こっちはお久しぶりですね・・・。

NHKが8月9日に報じたニュースに興味深い記述がありました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200809/7000023711.html

リンク先のページ自体は消えちゃうかもしれないので引用しておきましょう。
「北海道の人口 22年連続減少に」
総務省はことし1月1日現在の住民基本台帳をもとに、各自治体の人口をまとめました。(中略)
道内の自治体で減少率が最も大きかったのは、町村では道南の長万部町の4.42%、市では歌志内市の4.49%でした。

これまた別の記事見るとわかるんですが、
函館新聞の報道で、ほかの自治体見ると、
太平洋側が-2%台、知内や江差といった日本海側が3%台なのに、
長万部町だけ4%と断トツで多いんですよ。
https://digital.hakoshin.jp/news/politics/64833

コロナ渦でキャンパス閉鎖になって学生が減ったからだろうと思ってたんですが、
そうではないらしい。


1月1日時点での統計は見つけられなかったのですが、
長万部町の前年12月末時点での理大生の人数は、長万部町役場の統計から知ることが出来ます。
2017年 5517人 理大生161人
2018年 5493人 理大生162人
2019年 5271人 理大生50人

2020年2月までに在籍していた人数は、NHKのローカルニュースで329人と報じられているので、
残りの学生約280名は、住んでいるけど町民じゃない人(要は都民とか)
という扱いになっているものと考えられます。

5493人に対する4.42%って242人くらいなんですが、
例年では学生の半分が住民票を移し、昨年度では50人しか移していないので、
その差分がこの半分くらいを占めているということがお分かりいただけるでしょうか。
なので、実質人口減少って2%台で、森や八雲と同じレベルで減っているのではないかと思います。



オマケなんですけど、学生数50人ってぴったりすぎないやしないかと思って、
ちょっと選挙について調べてみたんですよ。
ほら、18歳選挙権が認められた時に、歪んだ人口ピラミッドが作った問題として
町内の選挙結果を覆せる人数の学生が住んでいるって話題になったでしょ?

2019年4月に統一地方選挙があったようで、その結果を見てみました。
そうしたら、書類上はそうではないらしいということが分かります。



選挙には町内に3か月以上居住している必要があるので、
理大生に選挙権が発生するのは7月以降ということになります。

したがって、町内に住民票を移していようとなかろうと、
3月~6月に行われる選挙には学生は投票できないのです。
統一地方選挙は例年4月に行われるので、
現状の年跨ぎをしないキャンパス生活の場合はこの問題は起こりません。

しかし、
長万部町長選挙は7月開催なんですよね。


2014年は候補者2名でお祭り騒ぎ、
2018年は立候補が1名で無投票で確定、

このままいけば2022年に初の18歳投票の可能な選挙が長万部町で行われます。

さて、現職の木幡町長がちょっと前に辞任して、
6月29日投票日とかに細工すれば理大生による票の転覆を阻止できる気がするんですけど、
それとも7月に選挙をするのでしょうか?
あるいは学生が戻ってこないことも考えられるのでしょうか?
戻っても今まで程の学生が戻ってくるとも考えにくいようです。

さぁ、どう考え、どう行動するのでしょうかね・・・。



さて、この日は教養セミナーみたいな授業があった日のようです。
講師を学外から招いて講演を聞き、感想文を書く授業。
どこの学部にもあるようですね、
ここだと町内の人や、北大の研究者などがおもに教壇に立つことが多かったですね。
この日は長万部商工会からの人が来て、
長万部町の歴史とか地理とかの話をしたのかなと思います。



わたしこのあと街づくりに首突っ込んだり色々するんですが、
この町はとにかく国鉄の街、北海道の動脈を支えた存在であるわけですが、
今はホタテと酪農と林業、そして休憩地点としてのサービス業が売りなわけです。
温泉もあるし天然ガスも出る。なんだかんだで凄い町。
そして新幹線が来るとも言われている。(現に今工事をやっています)

どんな感想書いたか忘れちゃいましたけど、
江差線を見たあとだったので、
新幹線できただけじゃ何も解決しなくて、
なんか国鉄の街から脱皮しないとね、
みたいな話書いたのかな・・・どうだっけ・・・。


今日の写真は1枚だけ。

 P1230249

大人になって思うのは、ちょっと揚げ物多いですけど、
スープとカレーとサラダがつくメニューって、
今時一食1000円くらい普通でするかもしれないですね。
時間を売っている喫茶店のような場所に行くとそれでは済まないかも。

学生たちからは不評だったという話も聞きますけど、私は割とアレコレ頑張ってる印象でした。
かつてはかにめし本舗かなやがやっていた時期もあったって聞きましたが・・・。

さて、なんでこの日一枚だけ写真を撮っていたのか、
その答えがツイートにありました。


札幌を案内してくれたムーンライト銀河氏、
金曜日にカレーを食べるという徹底したオタクぶりに感動したんだったなぁと、
今このツイートみてしみじみ。

高校生から毛をはやしただけの同級生ばかりの長万部から飛び出して、
ちょっとだけ年上の大学生という存在に本物らしさを見出したのかもしれませんが、

まだ私は限界移動芸人にはなれません・・・。