和歌山港から徳島港へ向かうフェリーに乗ります。

顔出しパネルが置いてありましたが、時間がなくて…。

南海電鉄の鉄道連絡船ということで、連絡通路がきちんと整備されています。
駅舎は窓からちらりと。

動く歩道で乗り場へ。

好きっぷを見せます。
ほんとにこれで乗れました。

いざ、出航。

案内所は閉鎖されていました。

ファンネルには南海の翼マーク。

駅が少しずつ遠ざかっていきます。


遠ざかる和歌山。
これが私の和歌山県デビューでした。

もう全く船を見ることなく乗船できるので、フェリーかつらぎの船体についての情報はこれしかありません!

瀬戸内海の端っこ、ということで重工業地帯が並んでいるように見えます。


まるっと2時間、やることないので、ゆっくり海を眺めます。カーペットを場所取りしてゴロンと寝ている人も多いです。
この船にも前方にグリーン船室があります。
この席は運賃と共に予約するので、好きっぷで乗船する人は予約ができません。
満席でした。

切り絵のかつらぎ。1999年就航。
相方は2019年就航のフェリーあい。姉妹船のフェリーつるぎが交代として引退し、2隻体制で運航しています。

時刻表を見ると、鉄道連絡をする上に、およそ3時間間隔で1日8便という、ほぼ24時間運航している驚異的なダイヤであることがわかります。
船舶検査時は減便されるのは東京湾フェリーと同じ。
いまや淡路島経由でそのまま大阪に行ける徳島。しかし値段が安いためにまだまだフェリーの需要があることがわかります。
南海電鉄も企画乗車券や万博などを活用して、頑張って増収に努めているのがわかります。

ものすごく見晴らしがいい、というわけではないですが、こういう船らしい景色を見るとワクワクしますね。

あれは、大鳴門橋ですね。
つまり右が淡路島。
パソn……日本書紀に記された国産みの島です。島というにはあまりにも巨大な島ですね。実物を見たのは初めてだと思いますが、いつか上陸してハーモニーランドに行ってみたいですね。

こちらは徳島の山々が遠くに見えます。

そして南側は太平洋。

シーフードをいただく。
デザートは朝アンスリーで買った京阪のあんぱん。

穏やかな海が続きます。

ぬい撮りをためていく


ひたすら海なので、だんだん飽きてきて、
船内を探索。

こちらがゴロンとできるじゅうたん席。

こちらが椅子席。

なんか電車っぽいような。

廃車発生品とか使ってたりしてないですかね?


案内所は閉まっていても、自販機は充実。
カップヌードルからセブンティーンアイスまで。

トラック運転手専用のドライバールームには、なんと寝台があります!
ふだんは一般乗船客立入禁止ですが、GWで物流需要が少ないのか一般開放のおしらせが貼られていて、子供達の秘密基地になっていました。

なんだかんだじゅうたんに寝転がってきたら徳島港に流れ着いていました。
フェリーあいとの反航、寝てて撮り逃したな。

大きな橋の下を潜ります。
フェリーが下船前にエンディングテーマみたいな曲を流すのが大好きなんです。


このカラーリングは、フェリーの旧塗装。

海の字がいいですね。


萌えキャラ感に、平成を感じます。
徳島駅に行くだけならシャトルバスが出ているのですが、今回は観光をしたいので、
タクシーに乗って、移動します。
この日は上り、つまり大阪行きのお客さんしかいないとかで、暇そうにしてて色々観光知識も入れてくれました。

カフェにやってきました。

早めの夕ご飯。
スパイシーめなカレー、お肉ぎっしり。
なんというか、西日本は日が長いので感覚がバグります。
からの

どおおおおん
いちごフェアで有名らしく、
今年はいちご万博と題して、アメリカサイズとか日本サイズとか出してましたが、
ちょっと無難目に日本サイズ。でもでかい!

ひょえ〜〜
でかーーーい

ふぅ
甘酸っぱいイチゴが15個とか入ってましたね。
クリームはもったりしないで、少しさっぱりしたタイプ。
いやーー、食べた食べた。
このお店、もう一つ見所があって。

涼しげなウォーターカーテン

のように見えますが、トイレです。

そしてこのウォーターカーテンも、なんと便器なのです。

よく見るとほら、ガラスに書いてあるでしょう?

小便器ではお馴染みの的当てです。
しかも "small 小人"の文字。

"normal 普人"

"great 大人"

"ultra 超人"
とまぁこれ2mくらいのところにありまして。
お店のインスタで紹介されてはいるのですが、
https://www.instagram.com/p/BpOxQaZBEgp/?igsh=YjdxdXlhYWg0dHE2
「超人目指して頑張ってくださいね!」とあります(笑)
勢いがあっても普人が限界じゃないですか? とか思いました。私はお行儀よく小人が限界でした……。

徳島バスに乗って帰ります。

日が沈むところでした。

立派な徳島駅です!

素敵な看板。

立派な噴水がありました!

駅の改札は、こう。

架線などありません。
徳島に電車は走っていないのです。

1200系。


キハ185系が留置されていました。
国鉄特急型車両です。

この情景。
国鉄のターミナル駅がタイムカプセルのように残っています。

今時なかなか見ないタイプの国鉄っぽいベンチ。

特急うずしおで高松へ。

半室部分に指定席が割り振られているになるというユニークなシステムです。

高松に行ったらキハ47が止まっていました。
乗務員が見習い中なのか色々点検していました。

121系、じゃなくて7200系が居ます。

夜の高松では、うどん屋は開いていないので、
5000系、マリンライナーで岡山へ。

国鉄っぽい鉄道警察が残っていました。

こんな岡山県までミャクミャクに浸食されていて驚きです。

JR西がいかに万博に力を入れて、西日本からヒトを呼び込もうとしているかが分かります。

岡山は、大阪、広島、岡山、そして鳥取方面へつながる大ターミナル。
これを見るとワクワクします。
明日は岩国基地航空祭なので、早くホテルにチェックインして寝るとしましょう。
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