江ノ電は2024年9月1日で開業122周年。
別に節目でも何でもないですが、今年の夏は江ノ電が大忙し。
↑8月のピコリーノ
今年は夏季休暇をほとんど北陸で過ごしたり、
コロナらしき風邪をひいて2週間寝込んだり、
色々あってあまり動けませんでした。
でもまぁいくつか記録を。
藤沢駅高架化50周年
藤沢駅が高架化してから50周年という節目でした。
5月25日に江ノ電百貨店が開業、
そこから開店セールが落ち着いた6月7日に駅が移転しました。
5月29日から、1001と1201にヘッドマークがついていました。
さっそく雨でギトギトになるという不運でしたが……。
こちら、江ノ電百貨店の閉店記念品です。
わずか10年で小田急百貨店となりましたが、
江ノ電を会社として大きく成長させた存在だったと聞きます。
ところでこれ、エスカレーターの脇にあった壁の模様と一致するんですけどね……なんでしょうね。
そういえば、車内のつり革の小田急百貨店っていつまで残るんでしょうね。
けっこう撤去された編成が出てきたのでいつまで残るか怪しいなと思っています。
江ノ電×PAPAS NONNONコラボ
アパレルブランドとのコラボです。
四半世紀ぶりに広告電車が走ります。
7月13日から運行開始。予定では2月中旬までとのことです。
なかなか車が流れず、うまく行かず。
でも紺色の江ノ電が久々に復活して嬉しいです。
こういうの、江ノ電っぽくない色ばかり走っていたんですよ、むかし。
どこに来たんだろう?って思うじゃないですか。
明治製菓のように両側の車両で広告が分かれています。
車内広告もジャックしています。
最近豪雨続きで車体の汚れが気になるところですが、しばらくしたら綺麗に掃除してもらえないかな…。
駅にもパパス60周年というコラボ駅名標があります。
・江ノ電×おやつカンパニー×台湾高雄メトロ 日台観光電車Project
2001が今年のベビースター電車に抜擢されました。
腰越の諏訪神社のお祭りの脇を走ります。
白一色というのは汚れやすいのでマニア泣かせですね。
車内は昨年同様、レトロ調に。
ホシオくん商店街というテーマになって居ました。
商店街の看板みたいにしています。
失敗したけど供養。これならピコにピント合わせればよかった。
麺文字看板も設置されています。
スタンプラリーも8月末まで開催。
最終日にビラボンとあわせて回って、
ステッカーを無事に入手しました。
9月7日から第二弾が開催されるとのことです。
そしてコラボのベビースターラーメンも発売中です。
しかし、産経新聞の広告かなんかで白い2000ってありましたよね。
もう平成江ノ電のいでたち。おじさん感動。
これこれこれこれ(発狂)
ギリギリかな、これは。この並びの時代、受験勉強でほぼ江ノ電に居ないんですよ。
勉強してもしなくても行かせてくれないのを未だに根に持っています。
・500形の変化
2月あたりに500形502がワンマン化改造されて、
501も追ってワンマン化改造。
そして6月になってやっと運用に入りました。
なにやら、ワンマン化編成からは腰越スイッチが廃止されてホーム検知装置に代替されているようで、
運用も対応編成同士しか組めないとか。
要らなくなってから撤去、とはいかなかったんですね。
ということで500は常に重連を組んでいます。
妻面の窓がふさがれています。
車内監視用のカメラが配置されました。
車体にも監視カメラが付いています。
この個所は機器箱が出来た関係で後退。
あれ、もともとの車両銘板はどうした……?
いくらになるんでしょうね(笑)
モニターも配置されました。
放送マイクなどのワンマン装備も。
自動放送も回収されたようですが、どうやら小田急と同じ放送パターンを採用した結果喋り終わる前に到着するとかで、私が乗りに行ったころにはすでに使用停止になって居ました。
ほかにも連結部で「ポンポンポンポン」が鳴るようになっていて、
本当に小田急っぽいんですが、最近音量が下がった気がします。
やっぱり小田急のノリで鳴らして近所迷惑にでもなったんでしょうか。
さらに8月31日からは、
ポジカフィルムの貼り付けが行われました。
丹青社と三井化学が共同開発したフィルムで、
窓に差し込む黄色い波長の光をシャットアウトし、窓の外をくっきり見せるというものだそう。
そとからパッと見ても変わらないんですが、
夜とか見ると蛍光灯の明かりも色が変わって見えるので試してみてください。
ちょっと人に囲まれて試す機会がありませんでした。
これが実際の車窓。
雨の日。あまり違いは見られないかな?
撥水とかはないみたい。
こうしてみるとくっきりしているように見えますよね。
でも晴れてくれないとなぁ……
見かけたときは晴れたんですが、乗ったら曇りましたw
・江ノ電×ビラボン
8月31日からコラボ駅名標が設置され、スタンプラリーが開始。
駅員や乗務員の制服もビラボンの服になりました。アロハシャツ着用とか毎年やってましたが、こんどは期間限定シャツなんですね。
10末までということで、衣替えまでは使うということですかね。
スタンプラリー台紙です。交換はお店でやるのですが、持って行ったら回収されてしまったので写真はこれだけです。
けっこう親子連れで回る様子がみられました。
・305のリバイバルサボ
去年こっそり緑サボを復活して1週間で片付けた江ノ電。
今年は9月1日から黄色いサボが復活しました。
めちゃくちゃ懐かしくて身をよじっています。
ニヤニヤが止まりませんね。
天気が悪いので石上あたりで適当に撮影。
エキタグの収集も兼ねて……。
いやーー素晴らしい。
このデザインでグッズ化されているものもあるのに、
たぶん誰も実物を見たことがないと思うんですよね。
というのも、この板。
303などの細い車にしかつけられなかったんです。
305や502はサボが太くて少し構造が違うんです。
大型化した理由は分からないのですが、
英字を入れるとご覧の通り手狭になるので、大型化したんですかね?
ちなみに当時物のサボには、江ノ島とか
稲村ヶ崎 もありました。
2004年のイベントで展示されたものです。
あの時様々なヘッドマークが一堂に会したんですがね。
どこ行っちゃったんでしょうね……。
・構内踏切廃止 続報
最近とうとう柵が付きました。
運転関係者が通れるようにロック付きの扉があります。
8月上旬、もともと構内踏切を制御していた制御器箱が撤去されまして。
遮断機も撤去されていたようなのですが、
柵はいつ工事してたんでしょうね?
長谷駅も同様に柵が設置されました。
今後はイベントが盛りだくさんです。
嵐電との姉妹提携15周年を記念し、
9月4日から1002Fに嵐電ラッピングを施して運転開始。
4日には鎌倉駅でイベントを開催。記念入場券の販売もあります
9月7日からは、2000形に台湾ラッピングが 施されます。
ということで、4編成にラッピングが施されるという事態に。
嵐電、台湾……
江ノ電の騒がしい季節が戻ってくると聞いて私は一人勝手に喜んでおります。
いっぽう、9月からは京都・嵐電でも2両目の江ノ電号が運行を開始します。
江ノ電が久々に嵐電を走らせる中、嵐電はもう15年ずっとやってますからね。
9月7日にお披露目撮影会があるとのことで参加しようとしています。
10周年はコロナで不完全燃焼だったと嵐電フェスタでもお話がありました。
待望のタイアップ企画、楽しみです。
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