もう2年くらい前になるらしい
まだミャクミャクに染まり切る前の大阪に行ったんですよ。
その時のレポートを少しずつ。

九州新幹線を見ると西日本にきたなと思います。
いつか鹿児島まで乗ってみたいですね。

新大阪です。

初めて、「降りる」と言う経験をしました。

いきなり伊丹行きの飛行機。

国鉄駅舎っぽいタイル。

タクシー乗り場のテント。
趣深いものばかり。

御堂筋線に乗ります。
トレインビュースポットがありました!

地獄への道は善意で舗装されていて


中央分離帯には線路があって
5分に1本 千里中央行きの電車が走っている

北大阪急行が延伸されたのでこの歌も過去のものとなりました。


こちらが千里中央駅。

大都会・大阪を象徴するような立派な地下鉄駅です。

ここらでお昼ご飯。

アイスコーヒーと

ナポリターン。
地元の方がたばこスパスパしながら談笑するタイプの味わい深い喫茶がこんなモダンな地下鉄駅の中にあるって凄くいい文化だなと思っていたのも束の間。
「予約に遅れちゃう!!」
あわててモノレールに乗って移動します。

阪急千里線が見えました。
やってきたのは万博記念公園。
モノレールの駅から走って走って走って到着。

太陽の塔の内部見学を申し込んでいたのです!


スマホは専用ケースを有料レンタルすることで持ち込んで撮影が可能というルール。
もはや国宝級、落下して破損でもさせたらシャレにならないですからね。

地下にはかつて会場内にあったオブジェが並びます。

地底の太陽と呼ばれるオブジェです。

復元されたもので、プロジェクションマッピングで照らされています。現物はどうやら行方不明になったとかで…。


これが太陽の塔の1階です。

中には生命の樹と呼ばれる木があり、この周りに生命が進化していく様子が描かれています。

下のフロアだけカメラ撮影が可能、
そこから上は、落下防止対策をしたスマホのみ可能です。

オウムガイなどの水生生物がいます。
恐竜や哺乳類などに進化していくのです。

側面の壁は、下の階には音の反響しやすい板が、

上昇していくにつれて吸収していく板になっていきます。上に登ると静かになっていくんです。

螺旋階段がありますが、ここは1階。

三葉虫たちが登っていきます。

その上にはシーラカンス。

ゴリラがいるのですが、首から上がありません。
このゴリラは万博期間中は首を動かすアニマトロニクスが仕込まれていたようで、その可動部分が劣化して脱落してしまったようです。

いい文字。

てっぺんにはエスカレーターがあります。
もともとは階段もエスカレーターで、来場者をせかせかと運ぶ仕組みになっていたらしい。

かつてはここにエスカレーターがあり、大屋根の上に登ることができたという


反対の腕には通路が。
こちらの階段は、映画「飛んで埼玉」で使われていました。


登り切ったら今度は、外側を階段で降ります。

復元の様子。


特徴的なお顔を眺めます。

この塔は工作物とした長いこと立ち入り禁止のオブジェとして保存され、2018年に2階建の建築物としてリニューアルされて内部公開されるようになりました。
もともと博覧会が終わったら解体する予定だったそうで。いろんな人の知恵と努力によって保存されているのだということがわかりました。

当時、ミャクミャクが社会に登場して侵食を始めていた頃でした。
珍しく思って撮りましたが、今や京阪神全土を埋め尽くすミャクミャク。

こちらがかつて太陽の塔を覆っていた大屋根の一部。

大屋根リングもこうやって保存されるのがいいんじゃないかなって思います。

立派な水景があります。ボート池になっています。

イサム・ノグチがデザインした噴水が並びます。

そしていかつい足こぎボートの数々。

あれも噴水。

タワーからはダバァーと水が出る。豪快ですね。

これも回りながら水を噴いていたそうです。

双胴の外輪船がありました。

トライスターっぽさ。

黒いスワンもいます。

スワンボートのりばのテントも今どき見かけないスタイル。

あちらは国立民俗学博物館。
もはやみて回る余裕がありません。広大すぎる。
しかしそれでも「人類の辛抱と長蛇」なんて言われるほど半世紀前の人が殺到したわけです。

太陽の塔のてっぺんを望遠で。

こちらはEXPO70パビリオン。
かつて「鉄鋼館」として作られたパビリオンの建物を流用した博物館です。

アテンダントの衣装もまぁーおしゃれ。

エキスポタワーという塔があり、撤去されてしまったのですがその部品をここに残しています。

では、入りましょう。

さっそくモノレールの模型が登場。

駅を降りると、大屋根があって太陽の塔があります。

シアターとして利用されていたようですが、
現在は立ち入り禁止となっています。

たくさんのスピーカーに囲まれた音響体験ができたとか。

単体のスピーカーです。

再現模型です。

外側を。


方向幕的なものなのでしょう。
こう言うの大好きです。

クソデカ文字。しかし抜き文字です。

太陽の塔の模型ふたたび。


エスカレーターの出口。

つづいて日本館の模型。

万国博の桜の形をしています。

巨大な会場模型です。
昔はこう言うものでしか全体を把握できなかったわけですから、たくさん作られたのでしょう。

太陽の塔のてっぺん。黄金の顔です。

オリジナルを展示しています。

太陽の塔の内部の反響板です。

内部にあった恐竜たち。

古代生物。

太陽の塔が閉鎖されてから、内部の人形は巡業に出されたりして、その間に行方不明になってしまったものもあるんだとか。昭和なエピソードですね…。

そして衣装!



花形の仕事と言われていたアテンダント。
いまはおとなしい感じですよね。
夏冬あってそれぞれ展示されていました。

スタンプも当時からあったらしい。

かつて会場で展示されていたリニアモーターカーの展示。

まさか水が問題でまだ実現していないとは。
太陽の塔になりきれる、大屋根のレプリカ(笑)
鉄鋼館の展示に戻ります。

万博で使われた大型ロボット。
「ワタクシノ ナマエハ デメ ト イイマス」とか、おしゃべりできるそうです。
昭和の合成音声、仕組みが気になるところですが今はもっと高品質なものが廉価に使えるため逆に調べるのが難しいんですよね。


こちらはデク。

岡本太郎の椅子。

電動自転車です。
今や当たり前に出回っていますが、半世紀。

郵便ポストもイケてるデザインです!

ダイハツが作っていたカートです。
ダイハツは関西万博でもモビリティを出展しています。

ピクトグラムの数々。

そしてたくさんの模型。



ガスと日立グループが好きです。


すっかり日も暮れてきました。

太陽の塔は光っていました。


せっかくなので、あの観覧車に乗ってみます。

万博記念公園がよく見える通路。

高速の料金所。

スヌーピーのお店があって、スクールバスが再現されていました。

観覧車は大阪ホイールというらしい。
タピオカドリンク付き。

これ。道はまっすぐなんだけど、
屋根が傾いててものすごく気持ち悪い。
トリックアート的なやつ。
だんだん太陽の塔を見下ろしていきます。

中には何にも見えずにホラー体験をする密室のゴンドラもありました。


カーネルの座った像があります!
大阪ではうかうか立ってられないってやつでしょうか(違)
ここはチキンの食べ放題をやってる店舗なのだそう。メニューも独特。

万博食堂なるレトロ系食堂に出会いました。

ハンバーーグ!!
ご飯を食べて宿に戻ります。

駅構内にはモノレールのモックアップが。

ミャクミャクがもういました。

モノレールで淡路方面へ移動します。


すてきなイベントをやるみたいですが、残念。


当時運行していたハチワレ号。





お見送りして、そのあとは梅田駅を眺めます。


この8000、ギャラリーが多かった。

地下鉄で移動。

北浜に宿を取ったので歩いて移動します。
この建物は大阪証券取引所です。
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