新宿区の歴史博物館を求め、
大学をサボって都営新宿線へ。


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出口表示が黄色じゃないのは古い看板の証。


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現在の「非常口」の人が走るピクトグラムが制定される前の非常出口という表記。おそらく減る一方なのかなと。


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エスカレーターの看板もクラシックに。
都営地下鉄、メトロとは違う雰囲気があっていいですねぇ。


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立派な鋼製の橋ですね。
両脇の土手にスポッと嵌っています。
地形をよく見ていなかったのですが、
東京って高低差のある街なので、よく観察すると面白いかも。

歩くと古い店が並びます。

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酒屋はこう木造店舗みたいなの多く見かけますね。


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新宿歴史博物館です。


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橋の欄干とか、国立競技場の椅子とか、
展示場からあふれたコレクションがはぎ取られて並んでおります。


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館内は一部展示を覗いて撮影禁止なので、
その一部がとてもよいので、紹介したいと思います。

まずは、新宿のもとになった内藤新宿のジオラマです。

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内藤家の屋敷があったといわれるこのエリア。

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江戸といっても後期のようで、見世蔵の裏に二階建ての長屋が並びます。
関所には牛馬が行き来します。

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見世がウナギの寝床のように並んでいます。かなり良く出来ていますね。

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木戸は夜間の防犯のために取り付けられていたもので、町の誇りでした。

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神社もありますね。

長屋の近くにも稲荷があります。

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内藤家の屋敷まで再現されています。

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他にも寺院があります。

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と、宿場町には店や住居のほかにもいろいろあるので
とても面白いです。
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博物館にあるものは絵図とかをもとに作られていて、
よく作りこまれているので大好きです。


次にあるのは、実物大の見世蔵。

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屋根が銅でできているのだけれど、
これが現存するとしたら緑青で色が変わっているのかもしれないですね。
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次は鉄オタ的に一番楽しいポイント。
一番楽しいのは、都電5000形のモックアップです。

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安全地帯まで再現されています。

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電車は実車の発生品から構成されているらしいですね。

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奥はイラストで見えるようにしています。

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日本車両の銘板や、営業案内などが取り付けられています。

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乗車券箱なんかも置いてあります。

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制御器は三菱電機製の直接制御器です。
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ブレーキ弁は簡単なやつ。ブレーキはかかってません。
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台車も再現してあります。再現なのか発生品なのか・・・。

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エアータンクもついていますが、管はダミーです。
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排障器もついています。


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戦前の安全地帯て本当に安全地帯な感じですね。車から守ってくれそうです。


他には大正時代の文化住宅が展示されています。

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西洋文化の流入を受けて洋風を試行錯誤した明治時代を得て、
上流階級の中で洋風な部屋を持った和風建築が出来ます。

やはり消えていく風潮にありまして、
それを博物館の中に再現してしまうという面白さがあるわけです。


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実はこの博物館、小田急3100形「NSE」

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狭いです・・・。

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マスコンは東芝製ですね。

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ドアまで保存されています。
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小さい…昔の人はもしかして頭をぶつけたりしたんでしょうか。

座席には座ることが出来ました。
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鉄道博物館の特急電車にはポケット付きの座席がついていた記憶がありますが、
NSEの座席の後ろにはポケットもなく、シンプルだったのですね。
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コンクリート製の防火用水、
先日紹介した磯子の柳下邸にもありましたが、
戦時中のものなのでしょうか…?