12月頭のこと

鬼怒川に行ってきました。

お目当ては野岩鉄道6050型の貸切電車
ご縁あってお誘いいただきました。
東武の6050型と同型の電車で、野岩鉄道開業時に作られた車です。東武から引退した今も野岩鉄道で活躍しています。

その昔、東武の集約臨時列車に「たびじ」という愛称がついたようで、その幕が今も団臨用に使われています。

富士重工製の電車です。

このボックスシート!
国鉄とも違う形ですが、どっから座ることのできるいい座席です。


真っ赤なモケットも美しい。

テーブルの仕組み。

お弁当の配給。

じゃーん!
これが食べ応えあっておいしいお弁当でございました。

この旅情…!!

貸切電車の記憶の半分はこのお弁当なんですよね。美味しかった…。

鉄建公団が作った線路を走ります。

どうですかープラネさん
ちょっと窓が高いか…

こっちに座ってようか。

トイレです。ステンレス和式。
普通列車にこういうのがついているのはさすが長距離私鉄の東武という感じです。

細窓がありますがそれはこうやってトイレについているんですね。

6050型による快速は廃止され、特急リバティになりました。

途中で幕を回しながら撮影会。
快速会津高原行き。

快速下今市行き
昔は東武日光に下今市行きとか停まってましたなぁ。

快速 浅草


車内の方向幕も変わってます。

いろんな駅で停車しながら撮影していきます。
鉄道の線路は山をぶち抜いているのですが、結構駅があって驚きます。

富士重工プレート。

幕回しを内側から見ます。

回送

試運転
これは中から見た方がレアかも?

臨時 単体もありました。

区間快速浅草

これは外に出て撮影。
ここから車内の照明を落とすという演出がスタート!

東武鉄道にはスノーパルや尾瀬夜行など、浅草を深夜に出て早朝の南会津へ向かう臨時夜行列車が運行されていました。
6050型もそうした夜行快速急行に利用されるために減光設備を備えていました。
短期間のうちに300型(もと1800型)と交代してしまったので使われる機会は少なかったようですが、野岩鉄道のクルマがこんな機能を生かしていたとは。
それを、野岩鉄道の特徴である、鉄建公団由来の長距離トンネルで活用しようというアイデアがすごいですよね。

ふたたび下車。
列車は会津鉄道線に入っています。

コンプレッサーはDH-25D。
ウェスチングハウスが発明した空気ブレーキの原型に近いコンプレッサーです。
路面電車ではまだまだDH-16が現役なところも多いですね。
令和の世にこんなものが稼働しているのか…と驚きます。

試運転を外から。

急行浅草。急行灯もりりしい。

会津田島に到着。

立派な駅舎です。
会津芦ノ牧温泉に行きたいのですが、行きたかった宿にお一人様のプランが無くて諦めていた地。
別の要件ですが、駅までは来ることが叶いました。

C11254が保存されています。

中には入れませんが、門デフが特徴的。


ロッドは白く塗装してあります。
整備をしている人がいるんでしょうか。

列車がきたので撮影します。

定期のリバティです。

お座敷トロッコの車両がオフシーズンで留置されていました。

入換もあって、車両がよく動いています。



GゲージのAT700形。
江ノ電江ノ島駅の模型を作った、都電ミニ資料館の伊藤信男氏の作です。

内装まで作り込まれているのですが、反射で見えないですね。
レンズフィルター買おうか悩んでずっと買わずにいます。

こちらはお祭りの舞台を再現したものらしい。
こういう工作が並んでいる駅好きです。


今回の旅行では車両基地を見学させていただきました。
2班に分かれて見学します。

AT700形の見学。

密着自動連結器の動作実演。
地元は密連が多いのでこういうのを眺めるのは個人的には貴重。

錠が落ちると下が黄色く塗装されているので一目でわかるという工夫がされています。
連結が正常にできているか、目視でも簡単にできると唸る参加者の声。一体何者なんでしょう。

AT-400形が整備中。

もとキハ40なのが分かるお顔。

ジャッキで車体を上げ、台車を抜き取り、エンジンも専用の移動装置で抜き取って、メーカーへ送って検査してもらうのだそう。
これ乗ってみたいんですよね。また来てみたいな。

AT-700形は東武線直通用で、エンジン出力が他の車よりも高いんですって。
つまり加速が良くて電車ダイヤに乗れるってことですね。
マウントエクスプレスに乗るなら鬼怒川で一泊すると良いのだろうなと思います。それで会津若松からばんえつ物語とか。最高の鉄道旅行だろうなぁ。
そんな感じで色々まったり見せていただき楽しく見学できました。ありがとうございました。

線内用のAT-500形。この塗装は開業時のカラーリングの復刻だそうな。
爽やかでいいカラーリングですよね。

電車で南下します。

野岩鉄道からの乗り入れなのに
めちゃくちゃ歓迎してくれる会津鉄道さん。
ありがとう、また来ます!

ヨークベニマルなるヨーカドー系列の店に初訪問。

おやつを追加購入。

会津のべこの乳アイスクリーム。
こんなに卵を感じる古典的なアイスクリームを食べるの、なかなか貴重な感じがします。あまーくて美味しかったです。

会津高原尾瀬口駅。
会津鉄道と野岩鉄道の境界となる駅です。



スターウォーズ幕。
かつて東部の快速は浅草を6両で発車し、下今市や新藤原で切り離しながら多方面に走行するという多層建て列車でした。
そのため各編成の行先を示してこのように文字が並び、映画みたいになっていたのです。
車内に方向幕がついているのも誤乗防止なんだとか。
楽しい電車の度もあっという間におわり。
南福島の米と水の安全性を確かめるべく会津田島で買い込まれた酒も飲み干され、M車のモーター音に負けずうるさく酒臭く、ご機嫌な皆様。
幹事が用意したゴミ袋の中に空き瓶がゴロゴロと横たわっていました。このあと撮影会なんだけどシャッター押せるんだろうか……。

新藤原の車両基地で撮影会が始まります。

野岩鉄道開業時のヘッドマークを借用して当時を再現した記念撮影。
国旗は主催者が持参しています。謎の愛国心はここで発揮されたのです。


幕の部分を自作のシートにして撮影。
白地に赤文字の快速は昔の東武のスタイルなんだとか。

会津若松とは…?

直通先に絶対に怒られる幕をデザインして貼っていました。


日も暮れてきて様々な表情を見せてくれます。

楽しい楽しいイベントでしたが、
さらに驚くのは貸切料金の安さでしょうか。
そしてお弁当がおいしかった(そこかい)
なんというか、本当に修学旅行電車に乗ってお友達とワイワイするような感覚で楽しい電車旅でした。
また乗りに行きたいです。
野岩鉄道・会津鉄道のみなさまありがとうございました!
また主催者さんお疲れさまでした!
コメント