近くに住んでいるのに、行ったことがない場所。

観光地に住んでいるとあるあるなんですけど、
私もそういう、いわゆる「鎌倉エアプ勢」でして。

友人と鎌倉エアプを克服するべく歩いてみました。

ということで。
今回紹介するのは、鶴岡八幡宮のさらに東側にある報国寺エリア。
鎌倉駅から京急バスに乗り、浄明寺という停留所で下車します。
歩いて30分と案内されますが、歩道が狭く歩きにくいうえ、若干距離があるので、バスを利用することをお勧めします。


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門をくぐると、苔の庭園が広がります。


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小さな松の木の先に雨粒がのっています。

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雨が降る寸前の天気ということもあり、
苔の似合うジメジメした空気が、私たちを包みます。

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大きな石は静かに苔生して、
小さな石が流れを作っています。

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こちらが本堂。
落ち着いた木の色と緑青の屋根。
静かな空間にぴったりの御堂ですね。
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鐘楼は茅葺きです。
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これだけはどうやら古いものらしいですね。

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鐘にも何か彫ってあります。

よく見ると、床まできれいにしてあります。
細かいところまで目や手が行き届くって凄いですね。

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さて、報国寺は竹の庭で大変有名なお寺です。
わたし外国人の道案内をしたことが何度かあるのですが、
Where are you going? とか聞くと、HOKOKUJI temple とかYUIGAHAMA beachとか色々言われるんですけど、

正直報国寺って知らなくて。
で、友達が行きたいって言ってたからこのさいだし…ということで。

拝観料に加え、抹茶が飲める券を購入。

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竹がいっぱい!
京都の嵯峨の道もすごいですが、
ここは狭い道を埋め尽くすように竹が並んでいます。

はじめに広がるのは本堂の裏にある枯山水。

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本堂の縁側から見下ろすことができる位置にあるのですが、おそらく本堂は檀家の方しか入らないのだと思うので、
なるべく近いアングルから撮影してみます。
背景は鎌倉の崖に生茂る木々です。
曇りの日だとモノトーンになるので、
個人的には趣があっていいなと思います。


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その崖の方へ歩きます。

登り坂になっているので、こんどは本堂を眺めます。
上から見るということは屋根がよく見えるということ。ここは屋根をよく見ます。
左の建物は右側に入口があり、外から見ると妻入になっているのですが、庭園から見て平入に見えるような向きで作られたのでしょうか。


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足利氏といえば、鎌倉攻めの足利尊氏などを思い浮かべる方も多いかと思いますが、
もともとは足利も鎌倉の御家人の一族でした。
したがって鎌倉には祖先の墓があるのです。
鎌倉の崖というのはあちこちにこのような横穴が掘られ、墓地として使用されていました。
身分が高いほど奥地の崖に、身分が低くなると海岸に埋葬されるようになります。
この辺は鎌倉歴史文化交流館などで知ることができるのでおすすめです。


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竹林のそばに滝があるのですが、気にならない静かな空間です。


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高く伸びる竹は糸で位置を調整されていて、かなり手をかけてこの景観を作っているようです。

この竹林の中で抹茶を頂けます。
拝観料300円+お抹茶600円で900円を入園時に支払います。

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ここのいいところは、茶道のお作法が分からなくても楽しめるところ。
もしかすると、インバウンド需要が作った文化なのかもしれません。
先にお菓子を食べてから飲んでくださいと案内されます。
竹の落雁が可愛いですね。

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たぶん苦いから先にお菓子を食べろと言っているのだろうと思って1つ食べてからお茶を飲み、また食べてから飲んだのですが…

どうやらお菓子を食べ切るというのがマナーとしてあるらしいですね。知らなかった…!

しかし調べれば調べるほど謎が深い茶湯の世界。
合理的な意思決定をしていくためにはどのように解釈をすると良いのでしょう…。

竹の庭を後にします。

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ここから少し歩きます。

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やはり蛍の出るところがあるんですねぇ。
鎌倉とか戸塚とかは、場所は少ないですけど
蛍が出る場所がチラホラあるんですよね…。


次の目的地は旧華頂宮邸。

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旧華頂宮邸は、古我邸、旧前田別邸(鎌倉文学館)と並ぶ、
鎌倉三大洋館のひとつと言われています。

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静かな門から足を踏み入れると、
スタッフの方が庭園の整備をしていました。

車寄せを囲う木々によって玄関が見えない造り。


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建物は原則非公開。
年に2回開放されますが、今年は中止となりました。


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こちらが玄関です。
奥に窓の明かりが見えます。家具とか置いてないみたいですね。


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増築されたような平屋の部分。
どうやら水まわりがあるようです。



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玄関の上を眺めます。
木骨を石材で埋めたハーフティンバーという作りの特徴です。


維持費の募金箱が。

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博物館とか郷土資料館とかの入館料を考えたらまぁ外観見学2人でこんなもんが相場でしょうとポイしてみる。

宙を舞う野口


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表のゴツゴツした印象から変わって、裏に回ると大きな窓が目立ちます。

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バルコニーの前には噴水があり、
庭園が広がります。

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反対側から。
平屋の部分は食堂のようです。


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食堂らしき部分から裏手に回ると、水道の引かれた部屋が。扉のつき方からしてもここが台所なのではないかと思っています。

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その食堂のところにはプランターのようなものが作り付けになっています。豪華ですね…!


庭園から、屋敷を眺めます。
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なんかドラマでよくみる感じですねぇ…!
ドラマ見ないけど、これだけの金持ちハウスなかなかないと思うので、まぁここか、上中里の古河庭園か…みたいな感じですよね。

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屋敷をアップで。
屋根裏もすごいですね。
シルバニアファミリーにあったらさぞ楽しそう。


バルコニーまでは歩けるので、入ってみます。
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タイルもユニークです。

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バルコニーから中をのぞきます。
暖炉がありますね。


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こちら平屋の食堂らしき部分。
ここにも暖炉と絵画が。



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バルコニーから庭園を眺めます。
シンプルですね。
 
だいぶ雨がザーザー降ってきてしまったので、傘をさして、こんどは地名の由来になった浄明寺へ向かいます。

それでは。