さぁ、関電トンネル電気バスに乗ります!


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1000形という構内用車両になっています。


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この電気バスは特注品で、こんなふうにパンタグラフを出して扇沢駅で急速充電して走行するようになっています。



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発車です。最初はかなり急勾配を登って行きます。


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黒部ダムの歴史映像を流しながら進みます。
関西電力の広報施設の一環という感じになっています。


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旧信号場で対向の電気バスとすれ違います。

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黒部ダムに到着です。


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ずらりと並ぶバスたち。

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かっこいいですね。


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遊覧船ガルベに乗ります。


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駅長室があります。


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MC-5A…いまどき珍しい公衆電話ですね。
パシフィコ横浜に多数置いてあったんださが、今ではすっかり見かけなくなりました。


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黒部ダムの模型がありました。
これは立派な水景です!


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ダムです。
団体さんの写真撮影を頼まれ、撮ります。

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断崖絶壁、こんなところによくダムを作ったものです。
今でこそトンネルでスイスイですが、かつてはこのトンネルを掘るためにここを歩く人たちがいたと言いますから……。


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ちょうど前の便のガルベが出ていくところでした。


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山肌には、ダムを建設していた頃にクレーンが乗っていた土台が残っています。

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インクラインのような構造物。
ボートが並んでいます。


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殉職者の慰霊碑です。

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ダムの欄干を交換したということで、創建時の物を保存しています。
土木系ってこういう保存よくありますよね。

昔は手とか簡単に出せそうなやつだったんですね。そんなことしないだろうという信用のもと成り立っている仕組みだったんだなと思います。



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ここにも破砕帯の湧水。


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ダムカレーをいただきます!
これで次の便のガルベを逃す……。



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電気バスの歴史説明がありました。


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階段を登って展望台に登ってみます。

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ここにも破砕帯の水。

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意外なのは、こんな山奥のトンネルでも携帯の電波が通じること。
こうやって通信ケーブルが黒部ダムにも張り巡らされているのです。
インフラに感謝して。


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黒部ダム建設時に使われたコンクリートバケット保存展示されています。


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関電トンネルで資材を運び込み、バケットクレーンを使ってこの巨大な構造物を作り上げたわけです。土木の力ってすごいです。


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発電用のダムなので基本的には発電所は水が流れますが、暖かい時期には観光放流が行われています。

もう疲れ切っていて写真がありません。
さっき写真撮影に応じた御一行の人とあって声をかけてくれました。
雨ひどくなっちゃいましたねって。
この上何か見えます?もう靄のなかじゃないですかと聞かれたので、
一応全景見えるのと、カフェがあるので一休みできますよと答えておきました。


さぁ、ここからガルベの乗り場に向かいますが遠くて遠くて。見えているのにトンネルが入り組んでいて、なかなか辿り着けないんです。
ギリギリで乗船に成功。

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チケットを買っても100段近く石段を降りなくてはなりません。これは階段がずっと伸びていて、水位によって桟橋のポンツーンの高さが変わるのだそう。
大雨の中、出港です。



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桟橋の隣には吊り橋がありました。

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小型船舶です。
満水時の標高は1448m、
日本で一番高いところを走る観光船です。
80人乗りで、速度は13.5ノット。
エンジンに力強さを感じます。

案内放送のテープはなんと言うか古風な言い回し。
昔からガイド原稿をそのまま読んでいるのでしょうか。


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岸が遠くなって行きます。


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あれに見えるが黒部ダム。背後に向けて、黒部ダムの上流方面へ15分かけて進みます。

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黒部ダムの水底は水温4度と冷たいそう。深海と同じで水圧の高いところで液体を保てる温度なのでしょう。


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あちこちに見える山は、標高2000m〜3000m級の本当に高い山々なのですが、ダムの水面で嵩上げされて500mぽっちくらいの山に見えています。


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この辺りは、ダムができる前は富山と長野を結ぶ山道があったらしい。
今も登山道の山小屋があるんだとか。

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なにやら、船があります。


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平の渡し、という渡し船です!

初めて知りました。ガルベ以外にも船があるなんて!

黒部ダムができる前、ここに川を渡る吊り橋があって、ダム建設の補償というか代替交通として関西電力が運航している渡し船なのだそう。
立山連峰を歩く登山家の足になっているそう。
険しい山道の先にある船なので、きっと私がこの船に乗ることは無いんだろうけども……。



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船は引き返します。
黒部湖の上流部は、扇状地のように土砂が堆積して平たくなっていました。
ダムができた頃は渓谷だったのでしょう。

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帰りは船を楽しみます。
黒部丸という船が導入されて、平成に入ってガルベに代替わりし、代替船の建造をしないことになったそうです。
電力も自由化の時代で、いままでのようなインフラとしての使命を守るだけでも厳しい時代ですし……
こうやって自然科学への教育手段が失われていくのは寂しいですね。


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浮き輪と。



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波のない人造湖に白波をたてて進むガルベのエンジン音に耳を傾けます。


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吊り橋が見えてきました。


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鶴見に横浜ヨットで建造され、関電トンネルを使って黒部湖に運び込まれました。
箱根遊船(旧伊豆箱根鉄道)の双胴船や、箱根観光船の海賊船より前の船を建造していた造船所で、2002年に日本鋼管と合併してJMU鶴見工場となっています。
冬季はクレーンで吊るして陸上に保管していたそうです。


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座席はシンプルなもの。設計コンセプト通りの、いかにも水上バスという雰囲気。

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下船です。あっという間の30分間でした。


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黒部湖はいま、雨雲の中にあります。

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石段を少し上がって全景を。
左右非対称なのが分かります。


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石段高さを調整中。


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この日は113段でした。



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木々の合間からこうやって見えるだけ。本当に険しいところにあります。

多分こういうところのバリアフリー対応も、新造船の導入を阻んだのかもな、と思ったり。
黒部ダムにも車いす用の見学コーナーがあるくらいですからね。

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待合室には、先代「黒部丸」の写真がありました。

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そして浮き輪も。
関電トンネルの途中で富山県立山町となります。



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というわけで、次に黒部湖ケーブルカーに乗ります。


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こんな山道になって居ます。
洞門っていうんですかね。

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ガルベの案内もこれを限りに。




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ロッジくろよんという登山客向け宿泊施設への案内もありました。



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さあ!さっきの関西電力のイケイケサインがぶっ飛ぶ、
見事な手書き看板です!





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ここは立派な待合室があります

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どうやらケーブルカーをここから運び込んだようです。



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中から外の看板はシンプル。



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ゴミ袋を配布しているというのがユニークです。絵も可愛らしいですね。

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アルペンルートの色褪せた看板。


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ホテル立山の空室情報。
ここが空いていればトロリーバス三昧も夢ではなかったのですが、
当然、枯れていました。




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エキタグのデジタルスタンプラリーを開催していたのでまわってみます。
こういうまわる系のやつがたくさんあるんですよね。


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ここから立山駅へ向かう交通手段は全て、
立山黒部貫光という会社が運営しています。



貫は時間、光は宇宙、という、なんだかスピリチュアルな話題が書かれていました。
29分ほど待って、ケーブルカーに乗車します。