海王丸パークを見物します。
横浜に保存されている日本丸の姉妹船で、
こちらも保存誘致活動の末にやってきました。

張り込み港のなかの穏やかな海に浮かんでいます。
かつては富山と大阪で共同保有する計画もあったようで、外に出れることを意識したようですが、実現せず富山に保存されています。

石碑があったり。
海王丸パークの完成は1992年。匂いがしますね。

まずは腹ごしらえ、白海老かき揚げうどんをたべます。
西日本のうどんは美味しいです。

船を眺めながら。

世界の帆船模型展が開催中でした。
このマストの形。いいですね。

建物も90年台風味。
横浜マリタイムミュージアムとはまた違ったテイストで、縦に伸びる感じです。

係留保存に際して外された部品が並べられているのも海事博物館ならでは。

帆船模型もチラチラ見物。

なんかネットで話題になってた、見たことのある船もちらほら。

これだけ精巧な模型がたくさん並んでいるのは壮観ですね。
船の模型、とても素人が趣味でやるものではないと思っているのですが、愛好家の作品とかはぜひ拝見してみたいんですよね…。

海王丸を見に行きます。
予報に淡く青空を期待したのですがこの天気。

雰囲気は日本丸そのものですが、順路の違いのせいか、ランドマークタワーがないせいか、広々としているようにも感じます。

向こうは海上保安庁の桟橋でした。

ブリッジの様子もあんまり変わってないです。



ギャングウェイです。
ここも変わらないですね。



ここら辺は順路的にもあまり変わらない印象。


船内に入ります。

やはり姉妹船。見覚えがありすぎる。

気になるのが機関室。

なんと、通路から眺めることができます。

ダイハツのエンジンを積んでるんでしたよね確か。

なかなか広角が必要ですが。

油のにおいがします。



立体視のボードの上に乗って空から海王丸を眺める体験展示。ちょっとアナログなところがクラシカルな趣。
船室をまわって行きます。

狭いベッドですが揺れる中では狭い方がいいと保安庁OBの方が言っていました。

診療所もあります。



階段を登って。

ギャレーです。

応接室。

一等航海士室。

運航資料でしょうか。

船の構造模型がありました。
このマスト、上にポンと生えているわけではなく船の中にぐっと刺さっているのです。
風を受けるわけですから重心まで作用しないとですからね。

チェスが置いてあります。
今のような情報機器がない時代はこういうの大事だったんでしょうね。
なんかマグネット将棋とか昔はよく売られていた気がします。いま見なくなったような。メーカーがなくなっていったのかな。

ネットで仕切られた区画。

入港した港と交換する盾のコレクション。

士官サロン。
日本丸にはステンドグラスがあるところですね。

机が大きいのでやや窮屈にも感じます。

士官用のパントリーを覗くことができました。

事務長の事務室。
外洋に出る船ですから手続きとか色々あったのでしょうね。

海図室を見たら外に出ます。

ちょうどなにかの訓練をやっているところでした。

後部のおおきな舵輪です。

サロンの直上です。

機関室直上、明かり取りの窓を見ます。

これで出口。

船尾もしっかり見る方ができるよう見学用の岩壁が張り出しています。

信号旗を使った時計。
金のある時はこういうの作って、壊れたら放置、みたいなのは平成日本あるあるですね。

マストの部品らしいベンチ。

きときと君、そして手に抱えられているのはぶりと君です。

どんよりした空と日本海。

護岸にきっちり囲まれたところに自然の険しさを感じます。いつも見ていた相模湾は穏やかだったなぁと。

横浜マリタイムミュージアムのように海王丸を取り囲んで見学施設がありますが閉鎖されていました。
横浜みたいに、見学施設の整備が保存の条件だったのかな?

ということで、戻ります。

駅には可愛らしい待合室があります。

万葉線には軌道と鉄道の区間があります。ここら辺は鉄道なので、踏切がきちんとあります。

7070形がきました!

都電8000のコピーと言われる電車です。
函館の710にも通じるところがありますよね。

途中で降りました。
高岡出身、立川志の輔さんのアナウンスで、
鎌倉・奈良に並ぶ、日本三大仏の高岡大仏があると言っていて、気になったのです。

レトロなお店と、加越能バス。



単線区間をゆく。

ちらと大仏が見えました。
街中にドドンと鎮座しています。

でっかいなぁ。

大火で2度焼けた木造仏に代わり、現在の青銅製の仏像は1933年建立の3代目。
台座の中に入ると仏教にまつわる絵が飾られていて、さらに先代の大仏の焼け残ったお顔が安置されています。

アーケード街を通って高岡駅へ。

御旅屋セリオ。
かつて大和高岡店だったビルで、テナントとして富山大和が入っています。
大和は金沢と富山にあります。

いかにもバブリーなシースルーエレベーター。
光ってたんでしょうなぁ。

富山のホテルミラコスタを眺めます。
どんなホテルなんだろう。海とか見えちゃうのかな……と調べたら、どうやら「ご休憩」ができる施設らしい。潮の香りがするんでしょうな……。

あちらはアルファーワンホテル。
富山駅前にもありますが、どうやら富山に本社を置くホテルチェーンらしい。
身近だと三島にあるのは知ってます。たしか、いちど使ったことあったような。
調べたら横浜関内にもあるんですね。
シースルーエレベーター、富山は光ってなかったですが高岡は光っています!
フォロワーさんから情報いただいて見ることが叶いました。LEDなのでカメラで見るとやや点滅して見えます。

LRVが走って行きます。
このあとはバスに乗って氷見へ向かいます。
コメント