸っこいフォルム、蛇口も可愛らしいですよね。


こういうのは裏を見ろ、とよくトイレ研究家の皆様が言っているのでのぞいてみます。
鷲のマーク、東洋陶器(TOTO)のすっごく古いロゴです。

ハイタンクから一斉に水が流れるスタイルを連立洗浄式というらしい。
上の水タンクも年季が入ってるなと感じます。

これも鷲のマークがありますね。

大便器は温水便座をつけて進化しながら基本は古いものを使っています。こういう使い方好きです。

面白いのは、扉のドアノブがガラスなんです!
見て分かりますが、高級品なんだとか。

鍵の部分も洒落ています。

なお2階のトイレはトーナメント型の連立洗浄になっています。

掃除用のシンクも東洋陶器の鷲のロゴです。


アイヌについて示した絵巻です。
文字が読めなくても絵が綺麗で面白いですね。

立派な展示室。


アイヌの紋様の服なども並んでいました。

セイウチのキバを使って絵を描いた工芸品や

丸太をくりぬいた船の模型、
こうした技術の高さに驚きました。
儀式などの様子を映像に収めたものなども見ることができました。今も北海道で保存されている祭りがあるそうです。

銀行建築のいい壁がチラチラと見えます。

立派なタイルです。

これも。

アーチも美しい。
見学が終わったら腹ごしらえ。

マリーナ末広店。

選ぶ椅子はいつも赤です。

ラッキーくん、ひさしぶり。

飛行機で持ち帰っても、ラキポテは美味しくなくなるので食べるにつきます。

まなかん、ラキポテだよ……。

シルクソフトです。

ハセガワストアにも寄ります。

蓋を閉めて串を抜く。これも社会勉強。

電車で移動します。
最終の新幹線や飛行機の時間になると本数が少ないのがつらい…。とりあえず十字街まで歩けば本数倍増です。

すっかり静かになった函館駅前。
再開発は進む様子がありません。

夜の函館駅です。

函館空港行きのバスも大混雑でした。

あやしい記念看板。

ここはまだパタパタが現役です。

もう夜には出発便がほとんどないので、やはりここは朝来て記録すべきだと思います。

NHの787です。
青組のほうが本数が多いのと、この時安かったので。
よほどのことがなきゃマイルなんかたまらないんだよ……。

京急の券売機を記念購入。
東京モノレールは撤退してしまいました。

保安区域の中にソフトクリームが売ってます。

まなかん…ソフトクリームだよ……。

画面がついています!!

こういうの、今は普通の席にもあるんですね。

スープを飲みながら移動します。
暗くて外が見えないのがかなしい。

羽田に着。

乗ってきた座席です。

窓の外をしばし眺めます。


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