2017年2月のこと。
そごうの屋上に行ったんです。

大学の午前授業の帰り、いつもデパートの屋上庭園に行ってお弁当を食べるという謎の遊びをしていました。

そのときにシーバスを撮影していたので、
ご覧いただこうと思います。


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目の前にはみなとみらい大橋、
その先には横浜市中央卸売市場があります。



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出港していくのは、
2021年5月に退役したシーバス2
クラッチの音がゴリゴリと大きな音を立てる、
特徴的なサウンドが好きでした。

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桜木町から分岐して南武線方面に抜ける、
高島貨物線の高架下を潜り抜けていきます。
このためにマストが低いのが特徴です。


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続いてやってきたのはシーバス3。
この平な水面を船が掻き乱していく、ネットリ感が美しい、穏やかな帷子川の河口です。

2019年の台風で漂流したシーバス5と接触して山下公園桟橋でに沈没、廃船に。
引き揚げられた姿はボロボロであまりにも衝撃的でした。

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シーバス3姉妹は形が揃っていただけに、欠けていく寂しさはありますが…
代船?のシーバスZEROはキッチンまでついてる豪華な船なので、これはこれで悪くない。


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ベイクォーターのポンツーンに接岸します。



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この上に開くウィングドアもお気に入りポイントです。
学生時代はなかなか船に乗るのも小遣いじゃきつかったですが、今となっては山下公園への便利なアクセス手段です。

この下のポートサイド地区にきてみました。

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シーバス2がゆっくりと移動していきます。


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このあたりの水域は高さ制限のある建築物が多いだけでなく、水底も浅いようで、
この薄っぺらいシーバスですら大潮の日は喫水に足りず運休になることがあります。


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JRの貨物線の下スレスレを通ります。


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なんとか通りきりました。

現在も開発が進む横浜駅周辺地区。
この日はこのあたりにあっあ旧YCATの調査に来ていたのですが、ほどなく取り壊されて大学になり、今はどうなっているのやら…。



今は横浜に行く足すら遠のいてしまっていて……

秋口を乗り切れるか、正直不安なのですが……こんなふうにアーカイブの執筆に腰を下ろす良い機会かと思っております。