小田原に路面電車がやってきました。
場所は小田原の箱根口というところにある、報徳広場。
報徳二宮神社内にある報徳会館が運営しています。
箱根登山鉄道小田原市内線の電車が長崎から里帰りをして、
私もそのクラウドファンディングに1万ほど突っ込みまして。
支援者向けの事前公開日があるとのことで参加してきたのです。大船駅から踊り子号で。
大船軒のしらす弁当を食べます。
やはり駅弁は塩味がしっかり聞いたご飯がいいですね。
いくらのプチプチ感もたまに味わうといい感じ。
小田原に着くとエメラルドの大雄山線の姿が。
今回は駅を出てお城方面へ向かいます。
トザンイースト。
ここはかつて小田原市内線の小田原駅で、
廃止後に商業施設として整備された経緯があります。
そのため地図で見るととても細長いビルなんだそうです。
小田原鉄道歴史研究会のマンホールを発見しました。
色々とここの活動は気になってまして・・・
ご近所さんだし何か勉強出来たらなと思ってます。
小田原城の前の工事現場の目隠しが立派なもんで撮影しちゃいました・・・。
公園内は桜が散り始めるころ。
出発が遅くなってしまったので、
天守閣の観察は無し。
忍者体験館、大人気っぽいですね。
城下は桜がもう広がっております。
復元された門は見学していきましょう。
門の上から撮る城は色がよいですね。
彩度のコントラストが美しい。
門の中では早速武士たちが待ち構えておりましたw
小田原評定
話が全く進まないことのたとえと言われています。
こっちはマスクしてませんでしたねw
門の向こうに桜の花、
と言ってもなかなか無理がありますねぇ・・・
上手く決まればよいのですが。
観光案内所はなかなかの近代建築感があります。
中も木造建築らしい床のぼこぼこ感がありますが、
しっかりリノベーションされています。
中には小田原城の模型がありました。
これは天守
こちらは門です
電車を見に来たとは言え桜をスルーするのは惜しい・・・。
堀は桜がいっぱい並んでいました。桜吹雪でしたよ。
奥にちらりと天守閣
天守は当たり前っちゃ当たり前ですが、
近代になってもあまり遠くからはよく見えないものですね・・・。
カモの親子が泳いでいました。
さて、ここからが本題です。
報徳ガーデンの路面電車を見に行きます。
これが、箱根登山鉄道、旧小田原市内線202号です。
全景を撮り忘れる失態w
こちらが別の日に撮影した202号の全景です。
支援者は一足先に中に入れるとのことで。
じっくり見学していきましょう!
(今後は日程を絞って有償見学となる予定)
これが202号の内装です。
白熱灯のライトですが、中身は節電のためLEDに変更されているんだとか。
客室内部は大きなものが使われています。
江ノ電10形にもついていますね。
天井にはロープと金具があります。
車掌がロープを引っ張ると金具が動いて鐘が鳴ります。
この発車の合図から、路面電車はちんちん電車と呼ばれています。
都電は発車合図として鐘が鳴るようになっています。
カーテンも入っています。
窓は上段固定、下段が上昇するタイプで、何段階か調整が効くようになっています。
さて、次に運転台に行ってみましょう。
直接制御車です。
東芝製の制御器が搭載されています。
圧力計もそのまま残っています。
ブレーキ圧力は分からないタイプのやつですね・・・。
報徳二宮神社のお守りが入っています。
予備灯スイッチとリレー。
これは停電時に点ける照明なのだと思いますが・・・。
遮断器は日立製です。
枠のネジ穴から見て何度か取り換えられたものと思われます。
反対側についても主要機器構成はかわりません。
こちらには、前尾灯とその切替スイッチ、室内灯、コンプレッサーのスイッチが並びます。
ステップです。
どうやら長崎にいたころ、熊本市電から譲り受けた台車に履き替えたそうで、
その時に床上高さが低くなったようです。
つまり、ある時期にこのステップは切り詰められている様子。
車体は鋼体化済、台車もないので、実はテセウスの船だったりします。
台車の上に点検蓋がありますね?
取手の穴にスマホのレンズを突っ込んで、見てみましょう。
まずはデッキよりのもの。
ブレーキシリンダーを見ることが出来るようになっているみたいです。
もう一つは、もしかしなくても台車を見るためのものです。
主電動機らしいものが見えます。
しかし暗くてよくわかりません。
一方こちらは
分かりやすく吊り掛け駆動の主電動機が掛かっています。
車体は鋼体化済、台車もないので、実はテセウスの船だったりします。
台車の上に点検蓋がありますね?
取手の穴にスマホのレンズを突っ込んで、見てみましょう。
まずはデッキよりのもの。
ブレーキシリンダーを見ることが出来るようになっているみたいです。
もう一つは、もしかしなくても台車を見るためのものです。
主電動機らしいものが見えます。
しかし暗くてよくわかりません。
一方こちらは
分かりやすく吊り掛け駆動の主電動機が掛かっています。
亀の子マークがありますので、主電動機は日立製なのでしょうか?
箱根時代の構成部品のわかる資料があればよいのですが…。
こちらは歯車がある部分でしょうか。
下から見ると、低床車体でスペースが十分になく、
また台車内側に取り付けられた主電動機が真ん中の空間を潰していて、
台車構造をよく観察することが出来ません。
陸送組がなんか写真上げてないか探しています。
点検蓋はこの上だと思うんですが。
前面から足回りをのぞき込んでみましょう。
警笛としてタイフォンが設置され、
台車中央部にブレーキシリンダーがついているのが分かります。
江ノ電のタンコロだと車体中心部に1つ付いていますが、
この車両の場合は2か所ついているわけです。
これがフェールセーフになったことで、長らく活躍することが出来たのでしょう。
前照灯
尾灯
このライトは構造上は運転台のスイッチ操作で切り替えるもので、
タンコロも同じような構造を採用しています。
この機能が生きているのは凄いですね。
曰く「長崎がしっかりメンテナンスをやっていたから」といいますが、
こうやって走らなくても生きてる電車としてここにいるわけです。
こちらも別の機会で見た幕ですが、
なかなかデザインが凝っています。
さて、この報徳広場、電車は看板ではありますが、
他にも花屋さんやカフェが併設されています。
きんじろうソフトとコーヒーをいただきます。
北海道赤井川村という、余市の方にある牧場からの牛乳で作られています。
北海道開拓時代に、二宮尊徳の教え子が作った牧場だそうです。
練乳をたっぷりかけたあまーいやつで。
きんじろうサブレがついています。
イートインコーナーに水が流れていると近寄りたくなるそごう脳な私
隣にはヤマト運輸の事務所があるのですがこれも蔵模様。
クロネコマーク刷新とのことでコレも貴重な記録になるか?
自販機も蔵のデザインです!
営業日には写真の展示もあるようです。
しばらく曜日を絞って車内公開をするとのことでしたが、投稿日の時点では毎日車内を公開しているとのこと。
状況が刻一刻と変わりますので、事前に一般社団法人小田原路面電車協会のTwitterを確認しておくと良いと思います。
風祭りのモハ2と合わせて、ぜひ通いたいところですね。
こちらは歯車がある部分でしょうか。
下から見ると、低床車体でスペースが十分になく、
また台車内側に取り付けられた主電動機が真ん中の空間を潰していて、
台車構造をよく観察することが出来ません。
陸送組がなんか写真上げてないか探しています。
点検蓋はこの上だと思うんですが。
前面から足回りをのぞき込んでみましょう。
警笛としてタイフォンが設置され、
台車中央部にブレーキシリンダーがついているのが分かります。
江ノ電のタンコロだと車体中心部に1つ付いていますが、
この車両の場合は2か所ついているわけです。
これがフェールセーフになったことで、長らく活躍することが出来たのでしょう。
前照灯
尾灯
このライトは構造上は運転台のスイッチ操作で切り替えるもので、
タンコロも同じような構造を採用しています。
この機能が生きているのは凄いですね。
曰く「長崎がしっかりメンテナンスをやっていたから」といいますが、
こうやって走らなくても生きてる電車としてここにいるわけです。
こちらも別の機会で見た幕ですが、
なかなかデザインが凝っています。
さて、この報徳広場、電車は看板ではありますが、
他にも花屋さんやカフェが併設されています。
きんじろうソフトとコーヒーをいただきます。
北海道赤井川村という、余市の方にある牧場からの牛乳で作られています。
北海道開拓時代に、二宮尊徳の教え子が作った牧場だそうです。
練乳をたっぷりかけたあまーいやつで。
きんじろうサブレがついています。
イートインコーナーに水が流れていると近寄りたくなるそごう脳な私
隣にはヤマト運輸の事務所があるのですがこれも蔵模様。
クロネコマーク刷新とのことでコレも貴重な記録になるか?
自販機も蔵のデザインです!
営業日には写真の展示もあるようです。
しばらく曜日を絞って車内公開をするとのことでしたが、投稿日の時点では毎日車内を公開しているとのこと。
現地へお越しになった方はご存知かもしれませんが、皆さまのご要望に応え、実は車内公開を基本的に
— 一般社団法人小田原路面電車協会(小田原ゆかりの路面電車里帰りプロジェクト) (@odawara_tram) April 14, 2021
毎日、11時〜16時
で行うようになりました。現地へ足をお運びの際は是非とも車内もご覧ください。
尚、弊協会スタッフは基本的に、土日等のみの駐在となります。 pic.twitter.com/AkKs3cHsS8
風祭りのモハ2と合わせて、ぜひ通いたいところですね。
コメント