さて、
この日は江の島にやってまいりました。
江の島といっても、いつものように電車を撮影して電車を撮影して電車を撮影して
みたいなやつではなく、
最高気温34度の江の島をまじめに観光しようというもの。
Twitterでお世話になっている勝田名人@katutter_さんの紹介で、
すばな通りのギャラリーでやっていた、
カモカタ展という色鉛筆イラストの展示に行ってきました。
色鉛筆で描く絵なんで、ほんとに描いてる痕跡が原画にはあるわけですが、
江の島や修善寺といった見慣れた風景がイラストの作品になっていると凄いなと思います。
なんと言いますか、海とか水の色って青の濃淡で描くわけじゃないんだなぁって…当たり前だけど。
色鉛筆で絵を描くって、アナログをデジタルに変換する時に使われる量子化っていう概念と近いと思うんですよ。アナログなら無限にある色彩を、持ってる道具の数で再現するわけですから…
キャラクターのイラストなんですが、背景の水の質感がすごく綺麗で、画集というものを初めて買ってしまいました…
江の島といえば、
江ノ電マニアならたぶんeno=passとか買って、
昔から運行されている船ですが、この時代に不定期運航という謎多き存在。
あとでカナロコの動画とか紹介しますが、漁師の副業として運行されているためにこのような形態になっているようです。
船に乗ってる感覚がなかった記憶があります。
それからあまり船に乗ることを考えていなかったのですが、
最近は密にならないようになっているので、その点とっても楽しめますよ。
今回は暑いので外には出ず、キャビンに乗ってみることに。
だれのサインだか読み取れないのがもどかしい・・・
だれか読めます?
江の島岩屋25周年記念のポスターが貼られているようです。
こういうマイナーな萌えイラストを見るとプロフィールとか調べたくなってしまう私。
最近は密にならないようになっているので、その点とっても楽しめますよ。
今回は暑いので外には出ず、キャビンに乗ってみることに。
だれのサインだか読み取れないのがもどかしい・・・
だれか読めます?
江の島岩屋25周年記念のポスターが貼られているようです。
こういうマイナーな萌えイラストを見るとプロフィールとか調べたくなってしまう私。
どうやら記念として期間中に配布された記念切手とポストカードを貼り付けたものらしいです。
洞窟の中の男女が描かれているようですが、これだけ色褪せてしまうと制服と水着を合わせた艦娘のように見えてしまうような()
キャビンは、船体のほかの部分に比べて低い位置にあるため、
窓から外を眺めると海の上に浮いてる感覚がとても面白いです。
では、江の島へ向けて出発です!
船底のエンジンがボボボボボと音を立て、
船首の作る波がシャバーッと音を立て窓の外を流れていく感覚、爽快です。
江の島自体を眺めるのであれば午後が順光となります。
もしかしたら曇っている日の方がいいのかも。
オモテ(船首)に乗っている人は桟橋につなぐロープを扱う人です。
境川河口を出てすぐに、第十二べんてん丸とすれ違います。
船長は船の中央のちょっと高いところで船を操船しているんですね。
漁船と同じような位置にある感じ。
このようにツーマン体制で船は運航されています。
桟橋に夏の空が広がります。
これは海からじゃないと撮れないですね。
第十べんてん丸とすれ違い。沖に出るとこんどは左側通行です。
DNAのらせん構造みたいに、行きと帰りの航路は交差しているみたい。
江の島は東岸を1960年代頭に大規模に造成したため、
特に東側は原形をとどめていませんが、
西側は比較的磯の雰囲気を保っています。
中には釣り人の姿も多く見えます。
視界にポツポツと現れては消えていく釣り糸を垂らす人の姿は
まるでジャングルクルーズの動物のようです。
釣り船が浮かんでいます。
片瀬漁港から出ている「島きち丸」という釣り船のようです。
https://shimakichimaru.com/about.html
私は生き物を眺めるのは平気なんですが、触るのは苦手なので、
なかなかそういうの手を出せないんですが、
TVKとかでやってるような釣り番組とか見てるとすっごい楽しそうですよね・・・。
遠くに見える赤と白の煙突は、
藤沢本町駅近くの石名坂環境事業所(ごみ焼却施設)の煙突です。
船は稚児ヶ淵に作られたコンクリートの岸壁に接岸します。
最後の一発、逆噴射して船首をちょこんと当てて接岸するのがかわいらしい。
ここは浮桟橋ではないため、潮位によって船の高さが違うらしく、
低いときと高いときによって乗り場を使い分けることが出来るようになっているそうです。
船籍地は江の島湘南港。
定員は37名で救命胴衣は39配置ということはクルーが2名という意味でしょう。
折り返し便はバックしてぐるっと転回、境川方面へ向かいます。
すぐに後続の第十二べんてん丸が着岸します。
2012年の映像ですが、こちらは神奈川新聞がYouTubeで公開している映像を見ると、
漁師が漁の合間に運行しているらしいです。要は副業ということでしょうか。
ここが稚児ヶ淵。
江ノ島観光において最も奥地とされる場所。
地名の由来は、1659年「鎌倉物語」(中川喜雲著)に書かれている、
稚児と僧侶が身投げしたという話に由来するものだそうで。
この辺りはだいぶ穏やかじゃない地名がいろいろありますね。
ただまぁ心中が地名になるということは、
不用意に近づけば危ない場所というところで理にかなった名称なのかもしれませんね。
相模湾には、夏の江ノ島ではおなじみの巡視船「いず」が警戒中。
ぱらぱらと、釣りや磯遊び、ダイビングなどを楽しんでいました。
私たちは潮だまりを覗くだけ。
よくみると魚がちらほら。
岩屋へ向かいます。
小学生以来に入る場所です。
昔は水や光でいろいろな演出をしていた江の島岩屋でしたが、
入ってみるとびっくり。普通の洞窟になっていました。
落石の危険があると閉鎖されていた時期があるようで、
その前はこの岩場を水につかりながら歩いたんだとか。
この洞窟は、波によって少しずつ岩が削られてできた穴。
ところどころ、崩れた石のかけらが積まれているのが恐ろしいところです・・・。
ぼたぼたと水の落ちる音がします
この島は火山灰の層と岩の層があり、
湧水があちこちから湧いています。
それがここからも出ているということでしょうか。
なんか機械音がするけど・・・
この先は本来はロウソクを持って歩くのですが、コロナの影響でロウソクの貸し出しは中止に。
正直あのロウソク嫌いだったんですよ…
ただでさえ狭いのに火を持って歩くの、
落ち着かないし邪魔でしかたなくて
せめて電灯とかにしてくれないかなぁとか。
今はコロナの影響とはいえ、両手でカメラを構えられるのは嬉しいです。
いっそのことロウソクは廃止してくれないかなぁとも思ってしまいました…。
富士の氷穴とつながっているといわれる冷たい風の出る穴
きっと富士山にもサーキュレータを置いているのでしょう。
外の灼熱を感じない空間です。
まぁ、湿度が高くてこれはこれでなかなか大変ですけれども。
洞窟は2つに分かれていて
しかも、人感センサーがあるようで、
シラス丼もあり、シラスが揚がっていれば生シラスを選択することもできるそうです。
海の上ではジェットスキーが滑っていきます。
暑いのにほんとすごいや…。
江島神社の奥津宮へ。
勝田さんはカランと賽銭箱の中にコインを入れることに成功。
逆回りだからこそ見るこのアングル
ここから少し曇りになったので
弁天橋は落ち着いて歩けます。
べんてん丸は夕方になっても盛況です。
行きに乗った第十五べんてん丸も客を満載してやってきます。
先日のクルーザー騒動もあってか、
ジェットスキーがあちらこちらを突っ走っているからか、
この日は巡視船もたくさん出ています。
CL35 うみかぜですね。
このあと、新しくなった片瀬江ノ島駅でクラゲを眺めて解散となりました。
船も岩屋も飯を食うのもウン年ぶりでしたが、
富士の氷穴とつながっているといわれる冷たい風の出る穴
きっと富士山にもサーキュレータを置いているのでしょう。
外の灼熱を感じない空間です。
まぁ、湿度が高くてこれはこれでなかなか大変ですけれども。
洞窟は2つに分かれていて
江島神社もかつては神仏習合で、どちらかというと仏教テイストが強めだったようで、
中にも弁財天とか仏像が数多く並んでいます。
明治政府もここまで手出しをしなかったのか、
弁財天はもともと仏教の概念で、
神仏習合によって神様として扱われるようにもなったとかで
謎がいろいろあります。
ここに置かれている仏像の中に名前が不詳のものがあるのも、
その辺がかかわっているのかもしれませんね。
こちらは巳像、ようは蛇なんですけど・・・
Twitterで映えそう・・・運が上がりそうなスタイル。
ちなみにトグロをまいた蛇が違う意味で使われるようになったのは、
Wikipediaによると江戸時代からといわれているそうですが、
餓鬼草紙という平安時代に描かれた絵の中ですでにこの形は存在するといわれているそうですね。
https://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=A10476
なるほど輪郭だけ見れば確かにそう見える・・・。
第一岩屋はここまで見て、また出口に向かって歩いていく感じ。
すると一度穴から出て、もう一つの洞窟・第二岩屋へ向かうことになります。
三浦半島の方まで見えています。高い雲がのぼっていますね。
あつい。
明治政府もここまで手出しをしなかったのか、
弁財天はもともと仏教の概念で、
神仏習合によって神様として扱われるようにもなったとかで
謎がいろいろあります。
ここに置かれている仏像の中に名前が不詳のものがあるのも、
その辺がかかわっているのかもしれませんね。
こちらは巳像、ようは蛇なんですけど・・・
Twitterで映えそう・・・運が上がりそうなスタイル。
ちなみにトグロをまいた蛇が違う意味で使われるようになったのは、
Wikipediaによると江戸時代からといわれているそうですが、
餓鬼草紙という平安時代に描かれた絵の中ですでにこの形は存在するといわれているそうですね。
https://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=A10476
なるほど輪郭だけ見れば確かにそう見える・・・。
第一岩屋はここまで見て、また出口に向かって歩いていく感じ。
すると一度穴から出て、もう一つの洞窟・第二岩屋へ向かうことになります。
三浦半島の方まで見えています。高い雲がのぼっていますね。
あつい。
ここは湧水が海に流れ出る場所のようですね。
こちら第二岩屋。
こちら第二岩屋。
なぜかよくわからないピカピカした洞窟みたいな、胡散臭い時代の記録がなかなかないですね…。
この奥は、藤沢に住む子供達のトラウマスポットとして長らく有名でありました。
龍神伝説の龍が待っているのです。
この奥は、藤沢に住む子供達のトラウマスポットとして長らく有名でありました。
龍神伝説の龍が待っているのです。
ぼんやりと現れる龍神の姿。
前の方が出てからお入りください という貼り紙。
完全に、なんか仕掛けがあることを示している…!
しかも、人感センサーがあるようで、
近付くと咆哮が聞こえるという怪しげな空間
音量は昔より抑えられているのかも。
昔は洞窟の入口からでも漏れ聞こえる雷鳴と咆哮がガチで怖かったんですよ…。
小学生の頃はさらに雷の演出があって
怖くて怖くて仕方がなかったんですよね
もうゴメンナサイゴメンナサイって
なまはげかい(笑)
これは今でも子供ギャン泣きなのでは…
これは今でも子供ギャン泣きなのでは…
藤沢の子供たちの声を聞きたいところですね。
岩屋を出てきたら、入口には行列が。
岩屋を出てきたら、入口には行列が。
もうお昼の時間ですからね。
この日は遅めのお昼ご飯にすることに。
ディスプレイにはビールやカキ氷が並びます。
文字が素敵です。
江の島サイダーを注文
木造の建物に、酸味の爽やかなサイダー。
海見えるんですが、暑いので…。
エノカメというキャラがデザインされています。
富士見亭
名前の通り、富士山のある西側の崖の上に立つ料理店です。
ディスプレイにはビールやカキ氷が並びます。
文字が素敵です。
江の島サイダーを注文
木造の建物に、酸味の爽やかなサイダー。
海見えるんですが、暑いので…。
エノカメというキャラがデザインされています。
鶏肉ではなくサザエが入っています。
食感がコリコリしてて美味しいです。
シラス丼もあり、シラスが揚がっていれば生シラスを選択することもできるそうです。
海の上ではジェットスキーが滑っていきます。
暑いのにほんとすごいや…。
江島神社の奥津宮へ。
そのコンクリートが剥がれて再び現れたような状態。
池になっています。
涼しげですね。
龍の前には賽銭箱が。
これは…入れろってことだよね…()
10円玉を投げてみることに。
すると、落下地点が遠すぎて失敗。
したには失敗したコインがたくさん沈んで輝いております()
勝田さんはカランと賽銭箱の中にコインを入れることに成功。
うーんすごい!!
私は賽銭箱目掛けて放物線にしようとしたのに対して、勝田さんは垂直方向の動きを抑えていたので、入れるには都合が良かったのでしょう。
初詣で甘酒売ってるのはよく見て、その、健康のために、飲むわけですけど、
ラムネの開け方を教わっているのをみて、なるほど水分補給の重要性…と思ったのであります。
那谷寺の記事でも紹介したカメヤマローソクのベンチがここにもあるようで、そこで一休みする人たちがちらほら。
これが江ノ電の敷地になるとカールおじさんだらけだったんですが、最近はベンチ自体無くなりましたなぁこの辺も
逆回りだからこそ見るこのアングル
ここから少し曇りになったので
弁天橋は落ち着いて歩けます。
べんてん丸は夕方になっても盛況です。
行きに乗った第十五べんてん丸も客を満載してやってきます。
先日のクルーザー騒動もあってか、
ジェットスキーがあちらこちらを突っ走っているからか、
この日は巡視船もたくさん出ています。
CL35 うみかぜですね。
このあと、新しくなった片瀬江ノ島駅でクラゲを眺めて解散となりました。
船も岩屋も飯を食うのもウン年ぶりでしたが、
ちょっと空いている中でやってみると楽しいものですね。
鎌倉エアプも江の島エアプも少しずつ克服して、
鎌倉エアプも江の島エアプも少しずつ克服して、
次は箱根か、横浜か…。
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